◎赤ちゃんがうまれてからのお宮参りに大事な着物の着方
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「お宮参り」とは、赤ちゃんがうまれたら行う最初の行事で、その土地の神様へのご挨拶という目的があります。そのためきちんとしたカッコをしなければなりません。
「必要な紐や小物、しつけ糸の取り方など・・・またそれらのつけ方ってどうしたらいいの・・・?」初めてでわからない方、まわりにも聞きづらいな・・・という方、多いと思います。そこで今回は紐や小物、しつけ糸などの処理の要・不要を含め、お宮参りの着物の着方に動画を+α!
では早速次章からは、まずご両親の服装マナーについて軽く触れたのち、ポイントごとにわけて赤ちゃんの産衣の着方をまとめていきます。最後には動画での紹介もいくつかリンクしてあるので、よろしければチェックしてみてくださいね☆
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◎ご両親の服装マナー
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とはいえご両親の服装マナーについてはそこまでキビキビしておらず、
・お父様はスーツ
・お母さまはワンピース
といった洋装でも問題ないようです。しかしそうはいっても大切な節目の行事ですから、ある程度礼儀があって綺麗な服装を選んでください。もちろん和装でもオーケーです。またお母さまは授乳のしやすい恰好を意識したり、歩きやすい靴をチョイスするとラクさがアップします!
お父様はラフなカッコ(TシャツやジーンズなどはNGです汗!)は避け、きちんとジャケットを羽織るようにしてくださいね。
【お宮参りでの着物の着方ポイント①:紐の結び方(小物のお帽子のつけ方)】
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(1)1人が赤ちゃんを抱きかかえ、もう1人がお帽子を持ってください。
(2)お帽子をのせ、顎の下で紐をリボン結びにします。首の位置に近いので、苦しくならないよう軽く結びましょう。
(※)お帽子はベッドに寝かせても結べます。この場合は1人でじゅうぶんです。
【お宮参りでの着物の着方ポイント②:紐の結び方(小物のよだれかけのつけ方)】
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(1)1人が赤ちゃんを抱きあげ、1人がよだれかけを持ちます。
(2)よだれかけを軽くあて、赤ちゃんを抱いていない方の人が、首の後ろでそっと結びます。ちょうちょ結びがオススメです。あまり緩すぎても途中で外れてしまいますが、首なのでキツく結びすぎないよう気を付けてください。
【お宮参りでの着物の着方ポイント③:紐の結び方(お着物のつけ方)】
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(1)1人が片側のお着物の袖・紐・長襦袢の紐を一緒に持ちます。
(2)もう1人も同じようにしてもう片方を持ちます。
(3)紐2本を中から通し、袖から出します。左右どちらの袖もこうします。
(4)紐を軽く引っ張り、お着物を裏返して形を整えます。
【お宮参りでの着物の着方ポイント④:紐の結び方(お着物へのつけ方)】
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(1)お帽子とよだれかけ装着済みの赤ちゃんを横抱きにします。
(2)長襦袢とお着物の紐を一緒に持ち、赤ちゃんとお母さまを一緒に包むようにナナメにして、お着物をかけます。赤ちゃんは左側にいるので、右の肩にお着物がかかるようにします。
(※)分かりづらければ、「赤ちゃんのお顔が見えるように」を意識してください。
(3)背中の部分で、長襦袢の紐とお着物の紐とをまとめて結びます。ちょうちょ結びがオススメです。
【お宮参りでの着物の着方ポイント⑤:小物のつけ方】
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これまでは赤ちゃんのお着物の着方と、お母さまへの結び方の手順を紹介してきました。もちろんこのままでもじゅうぶん愛らしいのですが、ここにプラスアルファで小物を付けるのもいいと思います!
とはいえ小物はいろいろあります。主に
・扇子
・お守り袋
・でんでん太鼓
・いぬ張子
・・・など、縁起のいい小物を用意するのがオッケー!でも「用意したはいいものの、どうやって使うの?」「つけ方は?」「持って行くの?」・・・などなど疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。でもとってもかんたんです!
着ているお着物の紐につるすだけ!!かんたんなつけ方で小物の着用もラクラクですね♪ワンポイントあると縁起がいい・礼装らしいといったイメージだけでなく、可愛らしさや風流な雰囲気も出せるので、おすすめしたいんです。しかし一応神社に持参するものなので、小物を選ぶときは楽しく、慎重に。
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◆ほかにもいろいろ!動画で理解する着付けベスト3
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着方は理解できたけど、ちゃんとうまくできたのか不安・・・。そんな方のために3本ほど参考動画を選んでみました。どの動画内でも丁寧に説明されているので、迷ったときはぜひ参考にしてみてください♪
カンタン着方動画(1)
実際に赤ちゃんを抱いての解説です。背景が濃いめの色で、お着物との色の差もハッキリしているので見やすく、イメージが湧きやすいです。
カンタン着方動画(2)
ぬいぐるみを使用してのレクチャー動画です。抱っこしながら2人がかりで着せる方法の動画です。
カンタン着方動画(3)
コチラもお人形を使用したレクチャー動画です。ほか2本と違い動画の時間が短く、それなのにも関わらずシッカリとした解説が入るため、忙しいご夫婦の方は必見です。
【お宮参りでの着物の着方ポイント⑥:しつけ糸】
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既にご存知の方が大半だとは思いますが、お着物には「しつけ糸」というものが付けられています。これは着物に限ったことではなく、振袖や浴衣・制服など、買うとしつけ糸を切るイメージですよね。
しかしお洋服の種類によっては、「切っていいしつけ糸」と「切ってはいけないしつけ糸」がありますので、注意してください。今回のお着物において切ってもいいしつけ糸は、
・お着物の裾のしつけ糸
・前胸の紐をとめているしつけ糸
です。くれぐれも間違いのないよう、気を付けてくださいね!
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◎お宮参りでの着物の着方のみにあらず!その後の保存方法は?
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今回のメインは着方ですが、もし次の機会があったりするときのためや、記念にとっておいたりするためには、保存方法が大事です。特に着物はデリケートなので、ちゃんとした保管が必須です。その方法をかんたんにまとめます。
(1)シワ伸ばしと日焼け防止のために、日が当たらない室内でハンガーにかけ、半日干します。
(2)汚れ(シミ)などがないかチェックし、たとう紙をはさんで湿気の少ないところに保存します。
(※)このとき保存剤といっしょに保管するのがオススメです。
◆ほかの機会で着物を使う時のために~おまけの応用お直し動画~
以降はプラスアルファの内容で、ちょっとしたオマケです。赤ちゃんのときはお宮参りでも、これから成長して七五三でまたお着物を着たり、兄弟ができたらおさがりで使いまわしたり・・・ということがあると思います。これからもお着物の使用行事がちょこちょこあるので、そのような機会にちゃんと合う着物を着られるよう、肩あげなどの仕方も動画でサクッと紹介します!
Youtubeにアップされているものでも特にわかりやすいので、参考程度にどうぞ。既に兄弟・姉妹がいて「着物どうしよう?ちょっと大きいだけなんだよな・・・」と悩んでいらっしゃる方必見です。
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◎まとめ
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いかがでしたか?出産でお疲れののちの行事でちょっと大変かもしれませんが、ハレ着に身を包んで神社にお詣りしに行くのも大切な行事のひとつ。これからの家庭を思い浮かべては、幸せの実感も湧くと思います。
最後にお宮参りでの体験談的なトーク動画のリンクを貼ってみました!「お宮参りどうした!?」というテーマを主軸に楽しく見れるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!あなたのお宮参りが成功し、今以上に幸せな家庭が築けますように♪