ロックダンスって何?
今までダンスとは無縁だった人にとってみれば、ロックダンスが他のダンスと何が違うのか分からない人もいると思います。そこで、少しロックダンスについて説明してみますと、ロックダンスとは、ストリートダンスに属するダンスの1つです。ロックは英語のLOCKから来ていて、足や手を一時的に動かすのをやめて、ミュージックと共に動き出すことで流れを作る特徴的な踊りです。
関連記事
ロックダンスはいつから踊られるようになったの?
この特徴的なダンスが踊られるようになったのは、1970年代からで、ドン・キャンベルという振付け師が生み出したと言われています。最近の新しいジャンルのダンスかと思いきや、40年ほどの歴史があるダンスだっていうのも、なかなか意外ですね。
実際、アメリカでは1970年代から踊られていましたが、日本では当時、それほど有名ではありませんでした。日本で知れ渡るようになったのは1980年代以降で、トニー・ゴーゴーによって広まっていきました。トニー・ゴーゴーは、ロックダンスを最初に踊ったグループ、「THE LOCKERS」のメンバーの1人です。
2人の人気ダンサー「GOGO BROTHERS」
現在、人気ダンスグループとして知られる、「ゴーゴーブラザーズ」。2人の兄弟からなりなっていますが、実は彼らのお父さんは、1980年代にロックダンスを日本に広めたトニー・ゴーゴーなんです。さすが、人気ダンサーの父を血筋に持つだけあって、ダンス力は抜群だと言われています。お父さんが踊っていたロックダンスはもちろんのこと、オールジャンルのダンスが踊れるそうです。
ストリートダンスの種類
HIPHOP
ストリードダンスの中でも王道なものとして挙げられるのが、「ヒップホップ」です。一般的にラップミュージックに合わせて踊るダンスです。特徴的なスタイルはありませんが、どれだけ個性的に自分流で踊れるかが重要視されます。
BLEAK
「ブレイクダンス」は、世界でも多くの人達に踊られている人気のダンスです。元々は、黒人のジャンググループ達が、お互い殺し合う代わりに、ダンスバトルで決着を付けようと始まったダンスだと言われています。そのため、ブレイクダンスのパフォーマンスや大会では、それぞれダンサー達が踊って競う姿が見られます。
DANCEHALL(Reggae)
上記2つがのジャンルがアメリカ生まれなのに対し、ジャマイカ生まれの特徴的なダンスとして知られるのが、「ダンスホール」です。ダンスホールと聞いてもピンと来ない人がいるかもしれませんが、「レゲエ」なら聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
「レゲエ」は、元々1960年代頃からボブ・マーリーが特徴的なミュージックに合わせて踊ったダンスと言われています。どちらかというと、ゆっくりとしたテンポながらも、どこかセクシーさがあります。これ対し、1980年代頃から少し早めのテンポでデジタルサウンドに合わせて踊るのが、「ダンスホール」と言われています。
最近では、有名歌手Rihannaなどが、このダンスホール(レゲエ)ミュージックを歌ったりしているので、欧米などではとっても人気があります。新しく特徴的なスタイルを加えて、更に進化した踊りがみれると思います。見た目は結構簡単そうに見えますが、実は結構激しく、アクロバティックなものもあります。
ロックダンス初心者でも簡単にマスターできる!基本技①:LOCK(ロック)
さて、ここから本題のロックダンスについてみていきましょう。初心者でもマスターできるように、特徴的な動きや踊るコツをまとめてみました!
まずは、基本中の基本、ダンスの名前にもなっているロックステディーの動きから。この動きは、他のストリートダンスにも共通するところがあります。まずは腕を前で一時的にストップさせた後、上下に動かします。もし、この動きに慣れてきてできるようなら、ビデオのように足の動きも少し一緒につけてみましょう。足の動きですが、左右共に上に交互に引き上げます。
コツ
踊るコツとしては、腕と足の動きに慣れてきたら、次は腰を左右に少しふってみることです。この腰の振り方をすることで、より一層踊りがうまく見えます。また、腕、足、腰を使うので、ちょっとしたエクササイズにもなります。
ロックダンス初心者でも簡単にマスターできる!基本技②:POINT(ポイント)
続けて、「ポイント」という動きです。名前通り、人差し指でポージングする動きです。片方の腕を外、中、外、中の順に繰り返して動かします。
コツ
この腕を動かす時のコツですが、肩のラインから真っ直ぐ伸ばすことです。キレがある動きをすることで、より格好良く見えます。少し慣れてきたら、もう片方の腕をしっかりと固定させましょう。
ロックダンス初心者でも簡単にマスターできる!基本技③:PACING (ペイシング)
元々はお金を払う仕草に似ていることから付いた名前だとも言われているこの動き。ひじをしっかり上げて、手をグの形にしながら腕を横に伸ばしたり、戻したりします。片方の動きに慣れてきたら、両方一緒に動かしてみましょう。できるようであれば、足でカウントしながら早く動く練習してみるのも良いかもしれません。
コツ
踊るコツとしては、ひじの角度を真っ直ぐにすること。そして、イメージ的に誰かの家のドアをノックする感じで少しバウンドさせてみると、ダンスの動きらしくなります。
ロックダンス初心者でも簡単にマスターできる!基本技④:GIVING FIVE (ギビングファイブ)
手のひらの先を使って、カウントにあわせて両手でクラップをする動きです。クラップする際は、下にある方の手首を返します。この動きに慣れてきたら、クラップに合わせて足を少しジャンプさせてみるのも良いでしょう。
コツ
カウントにあわせてクラップするときに、上下の手をはじきながらすることで、より一層ナイスに見えます。
ロックダンス初心者でも簡単にマスターできる!基本技⑤:TWIRL(トゥエル)
下から上へ手首をくるくる回転させる動きをします。基本中の基本の動きで、最初は片手ずつ練習しましょう。片手でうまくできるようになったら、もう片方も一緒に合わせてしてみましょう。
コツ
上にあげてバウンドさせるときに、軽く手で何かを握る動きがありますが、この時に卵を持つ感じをイメージすると、きれいなフォームになります。
ロックダンス初心者でも簡単にマスターできる!基本技⑥:KICK WALK(キック・ウォーク)
ここまで、腕や手を使う動きを紹介してみましたが、キックウォークは足のステップに関する動きです。ロックダンス独特なステップの動きなので、覚えておきましょう。キックをしながらステップをふみます。最初は、このキックを入れるタイミングに戸惑うと思います。
コツ
コツとしては、跳ねるリズムを意識しながらステップをふむことです。慣れてきたら、少し体をバウンドさせると、上手に見えます。
関連記事
まとめ
いかがでしたか?今回は、ロックダンスの起源や初心者でも簡単にマスターできる基本の技などを簡単にまとめてみました。実際のチュートリアルビデオと一緒にコツも合わせて書いてみたので、分かりやすいと思います。ダンス初心者で、ロックダンスを踊れるようになりたい!と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。