【結婚式の忌み言葉とその理由、言い換え！】結婚式で口にしてはいけない言葉・忌み言葉
結婚式は、男女が永遠の愛を誓う大切なものです。二人の幸せを願う結婚式で、口にしてはいけない言葉があることを知っていますか。忌み言葉と言われ、結婚式のスピーチや招待状、ムービー、感謝のメッセージなどで使用してはいけない言葉です。
忌み言葉とは？
忌み言葉とは、結婚式や葬儀の場において使用を控えた方が良いとされる言葉のことです。縁起の悪さを連想させる言葉とされ、結婚式では離婚や不幸を連想させる言葉などがこれにあたります。
【結婚式の忌み言葉とその理由、言い換え！】①重ね言葉
重ね言葉とは、同じ言葉や同じ意味の言葉を重ねて用いることです。
重ね言葉がふさわしくない理由
重ね言葉が忌み言葉とされる理由は、再婚や悲しい出来事の再来を連想させるためといわれています。
重ね言葉の例
〇再び 〇再度 〇またまた 〇たまたま 〇くれぐれも 〇しばしば 〇わざわざ 〇重ね重ね 〇繰り返し 〇再三 〇次々 〇わざわざ 〇度々 〇相次いで 〇皆々様 〇日々 〇いろいろ 〇いよいよ 〇ますます
【結婚式の忌み言葉とその理由、言い換え！】②不幸を連想させる言葉
幸せであるはずの結婚式において、不幸を連想させる言葉も忌み言葉の一つです。直接的な言葉はもちろん、不幸を連想してしまう言葉も忌み言葉ですので、知らずに使ってしまう可能性もあります。
不幸を連想させる言葉の例
〇死(四) 〇死ぬ 〇苦(九) 〇苦しむ 〇悲しむ 〇滅ぶ 〇終わる 〇閉じる 〇衰える 〇絶える 〇病む 〇患う 〇倒れる 〇落ちる 〇枯れる 〇色あせる 〇途絶える 〇弔う 〇亡くなる 〇散る 〇弱る 〇忙しい 〇痛い 〇とんでもない 〇流す 〇涙 〇負ける 〇おしまい 〇最後
【結婚式の忌み言葉とその理由、言い換え！】③離婚(別れ)を連想させる言葉
離婚や別れを連想させる言葉も忌み言葉の一つです。男女の結婚を祝う場で離婚や別れを連想させる言葉はふさわしくありません。
離婚(別れ)を連想させる言葉の例
〇終わる 〇別れる 〇去る 〇割れる 〇切る 〇流れる 〇冷える 〇冷める 〇薄れる 〇捨てる 〇失う 〇出る 〇逃げる 〇帰る 〇戻る 〇消える 〇飽きる 〇つぶれる 〇泣く 〇壊れる 〇離れる 〇欠ける
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【結婚式の忌み言葉とその理由、言い換え！】別の言葉に言い換える
結婚式の場においてふさわしくない忌み言葉は、別の言葉に言い換えることで使うことができます。忌み言葉の言い換え例をご紹介します。
①重ね言葉の言い換え例
〇「再び」→「あらためて」
〇「わざわざ」→「ありがたく」「特別に」
〇「重ね重ね」→「あわせて」
〇「たびたび」→「何度も」「幾度も」
〇「ますます」→「一段と」「より一層」
〇「いろいろ」→「多く」「多彩な」
〇「いよいよ」「ますます」→「さらに」「もっと」
②不幸を連想させる言葉の言い換え例
〇「四(し)」→「四(ヨン)」
〇「九(く)」→「九(ここのつ)」
〇「病に倒れる」→「変調をきたす」
〇「最後」→「結び」
③離婚(別れ)を連想させる言葉の言い換え例
〇「終わる」→「結ぶ」
〇「(新しいスタートを)切る」→「(新しいスタートラインに)立つ」
〇「(ケーキを)切る」→「(ケーキにナイフを)入れる」
〇「(音楽が)流れる」→「(音楽が)聞こえる」
〇「(料理が)冷めないように」→「(料理が)温かいうちに」
〇「飽きる」→「満足する」
〇「帰る」→「おいとまする」「失礼する」
【結婚式の忌み言葉とその理由、言い換え！】もしも言ってしまったら
いくら細心の注意を払っても、忌み言葉を言ってしまうことは誰にでもあります。もしも忌み言葉を言ってしまった時はどう対処すれば良いでしょうか。
すぐに謝罪する
もしも忌み言葉を言ってしまったら、すぐに「失礼しました」と軽く謝罪してから言葉を続けましょう。
【結婚式の忌み言葉とその理由、言い換え！】まとめ
もしも結婚式に招待されたら、忌み言葉についてよく知っておくことが大切です。忌み言葉に十分注意して、幸せな結婚式を幸せな言葉で飾りましょう。
