メンズ＆レディースの、おしゃれなシャツの腕まくりのやり方を、これからご紹介します。シャツの腕まくりは、春夏の暖かい季節ではまくりたくなるものです。ただ、デイリーシーンでの腕まくりは自由ですが、ビジネスシーンでの腕まくりとなると少し話は違ってきます。会社でのシャツの腕まくりは、まず許されません。だらしなく見えて上司や先輩、顧客に対して失礼だという観点から、腕まくりを控える会社がほとんどです。

夏季のクールビズでの腕まくりは、多少は容認されるでしょうが、それ以外の季節ではまずありえません。現在、オフィスカジュアルを取り入れて、スーツ姿での業務を行わない会社も増えてきています。その場合は、シャツの腕まくりも許されるでしょう。各自の会社のルールに従って、シャツの腕まくりを行うようにしましょう。

暑い時期の通勤時には、ベーシックロールがおすすめです。涼しく快適に通勤ができます。暑い夏季は熱中症が心配ですので、シャツの腕まくりを通勤時はしましょう。会社に着けばエアコンが冷えていますので、袖をおろして仕事の開始です。

女性のベーシックロールも、きちんと感があり大人可愛いです。

カフスのボタンを全てはずしましょう。

カフスの幅に合わせて、３回折り返して行きます。

袖口の形を整えて、完成です。

ベーシックロールは、もっとも基本的で、きちんと感がある腕まくりのやり方です。手順は簡単で、カフスのボタンを全てはずしたら、カフスの幅に合わせて３回折り返して完成です。もし、残業などで仕事をする場合には、ベーシックロールで腕まくりをしても許されるでしょう。ただし、上司はいないことが限定ですが。基本のベーシックロールは、ビジネスマンも行いやすいスタイルなので、マスターをしておきましょう。

イタリア男のモテスタイル、ミラノまくりです。とてもおしゃれでカッコイイ袖のまくり方で人気があります。

女性のミラノまくりのシャツブラウススタイル。大きめのシャツと柔らかい素材感が、こなれた雰囲気に。シャツの袖口が華やかで女性らしく素敵です。

ミラノまくりのやり方です。①カフスのボタンを全てはずします。　②カフスの倍の長さまで、袖口をまくります。　③まくった袖のカフスより下の部分を半分に折りあげます。④カフスを好みで少しおろして完成です。このミラノまくりは、袖口がずり落ちてきません。ファッショナブルな雰囲気ですので、どんなコーデにもおすすめな腕まくりになります。

ミラノまくりの、袖口部分を少しではなく全て下向きに折り返したアレンジです。これは、女性ウケが良いでしょう。ある程度ラフさが見えないと、色気はでません。カッチリロールアップすれば、仕事向きのビジネススタイルに向きます。すこし、崩したまくり方は、ぬけ感が出てセクシーに見えます。女性ウケが１番良いのは、袖をめくる前のカフスをはずしただけのスタイルという定番もあります。ミラノまくりはセクシーなまくり方なので、基本的に少しラフさを出し崩し気味にまくってみましょう。

男性の３段まくりは、シンプルで落ち着いた雰囲気がおしゃれに。細かく折りたたむ袖口のスタイルなので、エレガント感も出て来る洗練された腕まくりと言えます。

女性の３段まくりもあります。腕まくりのやり方はほとんどがユニセックスで、男女兼用のまくり方ばかりです。シャツの袖は、７分丈にまくりあがるので、春先などにおすすめのスタイルです。とくに、女性に繊細なスタイルでよく似合います。

３段まくりのやり方です。カフスの半分幅で折ります。そのまま、３回折り返したら完成です。７分丈に袖がなる、腕まくりのやり方です。シンプルで洗練されたおしゃれ感を演出できる、大人におすすめのきれいめスタイル。

この腕まくりも、定番のスタイルです。少し崩す袖口が、とてもセクシーに見せる腕まくりに。また、ずり落ちないまくり方なので、機能的にもおすすめです。

①カフスのボタンをはずしましょう。

②袖口を１回、折り返します。

③袖口を更にもう１回折り返します。ここの折り返しは、シャツの袖を長めに着こなしたい場合は、折り返さず②のままでOKです。

④袖口の表て部分を、半分だけ更に折り返して完成です。これで、袖口がずり落ちてきません。カッコよくて、女性ウケも抜群の腕まくりでおすすめします。

スリムロールは、３段まくりの兄妹のようなアレンジになります。袖を肘までまくりあげたスタイルです。男性も女性も腕をすっきりと見せるまくり方で、暑い時期などにはおすすめの腕まくりになります。ロールケーキか海苔巻きのように、袖口を下からくるくるとロールさせて巻き上げた腕まくりです。まくりあげた袖口が、丸いドーナツ状になりとても可愛いスタイルになります。女性には特に、大人可愛くおすすめです。

女性におすすめの可愛い腕まくりです。ふんわりとした袖のブラウス全般におすすめできます。袖口を７分丈まで引き上げて、アームバンドやヘアゴムなどを使って袖口近くで留めます。あとは、袖の生地をかぶせて、ゴムが見えないように整えたら完成です。ゴムで止めるとこにより、まずずり落ちません。ずっと、ふんわりとした袖をキープできます。簡単だけれど、ゆるふわさやとろみ感も出せる、女性におすすめの腕まくりです。

こちらの腕まくりも、スリムロールと同系です。くるくると丸めた袖口を、手首近くで留めたスタイルになります。とても可愛らしいので、とくに女性におすすめの腕まくりです。男性も、可愛らしさを演出する時には、おすすめのラブリーなスタイルになります。

カフスの袖口を、１回だけ折り返したごくシンプルなスタイル。カフスの美しさを、１番に演出できるまくり方でもあります。袖口のカフスが花びらのように広がり、シンプルなのにフェミニンな表情に。男女共、おすすめのシンプルで華やかな美しい腕まくりです。

メンズ＆レディースシャツの腕まくりのやり方を、厳選してご紹介しました。シャツは腕まくりのやり方によって、いろいろな表情を演出できるアイテムです。毎日のオン＆オフのシーンに合わせて、おしゃれで素敵な腕まくりを楽しみましょう。ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。