ピアスには個数や位置で意味が変わってくるという話がありますが、皆さんはご存知ですか？片耳に付けたり、両耳で違う数ピアスをしたりとさまざまですが、どういった意味が込められているのか知ってからピアスをした方が安心ですよね！ピアスを付ける時のバランスもあります。ということで、ピアスの個数や位置でどんな意味を持つのかをご紹介していきます！

ピアスのもつ意味は、古代ヨーロッパや古代エジプトからの歴史が関係しています。起源はさまざまな説があるようです。男性はもともと戦うときに利き手(右手)に武器を持ち、反対の左手で女性を守ると言うことから、左は相手を守るということで男性的な意味、右は守られる女性的な意味を持っていたそうです。そういった歴史を経て、片耳左側は男性、片耳右側は女性という風習がうまれ、婚姻の象徴に男性が女性にピアスを送り、それぞれ左右片耳につけていた時代があったそうです。

上記のような意味を持つことから、女性は片耳にピアスを付ける場合、右側がおすすめです。女性が左側だけにピアスを付けている場合、男性的な意味になってしまうため「レズビアン」という意味でとらえる場合があるそうです。男性は左側片耳に付けている場合が多く、先ほどの説明からもくるように「勇気と誇り」という意味がこめられます。男性は反対に右側に片耳ピアスを付けている場合は「ゲイ」としてみなされることもあるようです。

そして、女性の右側の片耳ピアスには「優しさと成人女性」という意味が込められています。今でも男性からピアスを送り、女性の右耳に付け、お互いに左右で付けるという風習が残っているところもあるそうです。やはり片耳にピアスを付ける場合は男性は左側、女性は右側が良いようです。

ではひとつずつバランスよく左右で付ける場合はどうなのでしょうか？この場合、とくに深い意味を持たないそうです。先ほどの話からいうと、「ノーマル」としてみなされ、意味を持たずにただオシャレを楽しむ感じになるかと思います。また、耳たぶでも下の方や上の方、どこの位置に空けるのが良いのかわからないと言う方もいらっしゃいますが、それには特に意味は持ちません。

しかし小さめのフープピアスなど、輪っか状になっているものを付けたい場合はあまり上すぎると耳たぶが邪魔になり輪っかが綺麗に見えない場合があります。あまりに下過ぎても、重くてボリュームのあるピアスを付けると切れてしまうこともあるので、自分の付けたい好みのピアスでバランスを見て位置を決めると良いでしょう。また、平均的には耳たぶの下端と耳の前線から７～８mmくらいの場所に空ける方が多く、バランスがよく見えるということです。

ではピアスの数についてですが、両耳に2個ずつ、左耳に4つ右耳に2つ、その反対など同じ数で偶数の場合はとくに意味を持ちません。男性も女性もとくに意味を持つことはないそうですが、このピアスのあけ方はあまりかっこよくないという意見が多いそうです。

また、両耳に奇数ピアスの穴をあけて左右で偶数になる場合、たとえば左耳1つ右耳3つなどの場合にも深い意味は持たないそうです。

では、ピアスの穴が多いとき全部で奇数になる場合です。例えば、右2つに左3つ、右２つに左1つなどです。こういった場合は、意味を持たせたい方の耳を偶数にするというのが海外の風習ではあるそうです。そのため、女性は右2つ左3つ、右2つ左1つなどにすると「ノーマル」と言う意味になるので、女性はそのように知っておくと良いでしょう。

反対に、左2つ右3つ、左2つ右1つなど左だけに偶数のピアスの穴が空いている場合は「レズビアン」という意味を持つそうです。偶数のほうに意味を持つということですので、おのずとこういった意味になるんですね。バランス的に見ても、左右のピアスの穴がの数が違う方がバランスがよくおしゃれだということで、全体で奇数になるようにしている方は多いそうです。ピアスの穴が多い方は、意味まで知っておいた方が良いでしょう。

実は日本と海外だとピアスの意味が違ってくるようなのです。それは、昔から日本では奇数が縁起が良いとされてきたことです。七五三などの行事もあるくらいですので、奇数は縁起が良いという日本の風習が今でもあります。日本の今までの風習や文化を大事にしたいという場合は、奇数のするとよいでしょう。また、ピアス1つだと恋愛の運気が上昇、ピアス３つだと仕事や勉強の運気が上昇、ピアス５つだと人生の運気が良い方向へ向かうという具体的なジンクスも！ぜひこれは参考にしたいですよね♪

逆に欧米の文化では割り切れる数の偶数が好まれる傾向があるようです。ピアスに意味を持つ場合ほど、欧米では偶数にこだわるという風習があるそうです。本来ピアスは海外から入ってきたものですので、そういった意味では欧米の文化として偶数で考えるのも良いですね。

他にもピアスのジンクスはあり、例えばすでにペアになっている偶数のピアスを付けていると恋人ができないというジンクスです。これはほとんど皆さんやっているのでは？と思いますが、こんなジンクスもあるようです。これはピアスを男女で左右分けて片方ずつ付け、婚姻の象徴にしていたことからきているのだと思われます。

また、右よりも左の方が多いと幸せになれるという漠然としたジンクスも存在するようです！この全体的な意味とジンクスを掛け合わせると、左に3つ右に2つなどのあけ方が良いということになりますね。これだとピアスの数が多いと感じる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、バランスよく、なおかつジンクスを守って意味を持たせたい場合はこのあけ方がおすすめです。

では女性のピアスに関して、男受けはどうなのでしょうか？実際に男性の意見を検証してみましょう！

先ほどのジンクスやピアスの歴史を知っている男性からすると、左だけに片耳ピアスをしている場合や左に偶数のピアスをしている場合は「レズビアン」という意味を持ってしまうため、男受けとしてはあまりよくないでしょう。男受けをきにするのであればやはりノーマルをしめす両耳、もしくは女性らしさの象徴である右側に片耳ピアス、もしくは右耳偶数であけるのが良いでしょう。

男受けを気にするなら、あまり多くのピアスの数はよくないでしょう。5つ以上あけてしまっているとちょっと遊び人に見える…という声などもあり、数は人それぞれです、中にはピアスがひとつでも空いているとあまりよく思わないなどといった意見もありますので、男受けを狙う場合は数が多いとよくないかもしれません。

いかがでしたか？ピアスにはこんなにジンクスが多いなんてびっくりですよね！場所によっても意味が変わってきたりするので、それは自分が信じたいジンクスや意味を信じて数や位置を決めるのが一番でしょう。また顔のサイドに来る耳はバランスがとっても重要。綺麗なバランスで可愛くピアスでおしゃれができるようにしましょう！