水引アクセサリーの作り方&材料!ピアスやイヤリングに!基本のあわじ結びも!
水引と言えば・・・結婚式などに使うご祝儀袋をイメージしますが、最近では、「和」の優しくかわいいイメージが人気で、水引を使ってアクセサリーを作るのが人気です。水引は、複雑な結び方などがデザイン性があり、ピアスやイヤリング、キーチェーンなど、いろんなアクセサリーに使われています。自分で作るとなると、結び方などをマスターしなければいけないですよね。今回は、水引アクセサリーに使う材料やピアス、イヤリングなどの作り方、基本的なあわじ結びなどの結び方などをまとめてご紹介します。
【水引アクセサリーの作り方】1.水引アクセサリーとは?
水引とは、ご祝儀袋についている飾り紐のことです。水引は、もともとは中国から伝わったものと言われています。飛鳥時代に中国の死者からの贈り物に紅白のひもが結ばれていたものが元となっているようです。水引は、ご祝儀袋の表に結ばれているものですが、今では紅白以外にもいろんな色を使ってカラフルにきれいな水引があります。結び方は、基本のあわじ結びをはじめいろんな種類があり、それぞれに意味があります。いろんな結び方を使ってピアスやイヤリングなどのアクセサリーにしたのが水引アクセサリーです。いろんな意味を考えながら作るとより楽しいですね。
水引には、人と人を結びつけるものとして、古くからいろんな意味も込められています。あわじ結びは、一度結んでしまうとなかなかほどくのが難しいことから結婚式に使われる結び方です。両はしを持って引っ張ると、よりきつく結ばれることから、末長く付き合うと意味もあるようです。また、蝶むすびの水引もありますが、蝶むすびは何度でも結べることから結婚式には向いていません。出産祝いなどのときに使われる水引です。ご祝儀袋だけではなく、みじかに水引アクセサリーとして身につけておくにも意味がありますね。和のイメージがある水引ですが、和装だけではなく、いろんなコーデに活用できます。
【水引アクセサリーの作り方】2.材料
水引は、和紙を細く切って、こより状にしたものですが、ただこよりにしただけではほどけてきてしまうので、糊を塗り、乾かして固めたものです。そのひもに金や銀の薄紙やフィルムなどで仕上げたものが水引です。
出来上がりをイメージするのが難しく、一本づつ水引の材料を購入する場合、どの材料を買ったら良いのかわからないと言う方には、水引初心者さん用の材料セットもあります。約90cmの水引が10色、各3本づつ入った30本入りなので、最初にちょっと作ってみて、あとで自分のオリジナルに挑戦することもできますね。基本のあわじ結びと応用編の手引きが付いていて、水日はアクセサリーなどの実例、デザインペーパーが付いた材料セットです。
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【水引アクセサリーの作り方】3.あわじ結びの結び方
あわじ結びは、3つの輪が均等にきれいになるように結びます。外側になる色と内側になる色を違えて作るので、どの色が外側になるのかイメージしてから水引を持つとよいです。数本の水引を束ねる場合は、しっかりとしごいて全てをまとめて結ぶようにするときれいにできます。
【水引アクセサリーの作り方】4.あわじ結びでピアス・イヤリングをアレンジ
あわじ結びの変わり結び
あわじ結びのひとつの輪を大きめにして、3本の水引の長さを変えると、あわじ結びの変わり結びができます。基本のあわじ結びよりゴージャスな感じがあり、華やかなになるので、ピアスやイヤリングにするとおしゃれです。
あわじ結びでネコシェイプ
あわじ結びの両はしの残った水引をネコの耳のように入れると、かわいいネコシェイプになります。ネコの鈴のようにパールをつけてもかわいいですし、耳のところにふわふわの玉を付けてもかわいいですね。
【水引アクセサリーの作り方】5,梅結びの結び方
梅むすびは、基本のあわじ結びをマスターしてから作ります。と言うのは、梅むすびは、まずあわじ結びを作ってからあと2ステップを加えるだけで梅むすびが完成します。とっても簡単なのに、あわじ結びとは全然違う形になるのがおもしろいですね。梅むすびは、輪っかを小さめにするとよりかわいい形にできあがりますよ。こちらの動画では、カシメを付けてストラップを作っています。
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【水引アクセサリーの作り方】6.梅むすびでピアス・イヤリングをアレンジ
かわいい梅の形をした梅むすびを使って、イヤリングやピアスを作ってみましょう。色を変えると雰囲気も随分と違うものになるので、赤いものや白いもの、または、パープルと白を混ぜたものなど、いろんな色で作ってみてくださいね。
基本になる梅むすびをマスターしたら、梅むすびを使ってかわいいピアスやイヤリングを作ってみましょう。基本の梅むすびの結び方をご紹介したところでは、後ろに余った2本の水引の端っこをカシメで止めたので、端っこの処理が簡単でしたが、こちらは、余った端っこを針金で止める方法になります。なるべく根元のところでぐっとやっとこなどで留めるのがポイントです。余った針金の処理の仕方も詳しく教えてくれているので、こちらの動画は本当に参考になりますよ。また、しずく型のアクセサリーやパールをつけたアレンジも紹介してくれています。
色のバリエーションを変えてみるとずいぶんと雰囲気の違うものが出来上がります。タッセルをつけるとちょっと洋風な感じもして、ゴージャスさが増しますね。
【水引アクセサリーの作り方】7.あわじ玉の作り方
あわじ玉は、ころんとした玉なのですが、基本はあわじ結びになります。水引1本で作るので簡単に形つくれます。小さいので細かい作業ですが、しっかり形作りをすると仕上がりがきれいですね。まずは、あわじ結びを作って、そのあわじ結びをちょっとお皿のような形にして、どんどん球体に作っていきます。
【水引アクセサリーの作り方】8.あわじ玉でピアス・イヤリングをアレンジ
こちらは、あわじ玉の中にパールを入れて、かわいいピアスにしていますね。あわじ玉を作るときにはしっかりと固く作る方がきれいにできるので、かなりきつめに結ぶと思いますが、パールを入れることを想定すると、中を空洞に作らなければいけませんね。あわじ玉の作り方に慣れてくればぜひトライしてみてください。
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【水引アクセサリーの作り方】9.あわじ結びでバレッタ
バレッタの水引アクセリーです。あわび結びをアレンジして、横に大きく湾曲している感じが優しいフォルムになり、髪につけるとゴールドが映えてとてもきれいです。U字のスティックで髪をしっかりと留めるので、安定したホールド感があります。水引は縁起がよいので、結婚式などのパーティなどに付けていくとより喜ばれますね。また、プレゼントにも素敵です。
あわじ結びをアレンジして、もっと大きなバレッタを作るとよりゴージャスな雰囲気になります。水引の色の合わせ方によって和装にも合うおしゃれなバレッタができます。
【水引アクセサリーの作り方】まとめ
いかがでしたでしょうか?水引アクセサリーの作り方、材料、基本的な結び方などをご紹介しました。水引は色の合わせ方でイメージも違ってくるので、いろんな雰囲気の水引アクセサリーを作ることもできます。水引アクセサリーを作るときには、水引をしごくと柔らかくなるので、まずはしっかりとしごいて扱いやすいようにしておくとよいですね。ピアスやイヤリングなど、和の優しい雰囲気のある水引アクセサリー、オリジナルのカラーやちょっと水引の引き方を変えて変わり結びにしてみたりして、おしゃれな水引アクセサリーを作ってみてください。