【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】酒粕について
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酒粕とは
酒粕とは、日本酒等のもろみを圧搾した時に最後に残される固形物のことです。日本酒を作る中で、白濁のどろどろとしたもろみを絞り、液体(日本酒)と搾りかす(酒粕)に分けるときに出ます。
酒粕の栄養素
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酒粕に含まれる栄養素は非常に豊富で、健康面で見ても効能が高い栄養がたくさん含まれています。基本の成分はタンパク質、炭水化物、脂質となっており、その他の栄養素としてペプチドやアミノ酸、ビタミン群、酵母などの非常に豊富な栄養素が含まれています。これら栄養素は健康面にも美容面にも良いとされ、酒粕の食品としての使い方が注目されています。
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【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】酒粕の効能・美容効果
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酒粕には豊富な栄養素が含まれているとご紹介しましたが、健康面や美容面にはどのような効果があるのでしょうか?早速見ていきましょう。
酒粕の効能
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酒粕には以下の効能があります。健康面でも美容面でも非常に良い効能を持っていますので、積極的に摂りたい食品です。
【効能】糖尿病予防、肥満予防、ガン細胞の抑制・抹消、ガン予防、アレルギー改善、狭心症・心筋梗塞・その他高血圧から来る症状の予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防、アルツハイマーの予防、骨粗しょう症予防、美白効果
酒粕の美容効果
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酒粕にはアルプチンという成分が含まれているのですが、アルプチンにはニキビやシミなどに効く美白成分誘導体としての効果があります。
ほかにもスキンケアに欠かせない効果として、コウジ酸によるくすみ、シワの予防が期待されます。このコウジ酸にも美白効果が期待されており、スキンケアに酒粕が注目されています。
また、フェルラ酸と呼ばれる成分による抗酸化作用は、高いアンチエイジング効果が期待できます。お肌にいい成分がたくさん含まれているため、女性に積極的に摂りたい食品として人気です。
【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】酒粕でスキンケア
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酒粕の成分にスキンケア効果があることをご紹介しましたが、酒粕のスキンケア活用法は食べるだけではありません。ここからは酒粕でできる洗顔パックのスキンケア活用法をご紹介します。
はじめに
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あらかじめ、洗顔とパックの素となる酒粕クリームを作ります。鍋に酒粕とミネラルウォーターを入れて、火にかけ沸騰させたらクリーム状になるまで混ぜます。ここで完成したクリームが、洗顔とパックで使用する素となります。
洗顔パックのやり方
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①入浴中や、蒸しタオルで顔がしっかりと温まり血行が良くなっている状態にします。
②あらかじめ用意しておいた酒粕クリームを適量顔全体に伸ばします。やさしくマッサージするように、小鼻の隅々まで滑らせましょう。
③伸ばし終わったら、手のひらを使用して顔全体を覆います。そのまま30秒程度キープします。
④35度程度のお湯で、こすらないように優しく顔全体の酒粕クリームを落とします。
⑤酒粕を落とした時に使用したお湯を残しておき、そのお湯を使用してさらに何度かすすぎます。お湯を捨ててしまった場合は、通常のお湯でも問題ありません。
⑥すすぎ終えたら、普段使用している基礎化粧品でお肌を整えましょう。
【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】人気の酒粕レシピ①大人の粕漬けアボカド
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おつまみとしても人気のある酒粕で漬けたアボカドのレシピです。お酒がほしくなる味わいはおつまみにぴったり。
材料(2~3人前)
アボカド・・・1個
酒粕・・・適量
塩・・・適量
作り方
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①はじめにアボカドを食べやすい大きさにカットします。半分にしたアボカドを縦長にスライスするように着ると見栄えもいいですよ。
②しっかり閉まる密閉容器に練った酒粕をを敷き詰めるようにし、その上からアボカドを詰めていきます。このとき、アボカドが酸化しないように少し酒粕に埋まるようにするとよいです。
③さらにその上から酒粕を敷き詰めてアボカドが見えなくなるようにします。冷蔵庫に入れて、1日寝かせましょう。
④1日寝かせたら、アボカドを取り出します。身が崩れないように優しく取り出しましょう。
⑤アボカドに軽く塩を振り、トースターやグリルで表面に軽く焼き目をつけます。グリルの場合は5分くらいが目安です。
⑥お皿に盛り付けたら完成です。醤油や鰹節を合わせるととても美味しいですよ。
【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】人気の酒粕レシピ②豆腐の酒粕味噌漬け
こちらもおつまみとして最適な豆腐を使った酒粕レシピです。酒粕と味噌の風味が豆腐に染みてお酒ととても合います!今晩のおつまみにいかがでしょうか?
材料’(2~3人前)
豆腐・・・1丁
味噌・・・大さじ3杯
酒粕(練りつぶしたもの)・・・大さじ3杯
作り方
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①豆腐を2~3時間ほど放置し、水分を切ります。
②待っている間に味噌と酒粕を混ぜ合わせておきます。
③密閉できるビニール袋に、キッチンペーパーで包んだ豆腐を入れて、作っておいた酒粕味噌も入れます。
④豆腐が完全に酒粕味噌に包まれるようになじませます。
⑤冷蔵庫に入れて、7日間以上寝かせます。
⑥7日後に袋から取り出し、キッチンペーパーから取り出します。黒胡椒や醤油で食べるとおつまみとして最高の味になります。
※酒粕の風味を濃くしたい場合は、10日間ほど寝かせてください。しっかりと味がしみこんで、お酒のお供のおつまみとしてもっとお酒が進む味になりますよ。
【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】人気の酒粕レシピ③魚の粕漬け
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保存もできて、魚を漬けたらあとは焼くだけの簡単レシピ!お肉などの粕漬けも人気ですが、やはり和食文化の日本は魚の粕漬けに限ります♪お酒はもちろん合いますし、夕食のおかずとしても魚の粕漬けは食卓の主役になります。
材料(2~3人前)
魚・・・お好きな魚を漬けたいだけ
酒粕・・・200g
みりん・・・50cc
砂糖・・・20g
作り方
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①はじめに粕床を作ります。熱湯などで消毒した容器に魚以外の材料を入れ、ペースト状になるまでしっかりと混ぜ合わせます。
②1~2日ほど常温で寝かせると粕床が完成します。
③粕床が完成したら、お好きな魚を漬けましょう。上下から挟むように粕床に魚を詰めていきます。
④3~4日漬けたら完成です。魚に粕床の風味がしっかりと染みこんで、とても美味しい味わいに。グリルで焼いて、絶品の魚の粕漬けに舌鼓を打ちましょう♪
【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】人気の酒粕レシピ④酒粕豚汁
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酒粕の風味がきいた絶品豚汁のレシピです。いつもの豚汁も、酒粕を加えることで風味とコクが加わり深みのある味わいになります。
材料(3~4人前)
豚肉・・・100~150g
大根・・・10cmほど
長ネギ・・・1本
酒粕・・・50g
醤油(濃口)・・・大さじ3杯
ごま油・・・大さじ2杯
水・・・600cc
作り方
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①材料を食べやすいサイズにカットし、ごま油で炒めます。
②豚肉に火が通ったら、水600ccを加えます。
③沸騰したら酒粕を味噌漉しで浮かべて5分ほど弱火で煮込みます。
④酒粕がやわらかくなったらお湯に溶かしましょう。ここで醤油を入れます。1~2分ほど煮込んでください。
⑤材料がお好みのやわらかさになったら完成です。
【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】人気の酒粕レシピ⑤きゅうりの酒粕浅漬け
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おつまみにも食卓にも、あと一品欲しいときに便利なきゅうりの浅漬けレシピです。酒粕でアレンジを加えることで、風味が格段にアップします。
材料
きゅうり・・・1本
塩・・・ひとつまみ
酒粕・・・10g(小さじ2杯程度)
白だし・・・大さじ1敗
作り方
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①きゅうりを洗って、お好みのサイズにカットして塩をふりかけてしばらく放置します。
②ビニール袋やジップロックに酒粕、白だしを入れて混ぜ合わせます。
③袋にきゅうりを入れて、空気が入らないように揉み込みます。揉み込んだら口をしっかりと縛って、冷蔵庫で寝かせます。
④1日寝かせるだけでも味がしっかりと染みこんでいますので、お好きな量を食べましょう。
【酒粕の使い方!アレンジレシピ等】人気の酒粕レシピ⑥酒粕甘酒
引用: http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/enjoy/recipe/images/recipe04_p00.jpg
美容効果で人気沸騰中の甘酒も、酒粕で簡単に作れます♪冬場は体を内側から暖めてくれるので、女性の方におすすめですよ♪
材料
酒粕・・・100g
砂糖またはハチミツ・・・適量
ショウガ(アレンジ用)・・・適量
お湯・・・400cc
作り方
引用: http://test.kurand.jp/blog/wp-content/uploads/2014/01/th_DSC_0498.png
①お湯400ccを用意し、酒粕を溶かします。
②酒粕が溶けたら、砂糖またはハチミツでお好みの甘さになるまで調整します。アレンジでショウガを入れても美味しいです。
③鍋で一度煮立たせたら完成です。
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まとめ
引用: http://ginjoka.com/wp-content/themes/ginjoka/images/IMG_9131.jpg
いかがでしたか?酒粕の効能、スキンケアでの用途、人気のレシピをご紹介しました。この記事を参考にして、酒粕に秘められた健康・美容パワーを存分に味わってください♪酒粕は通販でも手に入りますので、気になったらぜひ購入を♪