ブーケプルズとは?はずれなしの作り方や演出、やり方など
挙式が終わったあとの期待のメインイベントと言えばブーケトスですが、最近では取り合いになるのがいやで参加する人も少なくなってきたそうです。そこで、ブーケを取り合いせずに次の花嫁さんにブーケを引き渡す方法としてブーケプルズが話題になっています。ブーケプルズとは?また、作り方や演出方法、はずれなしでみんなに喜んでもらう方法などをご紹介します。
【はずれなしのブーケプルズの作り方】1.ブーケプルズとは?
結婚式が終わってよく見られるのは、花嫁がブーケを後ろ向きに投げてそのブーケを受け取った人が次の花嫁になると言うブーケトスですが、ブーケトスでは、必死になってブーケを取り合うイメージがあり、いかにも未婚の女性が結婚したげな雰囲気があり敬遠されていることもあります。その点、ブーケプルズ(bouquet pulls)は、取り合うこともなく、結婚式の演出として楽しく行うことができます。
ブーケプルズとは、挙式を終えた花嫁を使った演出方法で、ブーケトスのようにブーケを取り合うのではなく、くじ引き方式でブーケを次の独身者に渡すと言う演出です。
【はずれなしのブーケプルズの作り方】2.やり方は?
ブーケプルズのやり方は、参加する人数分のリボンを用意します。1本だけ当たりとしてブーケに結びます。あとの残りは花嫁がブーケを持っている手で持ちます。参加者にはどのリボンがブーケに繋がっているのかわからないようにしなければいけません。ブーケを受け取る独身者が1本づつリボンを選びます。そのリボンの先にはブーケがくっついているのですが、もちろん1本のみです。数本のリボンの中で1本だけが当たりとなるわけで、その当たりを引き当てた人は、次の花嫁になると言われています。ブーケトスと同じような意味はあるのですが、取り合うのではなく、ゲーム方式の演出なのが人気をよんでいます。
リボンを引くやり方は、参加者それぞれがリボンを持って、一度に引いても良いですが、人数がそれほど多くない時は、一人づつ引いていっても盛り上がります。当たりを引くまでひとりづつ退散していくことでより盛り上がりがあります。
【はずれなしのブーケプルズの作り方】3.手際よくするやり方
ブーケプルズは、花嫁が持っているブーケに人数分のリボンを取り付ける作業が必要になるので、人数によってはかなり多くなることもあります。手際よくするやり方としては、ブーケプルズ用のブーケを別に用意しておくと、ブーケにリボンをつける時間などを省いて、すんなりと演出が進行していくことになります。
ブーケプルズ用のブーケではなく、実際に使ったブーケにリボンをつけてブーケプルズをしたい!と言う花嫁さんの場合、あらかじめ人数分のリボンを束にしておくとバラバラにならずにすみます。そのリボンの束は手に持って当たりの1本をブーケに取り付けるやり方だと案外すんなりと用意ができ、スムースな演出ができるかと思います。手元を隠すようにして当たりがどのリボンかわからないようにするのも大切です。
【はずれなしのブーケプルズの作り方】4.成功のポイント
ブーケプルズの成功のポイントは、リボンの本数と長さです。あらかじめブーケプルズに参加したい人数を把握しておく必要があります。人数があまり多くてもリボンが絡まってしまったりすることもあるでしょうし、少なすぎても盛り上がりに欠けてしまいます。結婚式や披露宴に参加している人数にもよりますが、できれば10本から20本くらいまでに押さえておいた方がいいです。
披露宴会場などでブーケプルズを演出として行う場合、リボンの長さがあまり短すぎると、遠くのテーブルに座っている人にはよく見えず、何をやっているのか今ひとつよくわからないこともあります。披露宴などでの司会の人にしっかりと実況中継のような解説をしてもらって、参加していない人も楽しめるような演出を心がけましょう。
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【はずれなしのブーケプルズの作り方】5.男性や子供も参加できるの?
一般的には、ブーケトスなどは未婚の女性が対象だと言われています。でも、ブーケプルズの場合は、ゲーム性のあるる演出なので、それほど堅苦しく考えることはないかもしれません。既婚、未婚に関わらず、参加したい人はみんな参加できるようなゲーム感覚で楽しむやり方でも良いです。そういう意味では、子供や男性が参加してもよいですよね。あらかじめ参加したい人数を時前に聞いておいてリボンの用意をしておくとよいでしょう。
中には、元々の意味(受け取った人が次の花嫁になる)を尊重したいと思っている人もいるかもしれないので、そういう人が結婚式に参加しているかどうかの配慮も忘れないようにした方がよいでしょう。ちょっとしたことで後々とんでもない噂などが流れないように気をつけたいですよね。
【はずれなしのブーケプルズの作り方】6.当たりだけじゃないやり方
リボンを引いて一人だけがブーケを引き当てるわけですから、当たりを引く人は一人だけです。でも、せっかくのお祝いの席でゲストに残念な思いをさせては申し訳ないと思うカップルも多いようで、はずれなしのブーケプルズを演出する人も多いようです。もちろん一番の当たりはブーケなのですが、はずれなしで、喜んでもらえるような演出をするのが、参加してくれたゲストに対して優しい気持ちが込められていて素敵な演出ですよね。
【はずれなしのブーケプルズの作り方】7.ブーケ以外の当たり「チャーム」
ブーケプルズのはずれなしにする場合、当たり以外の人のリボンにも何かをつけなければなりません。そこで、おめでたい結婚式と言うこともあり、チャームをつける人が多いようです。チャームは、ラッキーチャームとも言われお守りのような意味を含んでいます。また、それぞれのチャームには意味があるので、そのチャームを引いた時に司会の人がそのチャームの意味を言うのも盛り上がって楽しい演出になりますよね。
チャームの意味
ラッキーチャームと言われているチャームにはそれぞれ意味があります。たとえば、ハートの形のチャームだと「愛のシンボル」。四つ葉のクローバーならば「幸運のシンボル」。鍵ならば「幸せの扉を開く鍵」など。いろんなチャームを用意しておくと楽しいですね。
【はずれなしのブーケプルズの作り方】8.ブーケ以外の当たり「ミニブーケ」
当たりの人には大きなブーケが当たるけれど、はずれの人にも小さなブーケをおすそ分けしたいと思う方は、ミニブーケを当たりの人以外、全員にプレゼントすると言う方法もあります。その場合、ミニブーケをリボンにつけておくわけにはいかないので、はずれの人にはリボンを引き終わった後にミニブーケを渡すのもよいですよね。
【はずれなしのブーケプルズの作り方】9.ブーケ以外の当たり「プチギフト」や「お菓子」
ブーケプルズはいわばくじ引きのような楽しみがあるので、ブーケ以外にもプチギフトやお菓子などをつけておくのも楽しい演出です。チャームのような小さなものならば花嫁さんの手に収まりますが、プチギフトとなると手には入りきれないほどになることもあるかもしれません。そんな時は、リボンの先に番号をつけておいて、プチギフトと交換する方法もよいかもしれません。
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まとめ
いかがでしたか?奪い合うブーケトスではなく、くじ引きのような楽しさがあるブーケプルズの演出方法やはずれなしの方法などをご紹介しました。おめでたい結婚式に参加してくれたゲストの人みんなが幸せな気持ちになってくれるような楽しいブーケプルズができると良いですね。