◆はじめに~お見舞いに行く際の服装の選び方ポイントは?
入院している方は、当然体調が良くありません。あらゆることに対して敏感になっており、ちょっとした埃や風などで具合が悪化してしまうこともあります。お見舞いする方が、病室内に埃やばい菌を持ち込まないように注意するのは言うまでもありません。
さらに、服装に気を付けることも大切です。気力や体力が衰えている方には、精神的負担を与えない穏やかな服装がふさわしいといえます。さて、あなたは今、花柄、もしくはボーダーのトップス、または黒のワンピースやデニムを履いていませんか?または下着が透けそうな白い服を着ていませんか?普段のファッションであれば問題ありませんが、どれもお見舞いに出かける際にはNGのファッションです。
お見舞いに行く際の服装の選び方ポイントは?❶きっちりした服装
↑良い例です。
それではどんな服装がおみまいにはふさわしいのでしょうか?女性であれば、ブラウスにカーディガン、ひざ下のスカートがベストでしょう。長すぎても良くありません。パンツでも構いません。いずれも肌の露出が少ないものを選びましょう。男性であれば、チノパンにジャケット、カッターシャツがふさわしいでしょう。もちろん、男女ともにスーツでも構いません。しかし決して華美にならず、シンプルなものが好ましいでしょう。
お見舞いに行く際の服装の選び方ポイントは?❷派手な柄、華美なものはNG
↑悪い例です。
↑悪い例です。先述したように、シンプルな服装がベストです。決して花柄やボーダーなどの華美な服装は避けましょう。明るい花柄やボーダーは、レジャーなどに遊びに行く分には楽し気で良いですが、病院では場違いな印象を与えてしまいます。また、夏場は白い服装が多くなると思いますが、下着が透けるような白い服装は避けましょう。
お見舞いに行く際の服装の選び方ポイントは?❸黒や紺はNG
↑悪い例です。服装は、きっちりしていて、地味であれば黒や紺でも良いのでしょうか?答えは「いいえ」です。その理由は、黒や紺はお葬式を連想させてしまうからです。入院している方にとって黒や紺は、とても不吉なイメージに感じられます。
服装の色は、グレーやベージュなどの落ち着いた、やわらかい色がふさわしいでしょう。スーツの場合も同様です。
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お見舞いに行く際の服装の選び方ポイントは?❹靴は?
↑悪い例です。女性の場合は、ヒール付きのパンプスを履いている方も多くいますが、病院でコツコツと歩かれると、その音は具合の悪い方にしてみると耳障りになります。音の出ない、フラットな靴を選びましょう。そしてもちろん、汚れていない、手入れのされた清潔な靴を履いていきましょう。
お見舞いに行く際の服装の選び方ポイントは?❺髪型は?
↑良い例です。髪型も重要なポイントです。女性であれば、長いヘアスタイルの方はきっちりまとめるなどしましょう。華美なヘアアクセサリーもNGです。またイヤリングや派手なネイルもNGです。香水は、もっての他です。男性も整髪剤はNGです。
お見舞いに行く際の服装の選び方ポイントは?❻同室の方にも配慮する
服装や髪形についてのNGをご紹介しましたが、これは入院している方だけではなく、入院している方の立場にも配慮する必要があります。同室の方に「変な友人が多い」と思われないように気をつけましょう。後から「お見舞いに来ないでほしかった」なんて言われないように。
◆まとめ~お見舞いに行く際の服装の選び方ポイントは?
お見舞いに行く際の服装の選び方のポイントについてまとめました。清潔にして出かけることが重要ですが、以下の点にもお気を付けください。①きっちりした服装 ②花柄やボーダーなどの派手な柄や華美な服装、デニムはNG ③色は、黒や紺はNG……などが挙げられます。白も下着が透けないように注意してください。入院している方の立場になって考えましょうね。