お見舞いにふさわしい品の選び方とマナーをきちんと知ろう
知人・友人の人などが病気で入院した時にお見舞いに行くこともあると思います。食べ物や現金などをお見舞いの品として選ぶ人もいますが、大多数の人は花を持って行く習慣があります。お見舞いの品として花を選ぶ時に相手方に失礼にならないように知っておくべきマナーがあります。
今回は多くの人がお見舞いの品としての「花」を選ぶ時のマナーや金額的な相場について解説していきたいと思います。
お見舞いに行く時のマナー①お見舞いに行ってもいいか確認しよう
お見舞いに行く前に必ずすることがあります。それは「病院、または患者さんのご家族にお見舞いに行っても大丈夫なのか?を確認すること」です。特に手術を伴うような病気で入院をしている場合は、面会を許可されていないケースもあるので出向く前に必ず確認をしましょう。
患者さんと、そのご家族への気遣いもマナーの一つです。
お見舞いに行く時のマナー②お見舞いに行かない方がいいケースもある
患者さんにとってお見舞いに来てもらうのは嬉しいことですが、体調が優れなかったり術後だったりとデリケートな面もあります。こういう場合はお見舞いに行くことを控えた方が良いです。病院へのお見舞いは患者さんファーストで考えてあげることもマナーの一つです。
特に以下の場合は慎重に考えた方が良いでしょう。
①大きな手術をして患者さん自身が一人で対応できない場合
②短期入院の場合
③病院側から面会が許可されていない場合
④大人数でのお見舞いや子供づれの場合
⑤患者さん自身が人に会いたくないと思っている場合
お見舞いで花を贈る時のマナー・相場 お見舞いの花の相場はどれくらいがいいの?
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お見舞いとしてブリザードフラワーを贈るときの一般的な相場っておいくらくらいなのでしょうか?贈る相手によって金額が変わってきますので注意が必要。
知人や友人、会社関係の人のお見舞いならばお花だけでもいいとは思いますが、親戚や身内の場合はそうはいかないのがお付き合いです。関係性によって一般的なお見舞い品の相場は以下のようになります。ご参考にされてください。
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親・兄弟姉妹・孫・祖父母・親戚・・・5,000円〜10,000円
仕事関係者:3,000円(有志数名で出すときの1人当たりの金額)
知人・友人:3,000~5,000円
ご近所さん:3,000~5,000円
生花で作るアレンジメントも使う花1本あたりの相場も高くなってきているので何とも言えませんが、お付き合いの度合いによってお見舞いの品の相場も変わってくるようですのでその辺は臨機応変に対応されるといいでしょう。ブリザードフラワーなら上記の金額でかなり豪華なアレンジメントができますよ。
お見舞いで花を贈る時のマナー相場<花の選び方>①お見舞いにふさわしい花-季節を感じさせる花
病室は白い壁に囲まれていて、ベッドから見えるのは四角い窓から見える切り取られたような空。長期入院の場合、殺風景な空間での入院生活は気が滅入ってしまいます。季節を感じさせる花を選んでアレンジメントしてもらうと、病室が華やいで患者さんも喜びますよ。
春・・・チューリップ、ガーベラなど
夏・・・ひまわり、スイートピーなど
秋・・・ガーベラなど
冬・・・デンファレなどの洋蘭、スプレーマムなど
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お見舞いで花を贈る時のマナーと相場<花の選び方>②お見舞いにふさわしい色
お見舞いに送る花の種類もそうですが、花の色にも適しているかどうか?があります。知らないで贈ってしまって失礼にあたってしまうという場合もあるので気をつけましょう。
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殺風景な病室の空間と患者さん自身の気持ちを明るくしてくれる色味を選びましょう。特におすすめなのがオレンジや黄色のビタミンカラーです。
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かわいく見た目が華やかなピンクを基調にしたアレンジメントもお見舞い用として人気です。
お見舞いで花を贈る時のマナーと相場<花の選び方>③お見舞いにはダメな花の色
お見舞いにはふさわしくない花の種類があるように、花の色にもマナーがあります。通常ならなんの問題もない花の色もお見舞いの場合ふさわしくないものもあるので選ぶ時は注意しましょう。
白や青、紫系の花は葬儀の時に使われるのでお見舞いには避けた方が良いとされています。花のアレンジメント全体を寒色系でまとめるのは、飾った感じや見ている方も寂しくなってしまいます。おすすめなのは、オレンジや黄色などの暖色系の花です。
赤は血を連想させるのでお見舞いの花の色としてはダメとされています。
お見舞いで花を贈る時のマナーと相場<選び方>④お見舞いにはダメな花の種類
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ダメな花の種類①シクラメン
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シクラメンの花をプレゼントするケースもありますが、お見舞いの場合は避けましょう。死と苦という言葉を連想させてしまいますので、病気で入院されている人へのお見舞いの花としてはふさわしくありません。
ダメな花の種類②菊や小菊の花
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菊や小菊の花はいうまでもないですよね。葬儀やお墓まいりなどで使われる花です。お見舞いの花としては不向きです。同じキク科の植物でスプレーマムがありますが、お見舞いの花として使われるケースのあるようです。色々な色や形があるので問題ないとされています。
ダメな花の種類③百合など香りの強い花
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百合などの香りの強い花は避けましょう。患者さんが弱っている状態ですので、香りが体調不良を引き起こす場合もあります。
ダメな花の種類④椿の花
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椿の花の散り方が花の首元からボトリと落ちる様が縁起が悪いと言われ、昔から避けられています。
ダメな花の種類⑤鉢植えの花
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鉢植えの花は、鉢の中で根を張って成長していることから、寝づくと言われてお見舞いには不向きとされています。
ダメな花の種類⑥花瓶が必要な切り花
花瓶が必要な花束は、花持ちも悪いです。入院する時に花瓶を持参して病院に入る人はまずいません。患者さんやそのご家族に負担になるようなことをしない。という意味でも花瓶が必要な切り花は避けましょう。
お見舞いで花を贈る時のマナー・相場:お見舞いで花を花言葉で選ぶ①ガーベラ
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お見舞いの花として人気があるのはガーベラです。黄色やオレンジ、ピンクなど元気がもらえる色味やアレンジメントがしやすいので、よく使われる花です。
ガーベラの花言葉は「希望」「美しさ」「我慢強さ」。かわいい雰囲気の花ですが「我慢強さ」という花言葉があるとは意外ですよね。大きく開いた花の姿が殺風景な病室を明るくしてくれる感じがしませんか?
お見舞いで花を贈る時のマナー・相場:お見舞いで花を花言葉で選ぶ②
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春先になると出回るチューリップ。お見舞いの花としても使われることもありますよね。チューリップには花の色によって花言葉が変わってきます。チューリップ全体としての花言葉は「思いやり」「博愛」という意味があるのですが、色別にみると花言葉の意味が変わってくるのでお見舞いに使う場合、贈る相手を選んだ方がよさそうです。
赤・・・愛の告白(お見舞いには不向きです)
ピンク・・・愛の芽生え、純粋な愛、優しさ、幸福
黄色・・・名声、明るさ
お見舞いで花を贈る時のマナー・相場:お見舞いで花を花言葉で選ぶ③マリーゴールド
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ガーベラ同様、マリーゴールドもお見舞い用の花として人気です。黄色やオレンジ、クリーム色など明るい色が多いですのでアレンジメントにしても映えますよね。
気になるマリーゴールドの花言葉ですが「健康」という意味があります。
お見舞いで花を贈る時のマナー・相場:お見舞いの花にブリザードフラワーってどうなの?
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生花をお見舞いに贈ることが一般的になっていますが、最近では入院患者さんへお見舞いとして生花を贈ることを禁止している病院もあるようです。禁止するのは花の管理が大変、花粉アレルギーの人がいるから・・・という理由のようです。そこでおすすめなのがブリザードフラワーです。
ブリザードフラワーとは
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ブリザードフラワーは生花を特殊な液体で花の水分を抜く処理をしています。つまり、「腐敗処理を施した状態で保存されている花」ということになります。お見舞いに贈る花は生花のアレンジメントに限るよね!という人から見れば物足りないし失礼にあたるのでは?と感じるかもしれません。
ブリザードフラワーは「生きたままの花」ですので、お見舞いの花として贈っても問題ないでしょう。花の匂いもありませんし、生花ではないので花粉の心配もありません。また、水をあげたり換えたりなどの手入れも必要ないので長期入院されている人へのお見舞いとしては最適です。
お見舞いマナーについてもっと知りたい方へ
お見舞いで花を贈る時のマナーと相場解説!適切な種類と色や花言葉も紹介!まとめ
引用: https://img09.shop-pro.jp/PA01043/963/product/34300755.jpg?20110825143528
いかがでしたでしょうか?今回はお見舞いの花を贈る時のマナーと相場についてお話してきました。病院に入院というデリケートなことですので、相手の人に失礼にならないように注意しましょう。
生花のアレンジメント、ブリザードフラワー共に贈る方への気持ちが大切。最低限のマナーは抑えつつ、相手の人が好きな花を「早く元気になって」という気持ちと共に贈ってあげてください。