バラの植え替え時期、剪定方法、鉢や肥料などもっと知りたい!
ゴージャスなイメージのあるバラは、お部屋にあるだけでもエレガントな気持ちになれます。お庭にいっぱいのバラの花を植えるのも素敵ですし、鉢植えで室内を彩るのもいいですよね。今回は、バラについてご紹介します。夏から秋にかけてバラの手入れ方法や、バラの植え替え時期、剪定方法など。また、地植えの場合のお手入れの方法や肥料などもご紹介します。
【バラの植え替え時期や剪定方法など】1.バラについて
男性が100本のバラを持ってきてくれたら・・・考えただけでも素敵なイベントですよね。おしゃれで特別なイメージのあるバラですが、見た目だけではなく、バラについてご存知ですか?まずはバラについて解説します。
バラは、バラ科・バラ属に分類される植物の総称で、種類が多くいろんな品種があります。一年草のものや多年草のもの、低木のものやつる性のものなど、種類が豊富です。花の色もいろいろと改良されて赤やピンクの他に、白や黄色、紫など多色あります。原産地は、アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカの一部など広域に渡っています。つるバラの場合、つるの長さは一年間に1-6メートルほど伸びることもあります。開花期は、5月中旬から6月上旬の初夏で、品種によっては、6月中旬から11月の秋まで咲くものもあります。
【バラの植え替え時期や剪定方法など】2.バラは育てにくい?
バラは、きれいな花を咲かせるだけに育てにくいのかな?と思ってしまうかもしれませんが、夏の耐暑性はやや強く、秋から冬のかけての耐寒性もやや強いので、わりと育てやすいです。ただ、種類の多いバラは、原産地も違い、それぞの場所にあった種類を選んで育てないとなかなか育たないことがあります。
【バラの植え替え時期や剪定方法など】3.どこに植えればよいのか?
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バラは、種類が多く、低木になるものもあれば、つるを伸ばすものもあります。また、ミニバラと呼ばれる小さなものなど、いろんな品種があります。庭で地植えする場合は、低木になるようなタイプやつるを伸ばすタイプがいいですね。つるを伸ばすタイプは、フェンスや垣根などに地植えすると素敵です。香りも良いのでご近所さんからも喜ばれることでしょう。
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室内やベランダなどで鉢植えする場合は、ミニバラと呼ばれる種類のものを選ぶと育てやすいです。また、玄関やキッチンなど、ちょっとしたところに奥にも場所を取らず、おしゃれに楽しむことができます。
【バラの植え替え時期や剪定方法など】4.バラの苗の種類
お家をバラでいっぱいにしたい!では、どんなバラを買えばよいのでしょうか?バラの苗には3種類あります。その種類は、「新苗」「大苗」「鉢苗」です。それぞれをご紹介します。
まずは、バラの苗の作り方を知っておきましょう。バラの苗は、通常、「芽接ぎ」もしくは「切り継ぎ」と言う方法で作られます。台木に咲かせたい種類のバラを接木して作ります。芽接ぎは、秋のはじめ9月ごろに行われ、切り接ぎは、冬の1月頃に行われます。
新苗
新苗は、秋に芽接ぎした苗、もしくは冬に切り接ぎした苗を春まで育てて4月頃に販売されるものを言います。新芽は赤ちゃんの苗のようなもので、細い幹が一本立っていて、種類によっては、つぼみがついています。新苗は、一年苗や春苗とも言われています。
新苗のよいところは、つぼみが付いていれば、花を確認してから選ぶことができます。また、わりと安い価格で手に入ります。ただ、接木してからまもないので、接ぎ口をしっかりと守って成長に合わせた管理が必要になります。新苗は通常小さな鉢に植えられて売っているので、買ってきたらすぐに植え替えゃ鉢増しをする必要があります。新苗は、手入れ方法に手間がかかるので、バラ経験者におすすめです。
大苗
大苗とは、新苗を地植えでしっかり1年前後育てて秋に掘り上げたものです。言ってみれば新苗が赤ちゃん苗ならば、大苗は大人になった苗と言えます。大苗は秋から冬の9月から12月頃に購入できます。大苗には、30cmから40cmほどの幹が2-3本付いているのが特徴で、バラが休眠している秋のおわりから冬に出回ります。大苗は、二年苗とも呼ばれます。
大苗は、しっかりと一年ほど育った苗なので、鉢増しなどの作業が必要なく、接ぎ口を守る心配もあります。ただ、晩秋から冬に出回るので、花がついていなく、実際に花を確認することができないのがちょっと残念です。でも、しっかりと育っているので、あまり心配する必要はありません。バラ初心者の方にはこちらの大苗がおすすめです。
鉢苗
鉢苗は、新苗をさらに鉢で育てたもので、大きな幹が数本出ていて、花が咲いている状態で鉢に植えられて売られているものです。新苗のように小さな鉢ではなく、しっかりとバラを育てられる大きさの鉢で売られていることがあるので、すぐに植え替えをする必要はありません。接木してから1年間育てられたものは秋に出回り、それからまた半年ほど育てたものは春に出回ります。夏の間は購入することができない場合が多いです。
鉢苗は、一年以上育てられた大人の苗なので、花が咲いているのを確認してから購入することができます。植え付けは、根鉢を崩さずに植え替えれば一年中いつでも可能です。ただ、大きく育っている分、価格はそれなりに高くなります。また、大きく育っているので、持って帰るのも大変です。バラ超初心者におすすめです。
【バラの植え替え時期や剪定方法など】5.バラの植え替え時期
バラの植え替えは一年に一回、一回り大きな鉢に植え替えするとよいです。バラはよく根を張り、土の栄養をどんどん吸っていきます。大きな鉢に植え替えると、根が広がるスペースを確保でき、新しくいれた土の栄養分も十分に補給されます。植え替えの時期に適しているのは、新苗ならば春から初夏、大苗ならば秋から春の間の休眠期である真冬をさけた時期がよいです。
植え替え方法は、苗、鉢、土を用意し、鉢の底部分にある穴に鉢底ネットを敷き、鉢底石を敷き詰めます。鉢の半分ほどに土を入れ、苗の根の部分についた土をつけたまま鉢の中心に置きます。鉢の縁から土を入れて、たっぷりの水やりをします。水やりをして土が沈んだら、沈んだ分の土を足しておきます。
【バラの植え替え時期や剪定方法など】6.バラに適した土と鉢
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バラは大きく根をはるので、蒸れない土が最適です。水はけのよい土を用意するとよいです。バラ専用の培養土があるので、それを使うのが一番良いです。バラは肥料をたくさん必要とする植物なので、バラ専用の培養土にはたっぷり肥料が含まれているものが多く、そういうものを選ぶとよいです。鉢の大きさは、苗よりも一回りからふた回りほど大きなものを選んでください。
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【バラの植え替え時期や剪定方法など】7.バラの肥料
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バラは、たくさんの肥料を必要とします。他の植物に比べてたくさんの肥料を好みますので、肥料やりは大切です。植え替えの際に土にたっぷりと肥料を含まれているものを選ぶ必要があります。鉢植えの場合は、花が咲いている時期と冬の間をのぞいて、毎月1回ほど、定期的に液体肥料を水やりの際に与えます。鉢植えにも地植えにも使えます。
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【バラの植え替え時期や剪定方法など】8.バラの剪定方法
バラはしっかりと剪定することによって、健康できれいな花を咲かせることができます。夏と冬に一回づつ行いますが、つぼみの処理も必要です。剪定をすることによって、バラの姿が見違えるほどに違ってきます。夏の剪定方法は、枯葉や弱い枝などを取り除き、長く伸びた枝は1/3ほどに切りましょう。全体の姿を見て、きれいに整えるとよいです。また、冬の剪定方法は、花を咲かせたい枝以外はばっさりと切ってしまっても大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか?ゴージャスな花が素敵なバラの植え替え時期や剪定方法などをご紹介しました。ほぼ一年中きれいな花を咲かせてくれるバラは、夏にしっかりとお手入れをすることによって、見違えるほど姿を変えます。鉢植えで鑑賞するのもよいですし、お庭に地植えでフェンスなどを作るのも素敵ですよね。育てるコツは、その場所にあった種類を選ぶということです。地植えでも鉢植えでも育つバラをきれいに咲かせてみたいですね。
