彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点!挨拶前に確認しよう
彼女の両親についに挨拶に行くことになった…という場面になったら緊張してしまいますよね。厳しい両親だと彼女に聞かされたら尚更緊張してしまうことでしょう。そこで今回は、彼女の家に訪問したり両親に挨拶したりするときのマナーや注意点をまとめました。
昔ながらの厳しいマナーを守らなくても彼女への愛情が伝われば好印象ですが、できる限り両親や彼女に不愉快な思いをさせないように、マナーや注意点をチェックしておきましょう。服装などの印象も大切ですが、当日の流れをおさえておくことも重要ですよ。
彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点①:時間厳守!
彼女の実家を訪問することになったら、事前に両親にいつが都合が良いのか確認しておきましょう。特に彼女の両親が時間を指定してこないのであれば、14時〜15時くらいが適切です。「一緒に食事しましょう」というタイプのご両親もいますが、基本的に食事どきは避けるのが無難です。
そして、当日は約束の時間を必ず守るようにしましょう。時間に遅れると印象が良くないですし、また、ご両親が慌ててしまうので約束の時間より早すぎてもいけません。当日トラブルが起こって時間が厳しい場合は、家に行く前に必ず電話で連絡を入れましょう。
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彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点②:手土産を用意
彼女の実家を訪問するのに手ぶらというわけにはいきませんよね。とはいえ、手土産に何を用意するかは迷うところです。地元から離れているという方は、地元の名産品などを持っていくと喜ばれますし、話のネタにもなるのでおすすめですよ。
彼女からご両親の好物などを聞いていたら、それを手土産にするのも良いでしょう。その他には、自分のイチオシの食べ物や話題になっているものなどもおすすめです。手土産は高価なものである必要はなく、あくまで「気持ち」を伝えるものとして、手渡ししましょう。
彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点③:スーツがベスト
彼女の実家に訪問することになったら、悩むのが服装ですよね。彼女の服装との兼ね合いも考慮して、カジュアルになりすぎない服装を選ぶのが適切ですが、服装に迷うようでしたらスーツにしましょう。スーツは改めて用意する必要はなく、ビジネススーツでOKです。
「だらしなく見えない」「チャラく見えない」服装や着こなしになるように気を配りましょう。ジャケットのポケットにはアイロンのかかったハンカチを忍ばせておくと、いさというときに重宝します。ご両親に見られても恥ずかしくない、しっかりとアイロンのかかったものを用意しておきましょう。
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彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点④:髪型にも注目
服装ばかりに気を取られがちですが、きっちり感を出すには髪型も重要です。おしゃれに見えるようこだわる必要ななく、常識的なビジネススタイルで十分です。髪の伸びかかけている方は、挨拶に行く数日前に美容院や理容室に行って、ヘアカットするのが良いかもしれませんね。
奇抜なヘアカラーの場合は、黒染めを考えた方が良いかもしれません。厳しいご両親だと、髪の毛を染めている=不真面目という印象を持つこともあるので、誤解を避けるためにもファッション性の高いヘアカラーやヘアスタイルは控えるようにしましょう。
彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点⑤:彼女の呼び方に注意
ついつい普段の呼び方で彼女を呼んでしまいがちですが、ご両親の前では特殊なあだ名などで彼女を呼ばないように注意しましょう。下の名前で「〇〇さん」という呼び方が適切です。慣れていない呼び方だと恥ずかしく思えてしまいますが、親からの印象を一番に考えた言動を心がけたいですね。
また、丁寧な言葉遣いや敬語で話すように意識しましょう。「〜っす」「そっすね」というようなくだけた言い方は印象がよくありません。「ヤバい」のような、いわゆる若者言葉も口に出さないように注意しましょう。
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彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点⑥:どんな話をする?
実家を訪問していきなり「結婚させてください」という流れにはなりません。ある程度、世間話をして落ち着いた頃に結婚の挨拶という流れになることが多いですが、どんな話をすれば良いのか迷ってしまいますよね。自分の地元の話や、彼女との馴れ初め、趣味の話など、自分の話しやすい話題を用意しておくと焦らないで済みます。
特に口下手の方や普段あまり喋らない方は、ノープランだと間が持たず気まずい空気になってしまうこともあります。彼女に任せきりにするのではなく、どんなことを話せば盛り上がるか考えておきましょう。
彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点⑦:結婚の挨拶は?
いよいよ結婚の挨拶という流れになったら、まずはひと呼吸おいて姿勢を正しましょう。「〇〇さんと結婚させてください」という言葉が一般的ですが、自分の気持ちを伝えられるように自然な言葉を選ぶのが良いでしょう。曖昧な話し方にならないように、シンプルに短くまとめるのがポイントです。
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彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点⑧:緊張しすぎない
厳しい両親だと彼女から聞いていると緊張してしまっても仕方がありませんが、挨拶の流れやマナーで頭をいっぱいにしないでリラックスして接するように心がけましょう。何を話して良いのか困ったときは、笑顔を浮かべるようにすると好印象を与えることができます。
気持ちを落ち着かせるために深く呼吸をしたり、手のひらの中心にある「労宮」というツボをこっそり反対の手で押すと精神安定に効果があると言われています。
彼女の親に挨拶する時のマナーと注意点⑨:失敗エピソード集
彼女の両親への挨拶が完璧にできたという方は少なく、「ああしていれば良かったな…」と後になって後悔する方が多いようです。ご両親への挨拶の失敗・後悔エピソードをチェックしておきましょう。
失敗エピソード①:目をみて話せなかった
挨拶の流れや言うべきことに気を取られがちですが、「目を見て話す」ということは誠意を伝えるための重要なポイントです。挨拶が終わってから「目どころか顔もよく見れなかったな…」と後悔する人は案外多いようです。結婚挨拶をするときには、しっかりとご両親の目を見て話すようにしましょう。
失敗エピソード②:足がしびれて立てない…
挨拶が終わってもう帰るだけ、というときに足がしびれて立てない…という失敗談は少なくありません。最近では正座をする機会があまりないのに加え、彼女の両親の手前、限界まで正座をしてしまうケースが多いようです。足の親指を重ねて、ときどき上下を入れ替えるようにするとしびれにくいのでおすすめです。
一般的には、彼女の両親から「どうぞ足を崩して」と促されるので、その言葉がかかったときに足を崩すようにしましょう。男性の場合、足を崩すと「あぐら」をかく形になります。
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まとめ
彼女から厳しい両親だと聞いていると、どう接して良いのか悩んでしまいますよね。実家に挨拶に行くのも気後れしてしまいますが、基本的なマナーを守り誠意を見せるように心がけましょう。緊張して固くなってしまうと失敗が多くなるので、こっそり深呼吸などをしてリラックスすることも大切です。
当日は時間に余裕を持って、厳しい流れにならないようにしっかりと計画を立てておきたいですね。完璧ではなくても、誠意が伝われば好意的に受け入れてもらえることでしょう。