第一印象は、短い面接時間の中で重要なポイント。いくら能力が高くても、第一印象で好感を持たれない場合、最終選考まで残っても内定は取れない。

受付の挨拶の例文 「こんにちは。本日○時より面接の予約をしております、就活太郎と申します。」

相手の目を見てハキハキと挨拶をしてから、深くお辞儀をすることで、安心感を与え好感度が上がります。面接官や採用担当者は、「面接はこれで以上です」と言った後もあなたの挙動を見ています。エレベーターまで見送ってもらう場合は、再度「ありがとうございました」と伝えた後、エレベーターのドアが完全に締め切るまでお辞儀をしましょう。

社員とすれ違った時は「こんにちは」と会釈するのが正解

面接官は、完璧な敬語やかしこまった言葉遣いを求めているわけではありません。面接官が何を求めているのかをきちんと理解した言葉の使い方を意識することも、とても大切なんですよ。

自己PRを聞かれても、志望動機を聞かれても、入社してやりたいことを聞かれても…何を聞かれてもまず1分を守ることを徹底しましょう。

①自己紹介：これまでの仕事と身につけたスキル、転職してしたいことをはきはきと伝える ②職務経歴：これまでやってきた仕事を、具体的なエピソードや数字を交えて説明 ③退職理由：不平不満を交えず、前向きな言葉を使って論理的に話す ④志望動機：経歴や退職理由、転職してしたいこととうまく結びつくように整理する ⑤入社後にしたいこと：企業で働くイメージがしっかりついていることを印象づける

集団面接とは、選考の初期段階で4〜6人程度のグループで行う面接形式のことです。大企業の場合、「多く集まりすぎた学生を一気に足切りする」目的で行われることも多いので、気が抜けない面接です。

集団面接は一人一人に割り振られる時間が短いので、少ない時間で自分を面接官に印象付けなければならない。

質問の意図を理解し、適切に話をまとめられる「コミュニケーション能力」

就活の身だしなみ三要素は、清潔感・健康的・機能的であること。

面接で聞かれる質問の中で、志望企業についてどれだけ研究しているかを試す質問はよく出ます。具体的には、「当社を志望する理由」や「当社の同業他社との違い」など、企業研究をベースにした質問がありますが、これらの質問には当然他の就活生も狙いを定めて研究してきます。まったく答えられない、あるいは違った応答をしてしまうとそれが理由で落とされることも十分ありえます。