ガジュマルを盆栽風に育てる方法!◆ガジュマルとは?
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ガジュマルは、日本では沖縄などの亜熱帯地域、海外ではインドやオーストラリアなどに生息する常緑樹です。特色は、「気根(きこん)」と呼ばれる地上に出てきた根にあります。気根を他の植物に絡ませながら体を支えて生きています。大きいもので20mほどのものもあり、生命力の象徴と言われています。
盆栽にする場合は、高さ10〜20cmほどの卓上サイズがおすすめです。もう少し大きいものになると1mほどの置き型タイプが観葉植物として販売されています。成長の良いものが多く、購入前に「どこに置いて観賞するか?」を考えておくのがおすすめです。
ガジュマルを盆栽風に育てる方法!◆動画チェック
まず動画を見てイメージをつかんでおきましょう。1枚目はガジュマル盆栽のイメージ動画です。2枚目は植え替えのイメージ動画です。
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ガジュマルを盆栽風に育てる方法!❶育て方のコツ
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ガジュマルは亜熱帯地域に自生する植物、直射日光が大好きです。そのため明るい窓辺や日が差しているベランダに置くことで丈夫に育ちます。日照不足になると緑色のまま葉が落ちてしまうこともあるので、日照不足には充分に注意をしましょう。
ガジュマルを盆栽風に育てる方法!❷盆栽に必要な材料
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それでは必要な材料を見ていきます。材料で一番大切なものは、盆栽の雰囲気を演出する植木鉢と苔です。
植木鉢
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盆栽の鉢は、次のように8種類ほどあります。
①長方形(深め) ②正方形(深め) ③楕円鉢 ④丸鉢 ⑤木瓜(もっこう) ⑥輪花式(りんかしき) ⑦六角 ⑧八角
ガジュマルは根が長く伸びていく植物なので深めのものがおすすめです。
苔
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苔は、園芸店で販売されているものの他に、自分で採取してきたものでも構いません。ただしいろいろな種類の苔があるので、事前に自分の好みを把握しておき、どこにどんな苔が生えているかチェックしておくと良いでしょう。ただし自然公園のものなど採取してはいけない場合もあるのでご注意ください。採取後は、苔の根元に付いている粘土を取り除いておきます。ホースのシャワーを使うと便利です。
化粧石
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化粧石も園芸用品店などで販売されています。購入後は化粧石同士をこすり合わせるようにして洗っておきましょう。化粧石以外に、サンゴを使う方法も素敵です。その場合は塩抜きが必要です。水を張ったバケツに数時間浸しておきましょう。
そのほか
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①赤玉土/粒が2~3ミリのものを用意します。余分な砂をふるいにかけて落としておくのがおすすめです。
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②ケト土/苔を使うときにほぼ必ず使う土です。水を加えて良く混ぜておきます。
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③鉢底ネット/鉢の中の土が落ちないようにするためのものです。植木鉢には必須です。黒い網ネットが販売されています。
④ヘラ/苔を平らにするのに使います。アイスクリームの木製スプーン、フライ返しなどの家にあるものでOKです。
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ガジュマルを盆栽風に育てる方法!❸盆栽の作り方
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盆栽と言っても難しいことはありません。簡単に言えば、市販の苗を買ってきて好みの盆栽風の植木鉢に植え替え、苔と石を表土の一部に敷けば出来上がりです。しかし細かい注意点があるので、ポイントとしてまとめました。
ガジュマルを盆栽風に育てる方法!①鉢と苔を湿らせておく
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植木鉢の表土と苔は良く湿らせておきます。ガジュマルは湿地性植物なので、なるべく多くの水やりに努めましょう。
ガジュマルを盆栽風に育てる方法!②苔とケト土を塗る
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ガジュマル❗ 鉢を変えた❗すくすく育ってくれ❗会社のデスクで育っててます❗成長を見守るのがちょっとした楽しみ。癒される❗
苔の根元部分にケト土をヘラで塗っていきます。凸凹があると水はけが悪くなるため、全体の表土が平らになるようにします。
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ガジュマルを盆栽風に育てる方法!③苔を敷く
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苔を敷きたい部分に張っていきます。苔の表面を抑えるようにしながら苔の端を土に密着させていきます。ポイントは隙間ができないようにしっかり土と苔を活着させることです。また、ガジュマルの幹にくっつけないようにするのもポイントです。こうすることでガジュマルの幹を防腐できます。
苔を鉢の真ん中ではなく縁に敷く場合は外に少しはみ出るくらいに敷きます。あとからはみ出た部分を鉢の中にくるむように押し込んでいくことがきれいに仕上げるコツです。
ガジュマルを盆栽風に育てる方法!④土を入れる
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めちゃくちゃ切り詰めた6年目のチビガジュマルも新たに芽が出てきた。芽吹きはひだりの方が良いけど、右のほうは気根の形が良くなりそうだ。
苔の周りにガジュマルを植えた時と同じ土を入れます。苔と土が一体になるように活着させていきます。軽く水をあげます。
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ガジュマルを盆栽風に育てる方法!⑤化粧石を敷く
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化粧石を敷いたら出来上がりです。化粧石を敷くスペースは苔とバランスを見ながら調整していきましょう。
ガジュマルを盆栽風に育てる方法!❹手入れ方法
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水やり
生育期の4月から10月までは水を毎日たっぷりやります。湿度が高いのも好きなので葉っぱも湿るよう頭から水をかけましょう。反対に低温で土の表面が湿っている場合は水やりはしなくてもOKです。冬は土の表面を細かくチェックし、乾いている場合に水やりをします。温暖な地域で屋外栽培している方は、冬は一週間に一度程度の水やりで問題ないようです。
日当たり
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冒頭でもご紹介しましたが、日光が大好きな植物のため日をたくさん浴びることで太い幹になります。日差しのある窓辺においてあげましょう。しかし半日陰で育てることもできます。注意点は、室内栽培のガジュマルを直射日光に急に当ててしまうと葉焼けを起こすことがある点です。春に外に出す場合は、日差しに少しずつ慣らしてやりましょう。
温度
温度も心配ですが、冬は5度以上であれば屋外でも栽培できます。日本でも関東の太平洋側より南の地域では一年中屋外で栽培できます。心配な場合は屋内で栽培しますが、エアコンの風に当てないようにご注意ください。
用土や肥料
用土は市販の観葉植物の土、培養土で問題ありません。土が新しい場合は肥料がなくても育ちます。肥料やりをする場合は、生育期の4月から10月に緩効性肥料を与えます。液肥を薄める方法もOKです。しかし肥料を与えることで大きくなり、樹の形が乱れる場合もあります。どれぐらいまで大きくするかを考えて肥料選びをしましょう。
病害虫
病害虫についてはほとんど心配はありません。夏に葉が蒸れたときには葉ダニやアブラムシの発生が心配されます。葉っぱが縮れたようになります。新しい葉につくことが多いようです。葉を少し間引きして風通しをよくすることで防げます。基本的には薬剤を散布しますが、予防として葉に水やりするのもおすすめです。
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ガジュマルを盆栽風に育てる方法!◆ガジュマル植えてパワーアップ?!
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ガジュマル盆栽の作り方についてまとめました。好みの植木鉢に好みの苔と石を一部敷き詰めて出来上がりです。細かい注意点は、苔を平らにすることやガジュマル根に苔を接しないようにすることなど。そして日が差す場所に置き、水やりをしっかりすることで丈夫なガジュマルに育ちます。縁起の良い樹木と言われているガジュマルの盆栽に挑戦してみましょう!