ベビーゲートとは
ベビーゲートとは、階段やキッチン、テレビ周りなどの危険な場所から赤ちゃんを守ってくれる柵のことです。別名「ベビーフェンス」とも呼ばれています。ベビーゲートは自立式や開閉式など様々なタイプがあり、設置する場所によって使い分けることで赤ちゃんをケガや事故から守ることができます。
ベビーゲートは市販のものを使ってもよいのですが、せっかくなら愛情込めて手作りしてみませんか?しかし、なかには「DIYに自信がない…」という方もいることでしょう。
開閉式や完成度の高いベビーゲートを作るとなるとDIYができる方でないと難しいですが、100均の材料で簡単に作れる方法もあります。そのため、DIYに自信がない方でも大丈夫!ぜひ、愛する我が子のために手作りベビーゲートにチャレンジしてみてくださいね♪
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ベビーゲートを手作りするメリットはある?
メリット①費用を抑えられる
ベビーゲートを手作りする最大のメリット、それは費用が安く済むということ。市販のベビーゲートなら5000~1万円前後かかってしまいますが、100均のアイテムを使って自作すれば1000円前後で作成することが可能です。そのため、できるだけ費用を抑えたいという方は手作りがおすすめです。
メリット②オーダーメイドのベビーゲートが作れる
市販のベビーゲートだとサイズが決まっていますが、手作りなら自分でサイズを調整できます。階段やテレビ周りなど設置する場所によって、高さや横幅、フォルムなどを自由自在に変化させられます。設置場所にピッタリフィットするベビーゲートが欲しいという方は、手作りベビーゲートがおすすめですよ。
ベビーゲートを手作りする際に注意したいポイント
注意①赤ちゃんにとって危険なものを使用しない
ベビーゲートは、赤ちゃんをケガや事故から守るアイテムです。そのため、ベビーゲート自体が赤ちゃんにとって危険なものであってはいけません。手作りする際は、塗料に有害物質が含まれていないか、触ってケガをする鋭利な部分はないかなどをチェックしましょう。また、角があるなら丸く削って、ケガや事故防止に努めましょう。
注意②ベビーゲートを設置する場所のサイズを測っておく
ベビーゲートを手作りする前に、テレビ周りや階段など設置する場所のサイズを測っておきましょう。作りながらサイズを測ると時間がかかりますし、削りすぎたりパーツがかみ合わなくなったりする恐れがあります。設置場所にピッタリ合うベビーゲートを制作するためにも、あらかじめサイズを測っておきましょう。
注意③強度を重視する
ベビーゲートは赤ちゃんが寄っかかったり、手をかけて登ろうとしたりしても壊れないほどの強度にしましょう。ハイハイや歩き出した赤ちゃんは意外と力がありますので、これでもかというくらいに補強することをおすすめします。もしベビーゲートが倒れてケガをしてしまっては、元も子もありません。手作りだからこそ強度を重視して制作しましょう。
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ベビーゲートを手作りする際に必要な物
ベビーゲートを手作りする際はL字金具やジョイント、塗料、布などが必要です。また、階段やテレビ周りなどに便利な開閉式にする場合は、ドアを固定する金具も欠かせません。そのほか、下記でご紹介する100均アイテムも大活躍してくれますよ!
ベビーゲートを手作りする際に便利な100均アイテム
結束バンド
ダイソーやセリアなどの100均で購入できる結束バンドは強度が高いため、ワイヤーネットや突っ張り棒などの固定に役立ちます。また、釘とは違って手軽に扱えるのも嬉しいポイント。
しかし、結束バンドを固定したときに余った部分が飛び出してしまいます。これで赤ちゃんがケガをする恐れがあるため、余った部分はカットして上からテープやスポンジなどで保護しましょう。
突っ張り棒
ホームセンターや100均で購入できる突っ張り棒は、ベビーゲートの骨組みとなってくれます。100均であっても大小様々な大きさが存在しているため、階段やテレビ周りなど設置場所によって使い分けましょう。ダイソーでは18~27cmから135~200cmの大きさまで揃っています。
ワイヤーネット
ワイヤーネットは、ベビーゲートの柵の部分になってくれます。ホワイトやブラウンなど、色味が多いのが魅力です。ワイヤーネットは突っ張り棒と同じくサイズが豊富で、ダイソーなら約29.5cm×29.5cmや約62cm×33cmなどの大きさが揃います。
すのこ
DIYといえば、すのこを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?すのこはベビーゲート作りでも大いに活躍してくれ、すのこだけでベビーゲートを制作することも可能です。特に開閉式のベビーゲートを作る場合にはすのこが大活躍してくれますよ!ダイソーやセリアなどで購入できます。
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ベビーゲートの手作り動画①開閉タイプ
突っ張り棒、ワイヤーネット、金具、結束バンドこちら4つを使って開閉式のベビーゲートを制作しています。まずはテレビ前や階段など設置したい場所の両側に2本の突っ張り棒を取り付けます。このとき突っ張り棒が傾いていると倒れる恐れがあるため、必ず垂直に設置してください。
次に突っ張り棒とワイヤーネットを結束バンドで固定します。両側にワイヤーネットを取り付けることができたら、真ん中で交わっている部分に金具を取り付けて完成です!簡易的な開閉式ではありますが、いちいちベビーゲートをまたぐ必要がありません。また、突っ張り棒によって強度が高まっているため、落下の恐れがある階段、火や包丁があるキッチンの設置におすすめです。
ベビーゲートの手作り動画②オール100均
こちらは、セリアで購入できるアイテムのみを使ってベビーサークルを制作しています。柵部分はベビーゲートにも応用可能です!まずは、ジョイントで短い棒と長い棒を組み合わせて骨組みを作っていきます。
次に、骨組みとワイヤーネットを結束バンドで固定していきます。結束バンドの固定部分はゲートの外側に回し、余分なところをカットしましょう。気になる方は布で保護して完成です!
ベビーゲートの手作り動画③ベビーベッドを再利用
こちらの動画では使用しなくなったベビーベッドの柵部分を再利用してベビーゲートを作っています。柵部分は、テレビ周りや階段など自分が設置したいと思う場所のサイズに合わせてカットしましょう。このとき、ノコギリを使用するため、周りに赤ちゃんがいないか確認の上、作業を行ってください。
柵の下には角材をL字金具で取り付け、自立式にします。これで完成です!
ベビーゲートの手作り動画④アルミパイプ+ワイヤーネット
ホームセンターで購入したアルミパイプとジョイントをつなぎ合わせ、骨組みを作っていきます。このとき釘やノコギリなどは一切使用しないため、手軽かつ安全に制作できますよ。骨組みが完成したら、結束バンドを使用してワイヤーネットを骨組みの真ん中に固定します。これでベビーゲート完成です!テレビ前や棚など、触られたくない場所に設置するのがおすすめです。
また、骨組みはジョイントで組み込んでいるだけなので、上記動画のように高さを簡単に変えられます。赤ちゃんの成長に合わせて使えるのが嬉しいポイントですね。
まとめ
赤ちゃんは親が予測できない動きをしますし、目を離した隙にイタズラしていることもあります。ときには事故やケガに巻き込まれる恐れも…。愛する我が子を守るためにも、ベビーゲートを手作りして安全を守りましょう!