女子に大人気のタピオカがヤクザの資金源になっている!?
※画像のタピオカは、本記事とは一切関係ありません。
台湾発祥の大人気ドリンク「タピオカ」。そのモチモチとした触感やインスタ映えする見た目で、女子高生を中心に若い女性を虜にしています。最近ではタピオカ専門店も出来るほどの人気っぷりです。そんなタピオカがヤクザの資金源になっているという記事をNEWSポストセブンが掲載し、ネットで話題になっています。
記事によると、JR山手線の某駅にあるファンシーなタピオカ店は暴力団が経営しており、1店舗だけで数百万円もの利益を出すそうです。経営を務めるヤクザは「こんなに楽な商売はない」と話しており、先輩ヤクザに出店のアドバイスをしているのだとか。
また、楽に稼げる商売とあって多くのヤクザが興味を持っています。そのため、今後も暴力団経営のタピオカ店が増えると考えられます。
なぜヤクザはタピオカ商売に目をつけたのか
※画像のタピオカは、本記事とは一切関係ありません。
ヤクザの商売といえば、裏カジノを始めとする非合法なものを思い浮かべますよね。イメージ通り非合法な商売を行うヤクザもいるようですが、今回のタピオカのように真っ当な商売で資金を調達することもあります。しかし、なぜヤクザはタピオカに目をつけたのでしょうか?
そもそもヤクザたちはブームとなっているモノに手を出すことが多いそうで、その昔「高級食パン」が流行したときにはヤクザがパン屋を営んでいたといいます。つまり、ヤクザがタピオカに目をつけたのは「流行」していたからなんです。もしタピオカがブームになっていなければ、きっとヤクザがタピオカ店を出店することはなかったはず。
また、「ブームが過ぎ去れば店をたたむ」とタピオカ店を営むヤクザは話します。
「コストをかけずにブームのうちに稼ぎ、潮が引いたら撤収するつもり。だから店舗より移動販売がいいかもしれない。ヤクザ、カタギに関係なく、経済活動は楽して暴利、一攫千金が基本。クオリティを下げて儲ける努力はしても、こつこつ努力していいものを作るなんて愚の骨頂」
流行のほかにも、ヤクザがタピオカ商売に乗り出した理由がありました。それは、他の商売とは違って技術・開業コスト・広い店舗が不必要だということ。実際、タピオカ店を営むヤクザも以下のように話しています。
「これほど楽に始められる商売はない。技術が不要だし、開業コストもかからない。店舗は5坪程度あれば十分で、ジューススタンドほどの広さで足りる。乾燥タピオカを戻したり、牛乳や紅茶を沸かすためのスペースや道具さえあればいい。特別な調理技術もいらないからアルバイトが2人いれば店を回せる。これまで狭いテナントではクレープやケバブが主流だったんだけど、いまはどんどんタピオカ屋に変わってる。都心でも家賃や改装費含め、200万程度の資金で開業できる」
「ミルクティー1杯15円程度の原価だ。いまは大ブームで、どこも激戦区なので、ちゃんとした茶葉を買い、ミルクを注いで、それなりの手間をかけるようになったので原価は30~40円。飲み物代よりタピオカが安いから、うちも“タピオカ増量無料”をアピールしている。客の9割は増量を選ぶし、店は茶葉やミルクの節約になって一石二鳥、売り値は1杯約500円だからストローや容器代を入れても原価は1割ほど。飲食店の平均原価は3割なので、タピオカは優等生だ」
タピオカ×ヤクザのニュースを見たTwitter民の反応
#タピオカヤクザ なんかエモいような気がするんだ pic.twitter.com/c7ncIFSNoO
— ryou (@rusty_brain118) June 17, 2019
タピオカとヤクザ、一見交わることのないもの同士がかけ合わさったことでネットは大騒ぎ。特にTwitter民が興味を示し、「#タピオカヤクザ」といったハッシュタグまで作られています。以下、タピオカヤクザに関するツイートをご紹介します。
「タピオカがヤクザの資金源に」っていうワードで頭の中に「タピオカヤクザ」や「ヤクザのタピ岡」っていうキャラクターが生まれた件について
— さめや@ゲーム開発サメ (@same_kawa_9) June 17, 2019
タピオカヤクザ pic.twitter.com/44kV1R2zXU
— Vacss the Tire (@vacss2) June 17, 2019
タピオカヤクザの話、「競争が激化してきたので、紅茶はちゃんとした茶葉を買って手間を掛けて淹れるようになった」とか、どう読んでもまっとうな商売に生きる普通のおっさんやな。
— マクラナ・ガレ (@mcranagalle) June 17, 2019
今話題のタピオカヤクザです pic.twitter.com/u2tfPpH5cJ
— ふわふわけだま🧸 (@fwfw0mkmk) June 17, 2019
タピオカ×ヤクザの造語が流行中
『タピオカが暴力団の資金源』とか『暴力団員タピ岡』とかごちゃごちゃうるせえんだよ!!
— k@zu (@kazu_overslept) June 17, 2019
みんな黙ってタピ岡ミルクティー飲め!!(異物混入) pic.twitter.com/A7jWQ9vSX2
上記でご紹介したようにTwitterではタピオカ×ヤクザの異色コンビが大人気となり、「暴力団員タピ岡」という造語が誕生しました。元となったのは、とあるビデオに登場する「暴力団員谷岡」というワード。Twitterでは、元ネタである暴力団員谷岡とタピオカのコラ画像が多数出回っています。
暴力団員タピ岡 pic.twitter.com/pAdvJUTcR3
— T (@ttttt82ne) June 17, 2019
暴力団員タピ岡は草 pic.twitter.com/Of9OQwNWdo
— かしま (@Kashima4545) June 17, 2019
暴力団員タピ岡…?? pic.twitter.com/j5QNyZ9NYL
— Yuk. (@Yuhki0508_) June 17, 2019
まとめ
※画像のタピオカは、本記事とは一切関係ありません。
記事の通りであれば、タピオカがヤクザの資金源になっていることは間違いありませんが、すべてのタピオカ店が暴力団の経営というわけではありません。
また、ヤクザが営むタピオカ店を利用したからといって罪に問われることもないので、安心してタピオカドリンクを楽しんでくださいね。