和歌山の県民性について
海や山など豊かな自然と温暖な気候に恵まれた和歌山県。この土地柄もあって、和歌山県民はのんびりとしたマイペースな人が多い傾向にあります。一方、ネットでは「性格が悪い」というネガティブな声も散見されます。本当に和歌山県民は性格が悪いのでしょうか?本記事では、和歌山の県民性に迫り、性格が悪いと言われてしまう理由について解説します。
和歌山の県民性|男性の性格①穏やかでマイペース
和歌山県民はもともとのんびり屋さんが多い地域ではありますが、特に男性はマイペースな人が多いです。他人に流されず、自分のペースを貫くことができます。また、穏やかで感情が安定しているため、心地よい関係が築けるでしょう。ただ、あまりにもマイペースすぎてルーズな面が目立つこともあります。
和歌山の県民性|男性の性格②ややお人よし
和歌山の男性は、お人よしな性格をしています。誰かに頼られると断りきれず、自分のキャパを考えずに引き受けてしまうこともしばしば。お人よしすぎて、相手から騙されることも珍しくありません。ただ、相手との関係を大切にする人が多く、誰からも好かれる性格といえるでしょう。周りに自然と人が集まってくるため、交友関係の広い人が多いです。
和歌山の県民性|男性の性格③よく働く
基本的にはマイペースな性格をしていますが、仕事のことになるとバリバリと働きます。特に紀北地方の男性は効率を1番に考え、仕事をいかに早く進められるかを重視します。一方、紀南地方の男性は人間性を重視します。ゆえに仕事ができる人・できない人関係なく、みんなが円滑に仕事を進められるように配慮できる方が多いです。
和歌山の県民性|女性の性格①真面目
和歌山の女性は、とにかく真面目な性格をしています。真面目すぎるがゆえに、冗談が通じないことも。シチュエーションにもよりますが、和歌山の女性に対して軽い言葉やふざけた態度はとらない方が良いでしょう。
和歌山の県民性|女性の性格②男勝りでしっかり者
和歌山の女性は、男性的でドライな性格の人が多いです。自分の言いたいことはハッキリと口に出しますし、女性特有のネチネチした感じがありません。また、しっかり者が多いのも和歌山女性の特徴。特に金銭感覚がしっかりとしており、倹約家です。見栄っ張りゆえブランド物を好む傾向にありますが、無計画に浪費することはないでしょう。
和歌山の県民性|女性の性格③忍耐強い
和歌山の女性には、何事もジッと耐えられる忍耐強さがあります。どんなに高い壁があろうと、逆境であろうと、少々のことではくじけません。まさに、女性が憧れる「強い女性」といえるでしょう。
和歌山の県民性|男性の恋愛傾向
和歌山の男性は、熱しやすく冷めやすいタイプが多いです。ゆえに一目惚れしやすく、最初の情熱だけで突っ走ることも珍しくありません。基本的に直感を信じて恋愛を進めるため、失敗してしまうこともしばしば。恋愛においては冷静さに欠ける男性が多いともいえるでしょう。
また、付き合い始めから結婚までの期間が短いのも和歌山男性の特徴です。早く結婚したいと考えている女性にとっては最適な相手ではありますが、慎重派の女性とは意見が対立する可能性があります。
和歌山の県民性|女性の恋愛傾向
和歌山の女性は一途な人が多いです。好きになったらその人しか見えない、という盲目な恋愛をすることも珍しくありません。また、和歌山には「安珍・清姫伝説」という物語があるのですが、その内容は一目ぼれした相手に逃げられた娘が大蛇に化け、相手を焼き払って自分も命を絶つというもの。この話から分かるように、和歌山の女性は浮気に対してかなり厳しい人が多いです。
さらに、パートナーに対して献身的に尽すのも和歌山女性の特徴です。ただ、別れるときは意外とアッサリな人が多いです。昔の恋愛を引きずることもなく、今の恋愛を大切にする傾向にあります。
和歌山県民あるある①上野動物園がライバル
和歌山にあるアドベンチャーワールドは、パンダの頭数と繁殖数が日本一です。しかし、いつも注目を集めるのは上野動物園のパンダばかり。ゆえに、和歌山県民は上野動物園をライバル視している節があります。
和歌山県民あるある②ザ行が発音できない
和歌山で使われている紀州弁は、ザ行がダ行に変わるという特徴があります。例えば、銅像は「どうどう」になり、ぞうきんは「どうきん」になってしまいます。ざじずぜぞの音を使うことが少ないため、発音自体ができない人も珍しくありません。特に紀州弁訛りが強い人は、どれだけ頑張ってもザ行が発音できないようです。
和歌山県民あるある③みかんは段ボールで常備
みかんの収穫量が全国1位の和歌山。収穫シーズンになると、親せきや知り合いの方から段ボール単位でみかんを貰うなんて人も多いです。そのため、みかんは買うものというより貰いものと認識しているようです。
和歌山県民あるある④無人駅が多い
和歌山には無人駅が多いです。ちなみに、無人駅とは駅員が常駐していない駅のことです。なんとJR和歌山駅から分岐する5つの駅すべてが無人駅です。東京や大阪などの都会ではほぼ見られないですが、和歌山では駅員のいない無人駅が当たり前になっています。
和歌山県民あるある⑤敬語を使わない
和歌山の方言には、敬語という概念がありません。年上であろうが、会社の上司であろうが、誰に対しても同じ言葉を使います。他県民からすると失礼にも感じますが、和歌山では敬語を使う方が失礼にあたります。この文化は全国的に見ても珍しく、和歌山県ならではといえます。
和歌山県民あるある⑥グリーンソフトが全国区だと思っている
和歌山のソウルフードともいえる「グリーンソフト」を全国区だと思っている和歌山県民が多いです。グリーンソフトとは、国産茶葉を100%使用した濃厚な抹茶ソフトクリームのこと。普通の抹茶ソフトクリームとは違って、程よい抹茶の風味とほのかな甘みが感じられます。とても美味しそうですが、全国区ではないのが惜しいですね!
和歌山県民が「性格悪い」と言われてしまう理由とは
和歌山県民は穏やかで、人当りの良い性格をしています。しかし、なぜかネットでは「性格が悪い」という声がチラホラ。なぜ和歌山県民には、このような悪いイメージが付いているのでしょうか?考えられる理由としては、2つあります。
まず1つ目が、マイペースすぎて他人のことを考えられていないという点です。記事の冒頭にも出てきた通り、和歌山は穏やかな土地柄もあってマイペースな人が多いです。どんなときでも自分のペースで動くため、ときにはルーズになったり、自分本位すぎる行動を取ってしまったりします。この行動が、和歌山県民=性格が悪いというイメージに繋がっているのだと考えられます。
そして、2つ目の理由が郷土愛が強すぎるという点です。地元が好きすぎるあまり、他県民から和歌山をバカにされるとカッとなってしまいます。たとえ冗談だったとしても、想像以上に怒ることがあります。その結果、他県民に「ノリの通じない人」「性格が悪い人」といったネガティブなイメージを与えてしまうのです。
なお、すべての和歌山県民が上記に当てはまるわけではありません。和歌山は親切でお人よしな人が多い地域なため、そこまで性格が悪いと感じることは少ないでしょう。
まとめ
和歌山県民は、穏やかで相手との関係性を大切にする人が多いです。ややマイペースすぎるところもありますが、基本的には親しみやすく、好かれやすい性格だといえます。ネットでは性格が悪いと言われているようですが、すべての和歌山県民がそうだとは限りません。ネット上の情報だけを鵜呑みにせず、実際に地元の方と触れ合ってみてはいかがでしょうか?