鹿児島の県民性について
鹿児島県は桜島の火山灰に覆われ、昔から農業には適さない土地として知られていました。厳しい環境のなかで育ってきたからか、鹿児島県民は精神力のタフさが特徴。特に男性は、勇敢かつ豪快な人が多いとされています。また、根が優しいことも鹿児島県民の特徴です。
優しい性格をしている一方で、ネットでは「最悪」「排他的」と言われることもしばしば。なぜ、このように言われてしまうのでしょうか?まずは、鹿児島県民の一般的な性格を見てみましょう。
鹿児島の県民性|男性の性格①ぼっけもん気質
鹿児島の男性は、大胆で豪快な性格をしています。まさに男のなかの男といった性格。これを「ぼっけもん気質」と呼びます。昔から鹿児島ではぼっけもん気質の男性が理想とされていました。江戸時代に至っては、藩を上げてぼっけもん気質の男性を作り上げることに注力したとされています。
鹿児島の県民性|男性の性格②熱しやすく冷めやすい
鹿児島の男性は、焼酎気質といって熱しやすく冷めやすい人が多いです。あるときは情熱的ですが、興味がなくなると一気に冷たくなることも珍しくありません。感情の起伏が激しいため、接しにくいと思われがちですが、根は優しくて思いやりのある人が多いです。
鹿児島の県民性|男性の性格③保守的かつ体育会系
鹿児島の男性は、とても保守的。昔からの伝統や決まりを大切にする人が多く、新しいものを受け入れることが苦手です。ゆえに、排他的と言われることもしばしば。また、昔ながらの男性気質な人も多く、体育会系の性格をしています。年長者には必ず従い、男尊女卑の考えを持つ人も珍しくありません。
鹿児島の県民性|女性の性格①真面目
鹿児島の女性は、とても真面目な性格をしています。どのような仕事であっても、ソツなくこなす人が多いです。また、真面目な性格ゆえ他人の相談ごとにも真摯に向き合い、一緒に悩んで考えてくれます。
鹿児島の県民性|女性の性格②芯が強い
鹿児島の女性は芯が強く、しっかりと自分の意見を言える人が多いです。やや控えめな部分もありますが、決して自分を曲げるようなことはありません。芯が強いといっても頑固なわけではなく、柔軟に対応することも可能。比較的、付き合いやすい性格です。
鹿児島の県民性|女性の性格③気立てが良い
鹿児島の女性は「薩摩おこじょ」といって、気立てが良く優しい性格をしています。鹿児島の男性はやや頑固で融通の利かない一面がありますが、女性は真反対の性格をしているといっても過言ではありません。
鹿児島の県民性|男性の恋愛傾向
鹿児島の男性は、恋愛に積極的。気になる相手ができれば、一直線に向かっていきます。また、男気があるため、回りくどいことや駆け引きはせず、ストレートな愛情表現でアプローチをします。
ただし、焼酎気質で熱しやすく冷めやすいため、浮気に走ることもしばしば。安定や落ち着きを求める女性とは、相性が合わないと言えます。結婚すると亭主関白になる男性が多いです。そのため、自分の一歩後ろを歩く女性となら上手くやっていけるでしょう。
鹿児島の県民性|女性の恋愛傾向
男性とは違い、鹿児島の女性は恋愛に消極的。自分からアプローチすることはほぼないに等しく、相手からの反応を待ちます。また、駆け引きなどは好まず、ストレートなアプローチに弱いようです。
また、ベタな愛情表現にも落ちやすいと言われています。鹿児島の女性は消極的ではあるものの、男性の扱い自体は上手です。そのため、男性を影でリードしていることも。裏では男性を手のひらで転がしていますが、友人や家族の前ではパートナーをしっかりと立てることができます。
鹿児島の県民あるある①桜島の噴火では驚かない
鹿児島県民にとって、桜島の噴火は日常茶飯事。他県民が思うほど、緊急の事態ではありません。噴火したときに唯一心配することといえば、火山灰が降り注がないかどうかということ。風向きによっては、大量の火山灰が頭上から降ってくるのです。火山灰が降ると洗濯物を取り込んだり、掃除が面倒になったりするため、鹿児島県民は風向きに敏感になります。
鹿児島の県民あるある②ラーメンと漬物はワンセット
鹿児島には、あっさりとした風味が特徴の「鹿児島ラーメン」があります。この鹿児島ラーメンと共に運ばれてくるのが漬物です。厳密に言うと、ラーメンを注文して出てくるまでの間に漬物が運ばれてきます。お店によって漬物の種類は様々ですが、大根である確率が高め。量が多いこともあり、分配を間違えるとお腹がいっぱいでラーメンと食べれないなんてことも…。
鹿児島の県民あるある③冬は冷え込む
鹿児島といえば暖かいイメージがありますが、実は冬はかなり冷え込みます。北海道よりは暖かいかもしれませんが、感覚的には東京とさほど変わりないのだとか。ただ、雪はあまり降りません。鹿児島では、たった5センチ積もっただけで「大豪雪」扱いになり、会社や学校が休みになることも。
鹿児島の県民あるある④時間にルーズ
沖縄時間という言葉があるように、鹿児島にも「薩摩時間」というものがあります。薩摩時間では、集合時間が家を出る時間といっても過言ではないほど、ゆったりとした考え方。鹿児島では時間にルーズな人が多く、約束の時間になっても現れないことも珍しくありません。ただ、薩摩時間はプライベートに限った話です。仕事となると、きっちり時間とおりに現れます。
鹿児島の県民あるある⑤火山灰用のゴミ袋がある
鹿児島県には、火山灰専用のゴミ袋があります。燃えるゴミや燃えないゴミとして出すのではなく、指定のゴミ袋に入れて火山灰置き場に出すことが決められています。他県民からすると驚きの事実ですが、鹿児島県民にとっては当たり前となっています。
鹿児島の県民あるある⑥方言の「ごわす」は使わない
鹿児島の方言といえば、「ごわす」のイメージが強いですよね。しかし、鹿児島県民だからといって全員が「ごわす」を使うわけではありません。鹿児島県民のなかには、生まれてこのかた「ごわす」というワードを聞いたことがないという人も。
鹿児島県民が「最悪」「排他的」と言われる理由
根は優しい性格をしている鹿児島県民ですが、なぜかネットでは「最悪」「排他的」と言われてしまいます。このように言われてしまう理由には、鹿児島県民の性格が関係していると言えます。
上記でもご紹介した通り、鹿児島県民は保守的な性格をしています。よそ者や新しいことを取り入れることが苦手なため、他県民からすると「最悪」「排他的」といった印象を抱きやすいのだと考えられます。また、男性は特に無愛想でお世辞を言えない性格の人が多いため、勘違いされがち。これも「最悪」「排他的」と言われる理由の1つでしょう。
ただし、じっくりと関係を築いていくことで根っこにある優しい性格に触れることができます。鹿児島県民と付き合うときは、第一印象だけで「最悪」「排他的」と決めつけず、時間をかけて仲を深めていきましょう。
また、鹿児島県民が全員上記のような性格というわけではありません。ネットだけの情報を鵜呑みにして「最悪」と言う前に、実際にコミュ二ケーションを取ってみることをおすすめします。
鹿児島出身の芸能人をご紹介!
ここでは、顔が可愛い芸能人と顔がかっこいい芸能人をご紹介します!
顔がかわいい芸能人①稲森いずみさん
女優として活躍中の稲森いずみさんは、鹿児島市出身です。色気のある大人っぽい顔立ちが素敵ですよね。
顔がかわいい芸能人②加藤ローサさん
女優やタレントとして活動している加藤ローサさんは、鹿児島市出身。いつまでも若々しいルックスが魅力的です。
顔がかわいい芸能人③小西真奈美さん
女優として活動している小西真奈美さんは、鹿児島県川内市出身。優しい顔立ちが特徴的です。
顔がかっこいい芸能人①山田孝之さん
俳優として活躍中の山田孝之さんは、鹿児島県の川内市出身です。最近は「全裸監督」でも注目を集めており、役によって全く違う人に見える演技力の高さが魅力的。
顔がかっこいい芸能人②哀川翔さん
タレントや俳優として活躍中の哀川翔さんは、鹿児島県の鹿屋市出身。渋くてダンディなルックスが素敵です。
顔がかっこいい芸能人③沢村一樹さん
俳優やタレントして活躍されている沢村一樹さんは、鹿児島県鹿児島市出身です。ほりの深い顔立ちが魅力的。
まとめ
ネットでは「最悪」「排他的」と言われることもある鹿児島県民ですが、根は優しい性格をしています。鹿児島県民の優しさに触れるためにも、現地へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか?