『葬送のフリーレン』とは
『葬送のフリーレン』は、山田鐘人(原作)とアベツカサ(作画)による
ファンタジー漫画で、2020年から「週刊少年サンデー」にて連載中の作品です。
2023年にはアニメ化され、非常に高い人気と評価を受けています。
『葬送のフリーレン』あらすじ
魔王を討伐した勇者ヒンメル一行の旅は、長きにわたる戦いの末に終わりを迎えた。
エルフの魔法使いフリーレンは、
仲間たちと平和になった世界をしばらく楽しんだ後、再び魔法を探求する旅に出る。
しかし、時が経ち、勇者ヒンメルが老いて亡くなるのを目の当たりにしたフリーレンは、「人の時間は短い」ことを改めて実感し、
仲間との絆を深く理解できなかった自分を悔やむ。
それをきっかけに、彼女は「人を知る旅」に出る。新たな仲間を加えながら、
かつての仲間たちの足跡を辿りつつ、過去と向き合い、
人との関わりを学んでいく物語です。
『葬送のフリーレン』最新刊 13巻の内容とネタバレ

『葬送のフリーレン』の最新単行本第13巻は、2024年9月18日に発売されました。
この巻では、フリーレンたちが帝国領へと足を踏み入れ、
新たな試練や出会いが描かれています。
以下、主なエピソードをネタバレを含めてご紹介します。
最新刊13巻の詳細(ネタバレ注意)
第118話 フィアラトール
奇跡のグラオザームの魔法・楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)によって
フリーレンとヒンメルは幻影に捕らわれてしまい、
結婚式を挙げている最中という幻影の中にいました。
ハイターだけは“女神の加護”によってグラオザームの幻影から守られていますが、
ハイター一人ではグラオザームを倒すことは出来ず徐々に追い詰められていきます。

第119話 思い出
フリーレンは帰還の魔法を唱える事で、
無事に未来の女神の石碑の前へと戻る事に成功します。
フリーレンは改めて女神の石碑を調べますが、石碑の魔力はすでに消えていて、
石碑はただの残骸になっていました。
フリーレンは得るものはあったとフェルンとシュタルクに言うと、
関所へと戻ろうと二人に言います。
関所に戻るフリーレン一行は、
途中で勇者ヒンメルと出会ったことがあると言う戦士と遭遇します。

第120話 虚像の英雄
キーノ峠の関所を通過したフリーレン一行は、
ようやく帝国領へと入国します。
勇者ヒンメルの死から31年後、帝国領ボーネ村に到着したフリーレン一行は、
村長から討伐祭に参加しないかと誘われます。
討伐祭は魔王が討伐された日に行われる帝国のお祭りで、
盛大に祝うのでおいしい物も食べられます。
さらに広場に勇者ヒンメルの像があると聞き、
フリーレン達は広場に行ってみますが、
今までの勇者ヒンメルの像とは違う
筋肉質で貴族のような服を着た勇者ヒンメルの像がありました。

第121話 街道の魔物
勇者ヒンメルの死から31年後、
帝国領ファルベ地方に到着したフリーレン一行は、
村人から街道を荒らす魔物の討伐を依頼されます。
帝国の小隊に既に討伐を依頼しているようですが、
音沙汰もなく村人は困ってフリーレン一行に討伐依頼を出していました。
フリーレンは悪夢を見れる壺を報酬に、討伐依頼を引き受けます。
フリーレンは魔物を討伐する為に街道を進みますが、
安全なはずの帝国領内は寂れていたり小屋が破壊されていたりと、
フリーレンの知っている帝国領とは様子が異なっていました。

第122話 ティタン城塞
勇者ヒンメルの死から31年後、帝国領ティタン城塞跡に到着したフリーレン一行は、
城塞跡近くの森で魔物と戦っている上半身裸で筋骨隆々の男と遭遇します。
フェルンとシュタルクは上半身裸の男に加勢しようとしますが、
その必要もなく男は寝技を使って一人で魔物を倒してしまいます。
上半身裸の男はアルメー伯という没落貴族で、
フリーレン達に依頼したいことがあると話し始めます。

第123話 頑張ってきた証
勇者ヒンメルの死から31年後、帝国領ヘーレン地方の街に到着したフリーレン一行は、久々の街でゆっくりしようとします。
夕方まで全員自由行動をしようとしますが、
この日はシュタルクの誕生日でフェルンは今回はちゃんとプレゼントを用意していました。
フリーレンからプレゼントを渡すなら早い方がいいんじゃないと言われ、
プレゼントを直接渡すタイミングを待ちますが、
シュタルクの周りにはいつも街の人がいてなかなか渡すタイミングがありません。

第124話 影なる戦士
勇者ヒンメルの死から31年後、
帝国領アオフガーベ連峰のとある村でラダールという男が
郵便受けの中を確認していました。
ラダールは便りが来ていないことを確認すると、いつもの日常へと戻ります。
一方、泥濘(ぬかるみ)だらけの森を進むフリーレン一行は、
ようやく村にたどり着きます。この村の村長がラダールで、
ラダールはフリーレン一行を歓迎します。
フリーレンとラダールは握手を交わしますが、
ラダールの手が現役の戦士の手であることにフリーレンは気付きます。

第125話 家族
ラダールの正体は帝国に忠誠を誓った影なる戦士で、
帝国から極秘任務を与えられていました。
極秘任務の内容はリストに該当する人物を全て始末することで、
他の影なる戦士三人と共におよそ60年前からこの村に正体を隠して潜入して、
峠道を通る者の中にリストに該当する者がいたら密かに暗殺していました。
フリーレンはそのリストの最後の人物で、
ラダールはリストの人物の命を狙う理由も分からず、
仲間も死に絶えた状態でも使命をやり遂げようと、
フリーレンの命を狙います。
しかし、シュタルクとフェルンに邪魔をされて、
ラダールはフリーレンの暗殺に失敗してしまいます。

第126話 新たなる任務
帝国領 帝都アイスベルクにたどり着いたフリーレン一行は、
城門で一級魔法使いのゼンゼとファルシュに待ち伏せされ任務を依頼されます。
今回の任務は一級魔法使い5人による大規模任務で、
他にラントとユーベルのチームが情報収集に動いています。
任務の内容は大陸魔法協会の代表として舞踏会に招待されたゼーリエが、
暗殺される可能性がある為これを護衛するのが任務です。

第127話 回収任務
情報収集に動いているラントとユーベルのチームは、
ある目的で帝国の重臣が主催するパーティーに潜り込んでいました。
その目的とは帝国で15年以上諜報活動をしているリネアールが
暗殺計画に関する文章を倉庫に隠していて、その文章を回収することです。
パーティーでは目立たないようにラントとユーベルは夫婦を装って紛れ込み、
リネアールが文章を隠した倉庫を見付けます。
二人が倉庫内で文章を探していると、
屋敷を警備していた魔導特務隊に見つかってしまいます。

『葬送のフリーレン』最新刊14巻発売決定!
葬送のフリーレン最新刊
『葬送のフリーレン』最新刊の発売が決定しました!
発売日は2025.3/18予定です!