ブランデー初心者におすすめなのはxoとは？
ひとことでブランデーと言っても、数多くの種類があります。そのため、普段からブランデーを飲んでいないという人は、何を最初に飲んだらいいのか迷うことでしょう。ブランデーには「コニャック」や「アルマニャック」「カルヴァドス」などの種類がありますが、それより注目して欲しいのは「熟成年数」です。今回紹介する「vo」や「xo」という言葉は、ブランデーの質を決める熟成年数を示す言葉なので、しっかりと理解しておきましょう。
「vo」はVery Oldの略称で、樽熟成の年数が3年目のブランデーのことを言います。これに対して、「xo」はExtra Oldの略称で、樽熟成の年数が7年目のブランデーのことを言います。基本的に熟成年数が長い方が、質が高いので初心者にもおすすめしやすいものになっています。特に、これから初めてブランデーに挑戦したいという人は、近所のスーパーで売っているような安いものではなく、ちゃんとしたバーで出されるような格式の高いブランデーを飲みましょう。
値段がいくら安くても、質の低いブランデーの味は非常に残念なものになっています。最初はとりあえずなんでもいいから試してみたいという気持ちも分かりますが、初めて飲むブランデーが不味かったら、嫌になってこれからお酒を飲む際の選択肢に入らなくなってしまいます。ブランデーは、質によって味の差が大きいので、ブランデー初心者こそ値段ではなく質で選ぶことをおすすめいたします。
ブランデー初心者にはvoはおすすめじゃない？
そこまでお酒に興味が無い人にも知られている「サントリー」が販売しているブランデーに、「ブランデーvo」という商品があります。スーパーやコンビニでも手に入るので、人生初のブランデーとして飲んだという人も多いでしょう。しかし、これからブランデーを飲んでみたいという人に、voはおすすめできません。
voは樽熟成の年数が短めなので、どうしても「まろやかさ」に欠け、ブランデーに慣れない初心者が飲んでしまうと、美味しく感じないでしょう。初めてブランデーを飲んでみるという人は、値段が高くても少しでも樽熟成の年数が長いものを選んでください。
ブランデー初心者におすすめなxoの飲み方
ブランデーの基本の飲み方は「ストレート」です。ストレートとは、何かで割ることをせず、氷も入れずにブランデーだけをグラスに入れて飲むことを言います。ブランデーは、アルコール度数の高いお酒なので一気に飲まず、ちびちびと時間をかけて飲むことがおすすめです。ただし、どうしてもアルコール度数が高くて飲みにくいという人は、水割りやソーダ割りで飲んでみましょう。薄めすぎるとブランデーの長所である香りが消えてしまうので、そこだけ注意して割ってください。
ブランデーを美味しく飲むための温度は、18～20℃前後と言われています。これは樽熟成される温度よりも少しだけ高い温度なので、ブランデー特有の香りが楽しめるからです。
ブランデー初心者におすすめなxoの値段は？
xoは樽熟成の年数が7年と長めなので、生産するのにもコストがかかっています。そのため、どうしても値段が高くなってしまいます。価格帯としては、700mml入りのボトルが4,000円～15,000円程度となっております。値段が高ければ間違いなく美味しいというわけではありませんが、安すぎるものは避けたほうが無難でしょう。
好みや値段に合わせてxoかvoのどちらかを選ぼう！
基本的にはxoを選ぶことをおすすめしますが、どうしても高い値段は嫌だという人はvoから飲んでみるのもよいでしょう。自分の好みに合わせて選んでみてください。
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