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赤ワインのカロリーや糖質は?太るって本当?ダイエット効果は?

2024.02.22

近年赤ワインの人気が高いですね。なんでもカロリーが低くダイエット効果があるとか!?しかし一方では「太る」という意見も耳にします。赤ワインの噂の真相をボトル一本に含まれるカロリーや糖質、成分に及ぶまで徹底検証し、真相を追究します。

  1. 赤ワインにダイエット効果?① カロリーなど、まずは赤ワインを知る
  2. 赤ワインにダイエット効果?② 赤ワインのもつ栄養素について
  3. 赤ワインは太るって本当?① カロリーを知ってダイエット効果を確かめる   
  4. 赤ワインは太るって本当?② カロリーだけじゃない、気になる糖質量について
  5. 赤ワインは太るって本当?③ カロリー・糖質に続いて知っておくべきポリフェノール
  6. カロリー・糖質、そしてダイエットに効く要素はこれ! 赤ワインの含有ポリフェノールについて 
  7. 赤ワインダイエットの敵! オーバーカロリーが引き起こす脂肪肝
  8. 赤ワインが太るのは結局カロリーオーバー?① 同時に摂取する食べ物が原因
  9. 赤ワインが太るのは結局カロリーオーバー?② 夜食の代わりにワインを嗜む
  10. 赤ワインは適量を楽しむことでダイエット効果に期待!
  11. 最後に
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ワインはブドウから作られる醸造酒です。世界中で多くの人に親しまれています。ここ日本においても人気が高く、特に和食と合う白ワインを中心に需要が高いといえます。しかし巷で話題の「ダイエット効果」から、近年は美を追求する女性を中心に赤ワインの人気が高まっています。
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一般的に「お酒はカロリーが高くて太るもの」とイメージがあるのではないでしょうか。そのイメージを覆すがごとく、赤ワインは低カロリー・低糖質、そしてダイエット効果が豊富なお酒と言われています。一本千円以下で買える美味しいワインもたくさんあります。
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赤ワインは赤、または黒ブドウを皮ごと潰し、発酵させてワインにします。よって原料となるブドウ由来の有効な栄養分が詰まっています。また、豊かなコクと渋みのある濃厚な味わいが特徴です。赤ワインの色が赤いのは、原料であるブドウの色味の赤、つまりポリフェノールの色素がワインに溶け込んでいるからです。
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赤ワインの健康効果には、ビタミンやミネラルによる相乗効果が関係していると考えられます。カリウム、リン、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、鉄などがミネラル類として豊富に含まれています。また、疲労回復に役立つビタミンB群が多く、B3、B5 、B6 、B2 などが含まれます。

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食品成分表によるとワインのカロリーは、種類により多少前後するものの、100mlあたり約73~77キロカロリーです。アルコール度数が高いほど高くなり、また甘口なワインほど高くなる傾向が有ります。商品にもよりますが、100ml約75キロカロリー計算で、ボトル一本720mlの場合は約540キロカロリーということになります。 これは大きめのカップラーメン程のカロリーです。
他の酒類と100ml単位で比較すると
日本酒 約100キロカロリー
焼酎 約170キロカロリー
白ワイン 約75キロカロリー
ビール 約40キロカロリー
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ワインのカロリー量は低い位置にあると言えます。ビールが際立って数値的には低くくなりますが、飲み方の問題で、一般的にボトル一本を数回に分けてゆっくり飲むワインと違い、ビールはある程度の量をそれなりのペースで飲みます。結果カロリー摂取量も多くなり、ワインのカロリーを上回ることになります。したがって赤ワインはカロリー的には低めであるといえそうです。しかしカロリーが低いからといって、飲み過ぎると太る原因になることは明白です。
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ワインの甘みは、炭水化物による糖質です。この糖質がワインの美味しさにも繋がっています。赤ワインには100mlあたり「約1.5g」の糖質が含まれます。ボトル一本720mlで10.8gになります。他のお酒と100mlあたりで比較すると
日本酒 約3.6g
焼酎 0g
白ワイン 約2g
ビール 約3.1g
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赤ワインに含まれる糖質量は、お酒の中では少ないといえそうです。またロゼやスパークリングワインなどの他のワインと比べてもデータ的に一番低い数値を示します。糖質が気になる方にはおすすめといえます。
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ポリフェノールとは植物の皮やタネに多く含まれる色素成分で、味覚的には苦みや渋みとして感じます。 植物特有の成分で、動物が体内で合成することはできません。赤ワインには100mlに約200mgと非常に多く含まれています。

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赤ワインの色味は「アントシアニン」、渋みは「タンニン」というポリフェノールに由来しています。含有するこれらを赤ワインポリフェノールと呼ばれます。

アントシアニン

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強い抗酸化作用を持つポリフェノールの1種で、ブルーベリーにも豊富に含まれる健康成分として注目されています。アンチエイジング効果が期待でき、視力を改善する効果が大きいことで良く知られています。

タンニン

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脂肪を分解して体内に吸収しにくくする働きがあり、まさに赤ワインによるダイエット効果で注目すべき成分です。 また、脂肪代謝を促すホルモンが活性化されることが最近の研究で解明されています。脂肪に対して素晴らしい働きをしてくれるタンニン。赤ワインには、タンニンの含有量が多いウーロン茶の更に約4倍もの量が含まれています。

エラグ酸

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エラグ酸は苺などのベリー系に多く含まれ、脂肪の燃焼を促す働きがあり、なかなか減らない脂肪を効率良く排出してくれます。美白効果を持ち、化粧品やサプリメントなどにも使用されています。日本でも厚生労働省から認定を受けている成分で、ワインのダイエット効果を証明する有力な成分です。

ピセアタンノール

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少し聞きなれない名前ですがピセアタンノールには、メラニン色素の合成を抑えてシミやそばかすを防ぐ効果、動脈の柔軟性を高める血管若返り効果、コラーゲンの喪失防止・生成促進、などといった、アンチエイジングに関する効果が期待できます。また、脂肪の成長をおさえる肥満抑制効果があるため、ダイエットにも効果的です。

レスベラトロール

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比較的最近に発見された成分で、抗酸化作用が特に強く、老化の原因といわれる活性酸素を除去する働きがあり、アンチエイジング効果が期待できます。他にも多くの病気を予防する効果があるのではないかといわれていて、アンチメタボ、糖代謝改善、抗ガン作用、肥満や認知症予防、などの効果が期待されているため「スーパーポリフェノール」とも呼ばれます。
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ポリフェノールの効果によって脂肪の分解や、体に脂肪が溜まりにくくなることを解説しましたが、決してその全てを分解しきれるものではありません。
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適量であれば問題ないですが、いつまでもダラダラ食べ続けることや、1本を飲み干すなどの量的な摂取オーバー、更に運動不足が重なるなどした場合、貯蔵可能な許容範囲を超えてしまい、結果、肝臓に脂肪が蓄積する「脂肪肝」といわれる状態に陥ることになります。
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この状態では脂肪の代謝が進まず、更なる肥満の原因となるばかりか糖尿病や高血圧を誘発する引き金になってしまうことも考えられます。いくら赤ワインのダイエット効果を実践しても、期待するのが難しい状態です。
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ここまで、赤ワインはカロリー・糖質が低いことや、含有ポリフェノールがダイエットに効果的であることについて触れてきましたが、それでも「太る」と主張する方のためにもう少し考察していきます。
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赤ワインのおつまみの代表格といえば、肉料理やチーズなどが相性抜群です。お酒には食事を美味しく感じさせ、食欲を増進させる効果もありますが、これらのつまみ類はカロリーが高いため、食べ過ぎるとせっかくの赤ワインが低カロリーであることの意味がなくなってしまいます。ダイエット効果があるとされるワインと一緒に摂取する安心感からか、高カロリーな食事をたくさん食べていることが、実はストレートに太る原因であると言えそうです。
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チーズを例にみると、種類こそあれ、100g当たりのカロリーは300~500キロカロリーもあり、他の食品と比べると高いことが分かります。よってできるだけ量を減らしたり、低カロリーな食べ物に変えるなどの工夫でワインのダイエット効果が実感できるはずです。
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寝る前に何か口にしたくなることもあります。体が糖分や炭水化物を欲している状態で、菓子などを食べてしまうと太ることは間違いありません。そこで代わりに赤ワインを飲んでみることをおすすめします。適度のアルコールは心身の疲れを癒してくれます。赤ワインの原料であるブドウの皮には「メラトニン」も含まれている為、睡眠のリズムを整えてくれるので、少しの量なら寝る前に飲むのもおすすめです。ポイントは少しです、一本飲みなどは控えて下さい。
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赤ワインはダイエット効果が期待できるため、飲めば飲むほど効果が高まると勘違いしてはいけません。ボトル一本を回数を分けて飲むのがおすすめです。適量は、ワイングラスに1~2杯程度といわれています。赤ワイン中のタンニンには摂取し過ぎた場合、便秘を引き起こす恐れもあります。便秘は体の老廃物や毒素が排出されにくくなり、体の中に蓄積していくことで太りやすい体質を招くとも言われているため、過剰摂取はおすすめしません。
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度を超えた摂取は、悪い酔いを招き、体に悪影響を及ぼすのも当然です。どんなに健康に良い食物や飲料も、適量を守ってこそ十分な効果が期待できます。
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赤ワインのダイエット効果について解説してきましたが、いかがでしたか?気になった方はぜひ一本お求めいただき、美味しく健康的にダイエット効果を実感してください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://cdn.pixabay.com/photo/2018/03/26/12/49/guardian-peak-winery-3262547__340.jpg