// FourM
Crktg0k15vphrwaxzk0g

バイク(F)

CATEGORY | バイク(F)

GSX-R1100特集!【中古~新車】インプレやカスタムについてご紹介!

2024.02.22

1980年代後半にスズキから登場したGSX-R1100。今回はそんなGSX-R1100について中古から新車まで、インプレやスペック、最高速やカスタム情報について徹底解説いたします!GSX-R1100のご購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

  1. スズキGSX-R1100の誕生
  2. スズキGSX-R1100とは⁉①GSX-R1100が目指したもの
  3. スズキGSX-R1100とは⁉②スズキGSX-R1100のインプレ
  4. スズキGSX-R1100とは⁉③GSX-R1100のエンジンとは⁉
  5. スズキGSX-R1100とは⁉④スペックをみてみよう!
  6. スズキGSX-R1100とは⁉⑤歴代モデルを見てみよう!
  7. スズキGSX-R1100とは⁉⑥カスタム情報!
  8. スズキGSX-R1100とは⁉⑦GSX-R1100の国内メーカーのライバルたち!
  9. スズキGSX-R1100中古車情報
  10. スズキGSX-R1100は本気で世界最高速を目指した!
1980年後半、当時のバイク界は世界最速を目指しており、各メーカーによる世界最速争いは、過熱化していました。そして、各メーカーが世界最速を目指して投入したバイクは、750㏄クラスや1000㏄クラス、1100CCクラスの大型バイクが中心でした。
引用: https://picture.goobike.com/870/8701222/J/8701222B3018032600702.jpg
そんな渦中の中に、スズキも参戦していきます。当時のスズキは1985年に誕生したGSX-750を販売していましたが、その1年後の1986年、GSX-R750から遅れることおよそ1年。スズキはその市場に、GSX-R1100を送り込みます。これがGSX-R1100の誕生でした。
引用: https://picture.goobike.com/870/8701222/J/8701222B3018032600703.jpg

関連記事

スズキは1985年に市場投入したGSX-R750から遅れること1年、世界最速を目指すバイク界に、GSX-R1100を送り込みました。スズキのGSX-1100は世界最速を目指し、各メーカーの世界最速を目指すバイクたちと、熱い戦いを繰り広げていくことになります。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/15206/1048016/L_2.jpg
ちなみに現在のスズキのラインナップの中には、GSX-R1100の姿はありません。現在はGSX-R1000が、スーパースポーツタイプの大型バイクとして、プロダクションレースのレーサーベース車両として採用されているようです。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/15206/1048016/L_4.jpg
GSX-R1100のインプレッションは、もちろん世界最速。しかし、当時の日本国内では、バイクの大型スポーツはインプレとは逆に、「流行らない」「危ない」といわれ、日本国内ではどのメーカーも作りませんでした。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/15206/1075095/L_0.jpg
ところが、いざ販売してみると、良い意味で期待を裏切る結果に。どのメーカーよりも先に大型のGSX-R750を投入すると、流行る流行らないよりも、大注目を集めます。その騒ぎが収まらないうちに、さらに大型のGSX-R1100を投入すると、こちらが真打として大々的な話題となりました。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/15206/1075095/L_1.jpg

GSX-R1100の実際のインプレを見てみよう!

1986年の誕生から、およそ32年。現在のGSX-R1100のインプレとはどんなものになっているでしょう?いろいろな情報から、実際にGSX-R1100に乗ったことがあるという方のインプレを中心に、まとめてみました。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/16003/1130836/L_3.jpg
〇シートは肉厚があり、座り心地がいい。
〇押し引きは重い。
〇低速からパワフル。
〇川崎のZZR1100と争っただけに、高速域での操作性はかなり高い。
〇ハイパワーに対して純正ブレーキでは釣り合いが取れない。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/16003/1130836/L_7.jpg
GSX-R1100のインプレを見てみると、こんな感じ。評価としてみると、かなり良いようです。ハイパワーと大トルクで、高い操作性はまさにハイレベルの大型バイクですが、低速域で4000回転以下の時は、クラッチとギアをうまく使ったパワーコントロールが必要になるとのことです。
GSX-R1100は、間違いなく当時世界最速のロードスポーツのモンスターバイクでした。その理由の一つに、エンジンが挙げられます。その当時、一般的に搭載されていたのは、水冷式エンジン。しかし、GSX-R1100が搭載したのは、油冷式のエンジンだったのです。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/16003/1130836/L_0.jpg
この時代は、空冷式から水冷式に代わっていった時代でしたが、スズキは次世代の冷却方式として、油冷式を採用したのです。これにより、水冷式と油冷式のどちらが優れているのかなど、世間を大きくにぎわせました。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/17619/1067751/L_6.jpg
では、油冷式エンジンを搭載したことで大きな話題となった、GSX-R1100のスペックを見ていきましょう。このスペックを見れば、その当時、いかにモンスターバイクであったのかが、ご理解いただけると思います。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/17619/1067751/L_0.jpg
〇GSX-R1100のスペック
引用: https://img.webike.net/moto_photo/17619/1067751/L_3.jpg
エンジン:油冷直列4気筒DOHC 4サイクルエンジン
総排気量:1052㏄
最高出力:130ps/9500rpm
最大トルク:10.5kg-m/8500rpm
車両重量:197kg
引用: https://img.webike.net/moto_photo/17619/1067751/L_5.jpg
バイクでありながら130psを発揮していたエンジンでは、現在のバイクの中でもかなり高いパワーだといえます。そして、トルク。最大で10.5kg-mのトルクは、197kgの車体を、悠々と動かす力を持っていました。このスペックこそが世界最速たる由縁なのです。
GSX-R1100は、ヤマハのFZR1000や川崎のZZR1100をライバルとしていたということもあり、年を重ねるごとに改良されていくことになります。そんな歴代モデルの変更点についても目を向け、大きく変更された部分についてご紹介します。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/17619/1067751/L_2.jpg

GSX-R1100 1987年と1988年の変更点

1987年、1988年の変更は、マイナーチェンジと呼べるほどの変更ではありませんでした。1987年は、GSX-R750と同じフェンダーに変更されました、。次いで1988年、ホイールが変更され、前後3本スポークとなり、リアホイールのサイズは、4.50-18に変更されました。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/15773/899317/L_15773_20161018140506612tZe.JPG

GSX-R1100 1989年の変更点

1989年は、フルモデルチェンジを実施します。これによって排気量が1127㏄に拡大され、パワーも143psと、スペックが大きく変更されます。また、ホイールは前後17インチに変更されるなど、1989年は大きく変更が加えられた年となりました。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/18181/1169981/L_1.jpg

GSX-R1100 1990年の変更点

1990年は43㎜の大径フロント倒立フォークの採用、リアホイールの幅が4.50から5.50にリムサイズアップが図られます。また、足回りを熟成させ、さらにはホイールベース延長などが加えられ、さらに高い高速安定性を身につけることになります。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/16992/1198999/L_0.jpg

GSX-R1100 1991年の変更点

1991年の変更では、フロントフェイスが大きく変更されます。これはスラントノーズタイプという、新型のカウルが採用されたことによるものでした。また、2バルブ1ロッカーアームから、1バルブ1ロッカーアームへ変更されました。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/305/1167830/L_0.jpg

GSX-R1100 1992年の変更点

1992年モデルは、これまでGSX-Rシリーズが培ってきた油冷式エンジンの最後のモデルとなります。そして、ギアクランクの回転が最初に伝わるプライマリーギアの形状を変え、ベアリングを追加することで、耐久性を高いものにしました。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/18185/1006976/L_1.jpg

GSX-R1100 1993年の変更点

1993年モデルは、これまでの部分だけを変更する小さな改良ではなく、GSX-R1100としては最大の変更が加えられます。それは、エンジンの変更。これまでの油冷式エンジンを撤廃し、排気量1122ccの水冷式エンジンに変更されます。また、フロントブレーキキャリパーを6ポッドに強化しました。
引用: http://www.fashajapan.co.jp/shop/thumbnailsM/1217.jpg

GSX-R1100 1995年の変更点

1995年は、GSX-R1100の軽量化が施されました。新型のスイングアームの採用や、新デザインのホイールの採用により、各部を軽量化したことに加え、フレーム自体の肉厚を減らすことでさらに軽量化を図りました。その後は、カラーのみが変更され、1998年モデルを持って、最終型となったのです。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/16751/893369/L_5.jpg
GSX-R1100は、世界最速を目指し、1052ccエンジンが搭載された最初のモデルでたたき出された最高速は、なんと265km/h!スペックも同クラスの世界基準で見ても、最高レベルでしたので、この最高速265km/hというのも、納得がいきます。それでもな尚、最高速を目指すためにカスタムもされていきます。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/18185/1006976/L_0.jpg
最高速を追求し、一般的にカスタムされていたのはエアクリーナー、マフラーとエキゾーストパイプの吸排気系。吸排気効率を上げることで、パワーアップを図ることができます。しかし、パワーアップだけでは危険ですので、ショックアブソーバとブレーキ系強化のカスタムも必須となります。

GSX-R1100カスタムパーツ紹介

○PRO DRAG エキゾーストシステム ネット価格:23万5440円~
こちらはエキゾーストパイプとマフラーがセットになったキット。同メーカーのセットなので、エキゾーストパイプとマフラーの相性も抜群ですので、最高速を目指すにはおすすめカスタムパーツです。素材には、軽量で丈夫なチタンが採用されています
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/webike_57358
○Smooth STREAM エアフィルター ネット価格:2592円~
排気系をカスタムした場合、吸気系もカスタムしないと、吸排気効率のバランスが崩れ、逆にパワーダウンしてしまう場合も考えられます。砂埃や粉塵の侵入を防ぎ、且つ吸気効率を上げるフィルターは、最高速カスタムには必須となります。
引用: https://img.webike.net/catalogue/images/21720/oval_l.jpg
○DAYTONA ブレーキパッド 赤パッド ネット価格:3650円~
本来であれば、ブレーキパッドだけではなく、ブレーキキャリパーとブレーキローターの強化もおすすめしたいところですが、最低でもブレーキパッドは強化しましょう。カスタムによってパワーを上げてしまうと、ストッピング性能は重要な部分になります。
引用: https://img.webike.net/catalogue/images/4367/akapad_image-1.jpg
○OHRINS リアサスペンション ネット価格:11万6640円~
OHRINSといえば、二輪だけではなく、四輪のショックアブソーバでも非常に有名で信頼度の高いメーカーです。減衰力調整機構とコイルスプリングを多数設定していることで、カスタムに合わせた選択ができます。また、サスペンションは、乗り心地や安定性にも影響を与える、重要なパーツです。
引用: https://img.webike.net/catalogue/10364/HO107.jpg
GSX-R1100が、世界最速を目指す中で、多くのライバルも存在しました。そんな中でも、日本の国産メーカーが生み出したライバルも存在します。そこで、国産メーカーのGSX-R1100のライバルたちのスペックもご紹介しますので、GSX-R1100と比較してみてください。

ホンダ CBR900RR

引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c3/Honda_CBR900RR_Fireblade_1992%2Cjpg.jpg/800px-Honda_CBR900RR_Fireblade_1992%2Cjpg.jpg
エンジン:水冷式直列4気筒DOHC 4サイクルエンジン
総排気量:918cc
最高出力:124ps/10500rpm
最大トルク:9.0kg-m/8500rpm
車両重量:185kg

ヤマハ FZR1000

引用: https://bike-lineage.org/yamaha/yzf-r1/img/FZR1000.jpg
エンジン:水冷直列4気筒DOHC 4サイクルエンジン
総排気量:1002cc
最高出力:145ps/10000rpm
最大トルク:10.9kg-m/8500rpm
車両重量:208kg

カワサキ ZZR1100

引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fb/Kawasaki_Ninja_ZX-11_1990.jpg/800px-Kawasaki_Ninja_ZX-11_1990.jpg
エンジン:水冷並列4気筒DOHC 4サイクルエンジン
総排気量:1052cc
最高出力:147ps/10500rpm
最大トルク:11.2kg-m/8500rpm
車両重量:228kg
ここまで、スズキのGSX-R1100に触れてみて、少なからず興味を持った方もいるかと思います。すでに誕生からおよそ30年が経過しているGSX-R1100ですが、現存する中古車をご紹介します。興味のある方は、是非、販売店へ足を運んでみてください。

GSX-R1100 1990年式

引用: https://picture.goobike.com/870/8701205/J/8701205B3018042500100.jpg
年式:1990年(油冷式エンジン)
走行距離:35000km
車検:なし
中古車両価格:48万円

GSX-R1100 1991年式

引用: https://picture.goobike.com/880/8800753/J/8800753B3018042600100.jpg
年式:1991年(油冷式エンジン)
走行距離:32209km
車検:なし
中古車両価格:56万円

GSX-R1100 1986年式

引用: https://picture.goobike.com/870/8701222/J/8701222B3018032600700.jpg
年式:1986年式(油冷式エンジン)
走行距離:15940km
車検:2019年12月
中古車両価格:58万6000円

関連記事

およそ30年前、スズキが世界最速を目指した、最高速モデルのGSX-R1100。油冷式エンジンという他メーカーとは違うエンジンを持ち、そして最高速でも世界のトップとして君臨してきました。GSX-R1100は、世界的に名高い、歴史的モデルだったといえるでしょう。
引用: https://img.webike.net/moto_photo/16992/1198999/L_1.jpg
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://img.webike.net/moto_photo/15773/899317/L_15773_20161018140445369Xqs.JPG