【おすすめ書籍/名言】井上靖とは
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井上靖は1907年明治40年に北海道上川郡旭川町(現在:旭川市)に生まれました。そして1930年昭和4年から5年に詩作活動を始めます。1935年昭和10年に京都帝大教授足立文太郎の娘と結婚します。1936年に流転という作品で第1回千葉亀雄賞に受賞されます。その後第22回芥川賞など次々に受賞されていきます。1991年平成3年に急性肺炎のため死去します。そして、死去して尚人気ある作家で2007年には生誕100周年としてNHKの大河ドラマとして1953年の作品「風林火山」がドラマ化されました。井上靖は今も尚人気ある作家で書籍を読み始めたから井上靖のファンからなど愛され続ける有名作家です。
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【おすすめ書籍/名言】井上靖の受賞歴
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ここで有名作家井上靖のこれまで受賞してきた作品を詳しくまとめたご紹介します。井上靖は1936年に本人として初めて受賞されたのは「流転」という作品で第1回千葉亀雄賞を受賞しました。その後1950年昭和25年に「闘牛で第22回芥川賞します。1958年昭和33年)「天平の甍」で芸術選奨文部大臣賞、1959年昭和34年「氷壁」で日本芸術院賞、1960年昭和35年「敦煌」「楼蘭』で毎日芸術賞。同じ年に「蒼き狼」で文藝春秋読者賞します。1961年昭和36年「淀どの日記」で第12回野間文芸賞、1964年昭和39年に「風濤」で第15回読売文学賞、1969年昭和44年に「おろしや国酔夢譚」で第1回日本文学大賞。同じ年にポルトガル・インファンテ・ヘンリッケ勲章、1976年昭和51年に文化勲章・文化功労者、1980年昭和55年に菊池寛賞、1981年昭和56年にNHK放送文化賞・仏教文化賞、1982年昭和57年に「本覚坊遺文」で日本文学大賞、1985年昭和60年に朝日賞、1986年昭和61年に北京大学より名誉博士号、1989年平成元年に「孔子」で第42回野間文芸賞されています。井上靖は生涯で15回もの受賞歴を持つ日本の歴史に残る有名作家の1人です。
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【おすすめ書籍/名言】井上靖の作品の特徴
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井上靖の作品の特徴としては淡々とした淡白な文章で独特な作品が多く井上靖の作品は「読みにくい」「難しい」といった声も多くあります。井上靖の作品は始めて読む方には井上靖の独特な作品の雰囲気があり読みくいとかんじる方もいると思いますが、実は井上靖の作品の雰囲気を理解してあまれば尚井上靖の作品の面白さに気づく楽しみもあります。書籍というのは簡単に理解出来てしまっては面白みも何もありません。本当に読書を楽しむならこういった作者の考えや独特の雰囲気を理解することが読書の楽しみであり面白い部分でもあります。井上靖の作品もひとつの難しく理解すると楽しいものなのでじっくりと本を楽しみたい方におすすめの作品です。
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井上靖のおすすめ書籍と名言
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井上靖のおすすめ書籍と名言をご紹介します。井上靖の作品には長編作品から短編作品、詩集、童話、現代語訳、随筆、紀行、対談、共著などから出ている作品数はなんと1138作品と言われています。その中にはドラマ化した人気小説「氷壁」や1960年に毎日芸術賞を受賞した「敦煌」、闘牛の作品中に所収されている短編作品「猟銃」、自分をモデルとした「北の海」、生涯最後の作品となり第42回野間文芸賞を受賞した「孔子」など有名なものあります。そして、有名人には必ず付いてくるモチベーションの上がる名言などもご紹介します。
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【おすすめ書籍/名言】井上靖の作品①氷壁
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井上靖のおすすめ作品は「氷壁」です。氷壁は1956年から1957年まで朝日新聞で連載された作品で1957年に単行本が刊行されました。そして、井上靖の氷壁は1959年に日本芸術院賞を受賞した作品でもあります。氷壁は1956年の作品としてかなり古い作品ですが、人気のあり1962年には映画化され1967年にはテレビドラマ化されました。そして、1972年芋にもテレビドラマ化されています。そして、今もなお人気のある作品で2006年にも玉木宏、山本太郎の主演で放送された作品でもあります。氷壁は登山家の魚津恭太と親友の小坂乙彦と共に冬季の登頂を目指す作品で登山途中で雪崩に巻きこまれ切れることがないと言われていた「ナイロンザイル」が切れ小坂乙彦は死亡します。そして切れること無いと言われたナイロンザイルは切れたのか切られたのかなど問題が浮上してきます。
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2006年版「氷壁」は少し内容を変更
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2006年に放送された玉木宏、山本太郎の主演で放送された作品では内容が少し変わっています。氷壁の原作では登頂する山は前穂高東壁とされていますが、2006年版の作品は世界最高のエベレストに次に高いとされる世界第2位のK2と呼ばれる山が作品の舞台となっています。そして、原作では切れるはずのないナイロンザイルが作品のキーワードでしたが、現在ではナイロンザイルが切れるといわれていますので、2006年版では「カラビナ」の呼称が原因ということに変更されています。また、主人公たちの名前も変更されていますので、原作とは似たようで違う作品となっています。氷壁を楽しむならまずは原作を読むことをおすすめします。
【おすすめ書籍/名言】井上靖の作品②敦煌
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井上靖のおすすめ作品は「敦煌」です。敦煌は1959年に講談社で刊行され1960年に毎日芸術賞を受賞します。敦煌は人気ある作品として1988年に撮影困難で映画化不可能といわれた作品を佐藤純弥監督が映画化しました。敦煌は中国が舞台となった物語です。あらすじは北宋の時代に主人公である趙行徳は、科挙の最終試験殿試(今で言う公務員試験)を受けるため、首都開封にやってきました。ですが、試験中に居眠りをした趙行徳は不合格となり悲しみと失望感のかな開封の街を歩いていました。そこでは、人肉として不貞を働いた女が売られていました。趙行徳はその女を買い女から1枚の紙を渡されます。そこには西夏文字と呼ばれる文字で文字が書いてあり趙行徳は西夏文字を学ぶ旅にでます。
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【おすすめ書籍/名言】井上靖の作品③猟銃
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井上靖のおすすめ作品は「猟銃」です。猟銃は1949年に発表された短編小説となっています。猟銃は井上靖の短編作品としては最も古い作品となっています。猟銃は短編作品でありながら人気作品でこれまでにも映画化やテレビドラマにもなった作品です。猟銃は題名からイメージされる殺人などのサスペンスものではなく恋愛心理小説です。
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【おすすめ書籍/名言】井上靖の作品④北の海
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井上靖のおすすめ作品は「北の海」です。北の海は1962年から1969年まで東京新聞に連載された作品です。北の海は井上靖本人をモデルとした作品です。
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【おすすめ書籍/名言】井上靖の作品⑤孔子
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井上靖のおすすめ作品は「孔子」です。孔子は1989年に発表され1989年に第42回野間文芸賞を受賞した作品です。孔子は長編作品として井上靖の最後の作品となっています。孔子のあらすじは孔子が没後33年たち孔子の弟子が孔子の詩やエピソードを語るという物語です。
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【おすすめ書籍/名言】井上靖の名言集
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井上靖の名言をご紹介します。「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」「愛が信じられないなら、愛なしで生きてごらん。世の中が信じられないなら、世の中を信じないで生きてごらん。人間が信じられないなら、人間を信じないで生きてごらん。生きるということは恐らく、そうしたこととは別ですよ。」「人間はだれでも、自分の一生を成功だとは考えないまでも、失敗だとは思いたくない。」
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まとめ
井上靖のおすすめ書籍や名言は参考になったでしょうか。井上靖は1936年から作家活動をはじめ1991年に死去するまでに1138作品数という多くの数の作品をこの世に残し、そしてこれまでに15回の受賞をしている日本の作家会の歴史に残る有名人です。井上靖の有名作品には氷壁、敦煌、猟銃、北の海、孔子などの作品があります。井上靖の作品はどれも淡々と淡白な作品が多く初心者の方には読みにくいという印象を与えてしまうよな作品が多いですが、井上靖の作品にはまれば井上靖の独特の雰囲気を楽しむことができます。誰の作品を読もうか迷っている方は井上靖の氷壁、敦煌、猟銃、北の海、孔子などがおすすめです。