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内田百間おすすめ書籍|猫好き作家の冥土・御馳走帖・ノラやなど!

2024.02.22

内田百間は、鉄道マニアであり、同時に猫好きとしても知られていました。特にノラや二ついては愛猫への愛情が詰まった書籍です。そのほかにも冥土や御馳走帖、花火など、おすすめはかなりあります。今回は内田百間のおすすめの書籍を紹介します。

  1. 内田百間のおすすめの書籍は?
  2. 冥土や御馳走帖、ノラや、花火など!猫好きの内田百間のおすすめ書籍:ノラや
  3. 冥土や御馳走帖、ノラや、花火など!猫好きの内田百間のおすすめ書籍:阿房列車
  4. 冥土や御馳走帖、ノラや、花火など!猫好きの内田百間のおすすめ書籍:まあだかい
  5. 内田百間のおすすめ書籍は面白い
あの有名な小説家である夏目漱石を師匠とし、鉄道小説というジャンルを切り開いた第一人者と呼ばれるほどの鉄道マニアであり、猫好きであった内田百間。見た目はかなりコワモテでしたが、そのルックスからは創造できないほどのユーモアある性格であり、そのユーモア溢れる部分は彼が残した作品にも多くちりばめられています。また、芸術院の会員に選ばれた際も、嫌だからいやだという理由で辞退をするなど、自分の思うままに自由奔放な人であった内田百間の書籍は、ストレス社会といわれている現代の社会において、非常にほっこりとするものばかりです。そんな内田百間の書籍を少し紹介していきます。
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引用: https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0309/users/8/9/1/1/aa_ars-img1200x900-1506304158l6b37q18307.jpg

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タイトルからして、猫に関する書籍ですが、これがかなりユーモラスです。内田百間は晩年にある一匹の猫が家に迷い込んできたことをきっかけに、その猫に名前をつけてかわいがっていました。その名前が、この作品のタイトルにもなっているノラです。しかしそれからしばらくしてそのノラはどこかへ行ってしまい、その当時の悲しみを書いていきました。それからしばらくして新しく猫が迷い込んできますが、今度はその猫が病死してしまい、またしても悲しみにくれるという、いかにこの内田百間が猫が大好きであり、同時に、いかに猫に愛情を注いできたかが非常にわかる、そんな書籍となっています。
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引用: http://shinyuri-line.net/cat/wp-content/uploads/2016/10/%E8%B4%8B%E4%BD%9C%E3%80%80%E5%90%BE%E8%BC%A9%E3%81%AF%E7%8C%AB%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%80%E5%86%85%E7%94%B0%E7%99%BE%E9%96%92%E3%80%80_R-1.jpg
内田百間は大学卒業後、陸軍の学校などでドイツ語の教官として数々の学校を歴任していきました。そして戦争が終結したあと、彼は大阪へ汽車に乗って旅行をしました。その際の状況などを書いたシリーズが、この阿房列車です。その第一作である特別阿房列車は、鉄道旅行をするためにどれだけ借金をしたかということや、前半はただただ東京駅をうろうろするだけで埋まったり、大好きなウィスキーなどについても書いたり、そうかと思えば帰りはたった4ページで終わったりと、内田百間の自由奔放なところが良くわかる作品となっています。また、このシリーズが、鉄道小説の元祖とも呼ばれており、本好きのほかにも鉄道ファンから愛されています。
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世界の黒沢として、世界中から絶賛される映画を多く製作した黒澤明。そんな彼の作品のひとつに、まあだだよという作品があります。その作品の元とも言われる作品が、このまあだかいという書籍です。この書籍は、内田百間が還暦を迎えた翌年から、大学の教え子たちが中心となり開催された祝賀パーティーの名前が、摩阿陀会(まあだかい)でした。その模様がこの書籍の内容であり、ここでも内田百間のユーモア溢れる部分が多く出てきます。この作品を元に黒澤明が脚本を書き、それがまあだだよというタイトルで映画化されました。その後黒澤明は脳卒中により倒れてしまい、これが最後の作品となってしまいました。
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いかがでしたか。内田百間の書籍は、どれも作者のユーモア溢れるところがちりばめられ、非常に面白いということがわかったと思います。内田百間の小説や作品は後の小説家や作家に大きな影響を与えており、特に鉄道小説に関しては後の鉄道小説にも多大なる影響を与えています。ただ東京駅をうろうろするだけで前半部分を埋めたり、自分の愛猫への愛情をすべて小説にぶつけたりと、現代の作家にはなかなか無い自由奔放な部分が、現在でも多くの人に愛されている要因ともいえます。ストレス社会で色々しんどい思いをしたり、テレビ番組がつまらないと感じたときは、内田百間の作品を読んでみてはいかがでしょうか。
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サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://103tommy.com/wp-content/uploads/2017/01/img_2.jpg