レストランのナプキンのマナーについてご紹介!
高級なレストランやコース料理には、綺麗に畳まれたナプキンがつきもの。しかし、日本の食卓ではあまりなじみのないナプキン。使い方やマナーがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで以下ではレストランのテーブルナプキンの使い方やマナーを大特集。基本の使い方や折り方などもまとめました。実はあの行動はNGかも…?
【レストランのナプキンのマナー】①ナプキンはそもそも何のためにある?
口を拭いたり手や指を拭くためのもの
レストランのテーブルナプキンは、「指や口を拭くため」に置かれているものとなります。日本食よりも油ものなどを多く取り入れる西洋料理では、油跳ねやソースの跳ねなどが頻繁に起こります。そのため、ナプキンが必要になってくるのです。また、このナプキンは料理を手づかみで食べていたころの名残だとも言われています。
食べこぼしを防ぐという役割も
テーブルナプキンは、口や指を拭いたりする以外には、「食べこぼしを防ぐ」という役割もあります。ナイフとフォークで食事する西洋料理では、慣れていない方は料理をこぼしやすいものです。また西洋料理の多くは、お皿を持たないのがマナーとされるため、こぼしたときの受け皿として使うことになります。
【レストランのナプキンのマナー】②ナプキンの基本的な使い方
二つ折りにして膝に置くのが基本
テーブルナプキンの使い方ですが、「二つ折りにして膝に置く」というのが基本となります。こうすることによって、前述したように食べこぼしが衣服についてしまうのを防ぐ役割があります。ソースなどを拭く際には、折りたたんだ側で拭くようにし、汚れが相手に見えないようにするのがマナーとなります。
首からナプキンを下げるのはNG
首から下げるために特別に作られたナプキン以外は、基本的には首から下げるのはNG。海外では、首からナプキンを下げていると「子供の様だ」と受け取られることになります。特に高級なレストランであればあるほど、テーブルマナーが求められるので、「二つ折りにして膝に置く」というのを忘れないようにしましょう。
【レストランのナプキンのマナー】④食後はナプキンはどうする?
食後はざっくりと適当に置こう
食事が終わった後のナプキンですが、「折りたたまないでテーブルの右側に置く」というのがマナー。こうすることによって、「ナプキンを畳むのを忘れるほど美味しかった」という意味になります。
食後に綺麗に畳むのはNG
食後にナプキンを折りたたんでテーブルに置くのは、「料理は美味しくなかった・口に合わなかった」という意思表示。よほどのことがない限りは、折りたたむのは控えるのがベターです。日本人の性質上、ナプキンを食後でもきれいに折りたたみがちなので、この点はくれぐれも注意しておきましょう。
【レストランのナプキンのマナー】⑤ナプキンを家で使うときには折り方にもこだわろう
テーブルナプキンのおしゃれな折り方を知って食卓を豪華に
ナプキンを自宅での食卓に用いるときには折り方にもこだわるのがポイント。ただ置かれているよりも一工夫して折られたナプキンは、食卓を華やかに彩ってくれます。上記の動画を参考にして、おしゃれにナプキンを折ってみましょう。
こちらは個性的な極楽鳥の折り方。このような飾り折りをマスターして料理の雰囲気と合わせるのもおしゃれですね。
正しいナプキンの使い方を理解して楽しく食事しましょう
以上、ナプキンの使い方やマナーなどについてご紹介いたしました。首から下げたり、食後に綺麗に折るのがマナー違反と知らなかった方も多いのではないでしょうか。ナプキンを使う際にはぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。