【ハイキュー】縁下力とは？
縁下力（えんのしたちから）は宮城県立烏野高校に通う2年4組の学生で、男子バレーボール部員です。ちなみに烏野では4・5組は進学クラスのため学力は高い方だと言えます。
身長は175.4cm（のちに176.1cm）、体重は66.4kg。身長に関しては烏野男子バレー部では下の方に位置します。
誕生日は12月26日。ちなみにこの日の誕生花は「クリスマスローズ」で、人々の心を癒し怒りを鎮め、過去を思い慰めるという意味の花言葉を持っています。チームを支え自分の過去に苦しみながらも前に進もうとする縁下にぴったりのお花ですよね。
好物はホヤ酢。ホヤは海洋生物で東北ではメジャーな食べ物です。クセがあることから玄人好みの珍味と言われており、日本酒に合います。そして旬の生ホヤの定番がホヤ酢です。縁下は味の好みがなかなか渋いのです。
最近の悩みは気合い入ってる時でも眠そうって言われること。縁下は少したれ目気味なので穏やかさが伝わってきますが、確かに眠たそうに見えがちな目をしています。
【ハイキュー】縁下力はどんな男の子？
大人しく穏やか
基本的に縁下力は大人しく穏やかな男の子です。騒がしい部員の多い烏野の中では珍しく大人びており、同じ2年の田中や西谷のノリについていけず困った顔をしていたり、無表情で対応したりすることもあります。
容赦なく冷静にツッコミを入れるしっかり者
そんな縁下力ですが容赦なく冷静するツッコミ役でもあります。嵐のように騒がしい田中と西谷の手綱を上手く握れるのはおそらく縁下しかいないでしょう。ときに毒舌を吐いて窘めることもあります。また先輩として1年生にアドバイスするしっかり者でもあり、曲者コンビの影山と月島もけん制することができる人物でもあります。
【ハイキュー】烏野高校男子バレーボール部員の縁下力
ポジション
縁下力のポジションはウィングスパイカー(WS)です。
主な役割はスパイクを打つことですが、積極的にスパイクを打ち点を取っていくにはそこまでの過程も非常に大切です。スパイクの技術だけでなくレシーブでボールを繋ぎベストなタイミングでスパイクを打てる態勢に入り、自ら声を出してトスを呼ぶことも必要です。そのためバレーボールのポジションの中で、もっともオールラウンドに活躍することが求められるのです。
プレイスタイルとチームにおける役割
縁下力のプレイスタイルはまさに名が体を表しているように、攻守ともに卒なくこなすオールラウンダーでチーム全体を縁の下の力持ちのように支えています。ウィングスパイカーになるべくしてなった人物と言えます。
また現部長の澤村の代わりに試合に出場したときには、誰もが緊張するような状況で自分を奮い立たせ、自分と向き合い全力で戦います。メンタルも強い選手なのです。
スタメンとして試合に出場することは少ないものの、鋭い観察眼で的確なアドバイスをしたり背中を押したりと選手のフォロー役として大きな支えになっているため、仲間たちからの信頼は厚く、烏野にとって欠かせない存在です。
【ハイキュー】縁下力の能力パラメータ
パワー 3
バネ 2
スタミナ 3
頭脳 3
テクニック 3
スピード 2
オールラウンドに活躍できる力を持っている縁下力ですが、能力の数値はどれも並みで烏野の他の部員と比べてもやや低めです。ずば抜けたものはありませんがそれを補うように鋭い観察眼と卒のないプレーで、仲間たちの技術面・メンタル面をフォローすることが縁下の選手としての役割です。
【ハイキュー】縁下力がバレーボールから逃げ出した過去
練習に出なくなった理由
縁下力が1年生のとき、かつて烏野を春高へと導き、身長が小さいながらエースとして活躍した「小さな巨人」を育てた名将・烏養一繋が烏野の監督に一時復帰した時期でした。
烏養監督の練習は非常に厳しいもので当時の1年生たちは耐えられず、なかには退部してしまう人もいました。縁下も退部はしなかったもののバレー部から遠ざかり練習に出なくなってしまったのです。
練習に戻ってきた理由
烏養監督率いる烏野男子バレー部から逃げた縁下は、暑い中走らなくてもいい、怒られなくてもいい毎日を最初は満喫していました。しかしバレーのことが頭から完全に離れることはなく、日を追うごとに罪悪感が増し苦痛を感じるようになりました。そして体育館に足を運び「サボってすいませんでした！練習させてください！」と頭を下げ再びバレー部に戻ったのです。
【ハイキュー】縁下力は2年の首領（ドン）
次期主将候補
縁下力は穏やかな雰囲気でチームを包みつつ、ときに鋭く部員たちにツッコミを入れ手綱を引っ張っていける人物です。スタメンでなくても常に冷静にチームを観察し適格なアドバイスをしたり、テスト期間中勉強の苦手な田中・西谷の臨時講師を務めたりと部活外でも部員たちのフォローをしています。そんな2年生たちの様子を見た田中の姉・冴子は、どう見ても縁下が2年の首領（ドン）だと言っています。
また2年生が次期主将についての話し合いをしていた時も候補として当然のように名前が挙がります。縁下以外の2年生も自分たちの中で主将の器があるのは、縁下だと思っているのです。
そして現主将の澤村が試合中に負傷したときも、主将代理としてコートに入り次期主将候補としてスポットライトを浴びることになりました。
縁下自身は一度逃げた過去を負い目に感じており、「こんな根性無しには務まらない」と次期主将になることに自信も持てずにいます。しかしそんな縁下に田中が「「運動部だからって猪突猛進タイプばっかじゃねぇだろ。 俺は自分と違うタイプのヤツの事はよくわかんねぇけど、 お前は多分どっちもわかる奴だ！」と言って背中を押します。
熱血で厳しすぎても部員はついてきませんし、だからと言って優しすぎてもチームは強くなれません。一度逃げてしまったけれどまた自分の意志で戻ってきた縁下だからこそ、そのバランスを取り、部員たちの様々な気持ちをくみ取りながらチームをまとめることができるのです。
背番号6の謎
縁下力の背番号は6番ですが、実はこの「6」という背番号と「次期主将候補」が関係しているのでは？とハイキューファンの間では話題になっているのです。
なぜかというと、縁下と同じく次期主将の最有力候補ではないかと言われている【青葉城西の矢巾秀】とインハイ後に主将となった【伊達工業の二口堅治】も背番号が「6」だからです。
それだけではなくなんとこの3人は髪型も一緒です。矢巾秀にいたっては出た試合まで一緒です。
単なる偶然にしては共通点が多い気がしませんか？ハイキューの縁下・矢巾・の今後からも目が離せません。
【ハイキュー】縁下力の声優とは？
縁下力の声を務めるのは声優の増田俊樹さん
東京国際映画祭、僕声イベントの時撮った写真です
— 増田俊樹official (@Masuda_Toshiki) November 30, 2017
割と自画自賛な自撮り
僕声は鋭意製作中、繋がりあるから散髪できず今は髪がボーボーに…この時の髪型ベストやった、次はパーマかけたい pic.twitter.com/wSEHLiVpXm
1990年3月8日生まれ、広島県出身のかっこいい顔立ちに可愛い声をした男性声優さんです。
子どもの頃から役者に興味を持っており、「コードギアス 反逆のルルーシュ」や「天元突破グレンラガン」を通じて声優を目指すようになりました。
コードギアス 反逆のルルーシュ 全9巻セット [マーケットプレイス DVDセット]
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￥ 15,000
劇場版 天元突破グレンラガン Blu-ray BOX(完全生産限定版)
価格
￥ 6,481
2009年声楽科在学中にミュージカル・テニスの王子様のオーディションに合格し、俳優デビューを果たしました。2010年に声優部門に異動してから声優として活動するようになりました。
声優・増田俊樹さんの出演作品
刀剣乱舞／刀剣乱舞 花丸(加州清光）
【刀剣男士 紹介】
— 刀剣乱舞-本丸通信-【公式】 (@tkrb_ht) November 26, 2014
『加州清光』貧しい環境で生まれた彼はオシャレに気を遣い、綺麗な格好をしていれば主に可愛がってもらえると思っている。口元のほくろがなんとも言えない妖艶さを物語っておりますね…！(*´Д`*) #刀剣乱舞 #とうらぶ pic.twitter.com/0udTTENvIv
黒子のバスケ（葉山小太郎）
【黒ラジ】「黒子のバスケ 放送委員会」は文化放送 超！A&G＋にて、本日25:30より配信！
— アニメ黒子のバスケ (@kurobasanime) April 10, 2015
葉山小太郎役の増田俊樹さんをゲストにお迎えしました！この写真、増田さんの目力がものすごいですが…その理由は番組で！(黄) #kurobas pic.twitter.com/7Cf01SuDVm
【ハイキュー】縁下力の名言
逃げる方が絶対後からしんどいって事はもう知ってる
次期主将としてスポットライトを浴びながら現チームになってからの公式戦に初出場したとき、大きなプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、自分を奮い立たせるように縁下が心の中で呟いたセリフです。逃げてしまうことの辛さを知っていることは縁下の強さであることが伝わってきます。
これを拾えなければこのコートで俺に価値はない
自分を奮い立たせ現主将・澤村の代わりとしてボールに食らいつくものの、澤村のように上手く動けないことに落ち込む縁下が、相手のブロックアウトに食らいつくシーンのセリフです。プレッシャーや自信の無さを跳ねのけ、自分がやれることを精一杯やろうという強い気持ちが伝わってきます。
【ハイキュー】縁下力に対するネット上の声
縁下力くんすきだわぁ
— 彪（ひょう）企画固定 (@hyou777) November 3, 2017
決して試合で活躍するわけじゃないけど、メンバーを掌握してる感じがまさに縁の下
チームメイトが最高のパフォーマンスが出来るために必要なメンバーって感じ好き
スタメンでなければ登場シーンも多くはない縁下力ですが、それでも人気があるのは仲間たちに目を配りフォローし引っ張っていける大きい器の持ち主だからです。
縁下力！お誕生日おめでとう！自分の弱さを受け入れる強さがある力は本当にすごいと思うし、弱くなんかないよ！既に1、2年を掌握してる力はいいキャプテンになることでしょう！１番を背負う力！寂しい気持ちもあるけど、楽しみにしてるよ！！！バッチコーイ！！#縁下力生誕祭2017
— あこ (@hq_aco666) December 26, 2017
自分の弱さを受け入れることは簡単ではありません。逃げてしまった過去に負い目を感じながらも前に進んだ縁下は、きっと良い主将になれるでしょう。
【ハイキュー】縁下力のその後の進路とは？
ハイキューは完結しましたが、ほとんどの登場キャラのその後までを描いています。バレーの道に進んだ者や、高校バレーで培ったモノを活かして就職している者まで、様々なキャラクターが色々な進路に進んでいました。
その中でも縁下は理学療法士として働いています。大人しい性格で、頭がよく、観察眼もある縁下には理学療法士はぴったりなのではないでしょうか。
【ハイキュー】縁下力についてのまとめ
ハイキューの縁下力は、主人公の日向を始め新しく入ってきた1年生よりも技術や能力が低く、目立たないポジションであることは否定できません。しかし烏野というチームにとっては欠かせない存在です。
なぜなら様々な苦悩や葛藤を乗り越え、それでもバレーへの強い思いを絶やさず努力し続け、時に優しく時に厳しくツッコんで手綱を引き、全力でチームをフォローしようとする縁下には、チームを統率し支える力があるからです。猪突猛進な選手も強いチームには必要ですが、ツッコミ役としてそんな選手をコントロールし導く存在も必要です。そしてこれからの烏野を先導を切って引っ張っていける人物は縁下力なのです。
