ドラマでもテーマになりがちな”ダブル不倫”
ドラマや映画などでは、「ダブル不倫」をテーマにした作品も数多くありますよね。
不倫は普段刺激のない生活を送っている人からすれば、目新しく刺激的なものかもしれません。確かにドラマ「昼顔」は大ヒットしましたし、ダブル不倫はストーリー性としても十分です。
しかし、ダブル不倫にはかなり大きなリスクが付きものです。特にお互いの家族に対しては、罪悪感に悩みながらダブル不倫を続けている人も多いでしょう。
ここでは、ダブル不倫を長続きさせる方法やラインのやり取り、そして最大の観点ともなるリスクや止める方法などをご紹介します。果たしてダブル不倫の結末はどうなるのでしょうか?
ダブル不倫とは?
「ダブル不倫」とは、「お互いに配偶者を持ちながらも、性的関係などの不貞行為を行って不倫関係になっている状態」を指します。
結婚をしているのに不倫をしている人はいますが、ダブル不倫は”お互いが既婚者”という点です。ひと昔前までは、浮気と言えば男性をイメージした人も多いと思いますが、最近では既婚女性の不倫も増えているという傾向にあります。
どちらか一方が結婚しているわけではなく、お互いが違うパートナーと結婚している状態ですから、ダブル不倫のリスクは非常に大きいと言われています。
ダブル不倫のキッカケ
では、ダブル不倫に陥ったキッカケはどういったものが多いのでしょうか?
ダブル不倫のキッカケで一番多いのは、職場での出会いです。職場に気になる異性がおり、日々接しているうちに気持ちが抑えきれなくなって不倫関係になったというケースがよく見られます。
また、家庭や仕事の悩みを打ち明けている間にお互いに好きになってしまい、気が付いたら肉体関係をも持つ状態に。そして、ダメだとわかりつつも気持ちが盛り上がって止められないパターンも。
ダブル不倫にハマる人
ダブル不倫にハマる人は、どういった傾向にあるのでしょうか?
男性の場合
男性の場合は、最初は軽い気持ちでダブル不倫に走る人が多いようです。お互い既婚者なので、本気にはならないだろうと、火遊び程度の感覚で不倫関係になる傾向があるようですね。そして、その後に本気になってしまうケースが多いようです。
中でも、仕事や家庭でのストレスがたまっていると感じている男性が不倫に走りやすいとか。また、自由に使えるお金が比較的多い男性も不倫をするケースが目立ちます。
女性の場合
女性がダブル不倫にハマる場合は、家庭での不満や寂しさを抱えているケースがよく見られます。夫とはセックスレスだったり、夫から十分な愛情や精神的ケアなどをもらえていない場合は、寂しさのあまり不倫に走ってしまうことがあります。
また、元々情熱的で常に恋をしたいと思う女性も、ダブル不倫にハマってしまうケースが見られます。
ダブル不倫中のラインのやり取りは?
ダブル不倫中は、お互いに連絡を取る場合はどうしているのでしょうか?
ダブル不倫は、お互いの配偶者の目を盗みながら不倫関係を続けるわけですから、自由に連絡を取り合うことが困難なことも多いでしょう。そんな中でも、ダブル不倫をしている当事者間で使われている連絡ツールは、ラインが多いようです。
しかし、お互い配偶者や家族を持つ身であるため、ラインのやり取りもかなり限定的なケースが目立ちます。昼間は比較的自由にラインができるようですが、多くのダブル不倫者は夜間のラインのやり取りには気を使っている様子。
そのため、配偶者がお風呂に入っている時や寝た後などにラインのやり取りを行っている人が多いです。限定的にしか連絡ができないからこそ、当事者は盛り上がるのかもしれません・・・。
ダブル不倫を長続きさせるための方法
なかなか幸せな結末に行きつかないことも多いダブル不倫。そんなダブル不倫を長続きさせるコツってあるのでしょうか?
①相手を信用する
本気になればなるほど、ダブル不倫の当事者は不安も増えてしまうでしょう。会えない時間に相手は何をしているのか?配偶者とは肉体関係はあるのか?そんな不安は出てくるものです。
しかし、ダブル不倫は元々リスクの多い恋愛です。お互いに配偶者がいながらも不倫関係に陥っているのですから、まずは相手を信用することが大切でしょう。
あまりにも疑っていると相手もストレスが溜まって逃げたくなるものです。
②ポジティブな考えを持つ
ダブル不倫は行く先の見えないものです。また、お互いの家族にバレたらどうしようといった不安にも悩むかもしれません。しかし、元々ダブル不倫は配偶者がいるにも関わらず築いた関係です。傷つく人がゼロのわけはありません。そんなリスクを承知で行っているわけですから、不倫関係を長続きさせたいならポジティブに考えることが大切でしょう。
ダブル不倫のリスク
当事者たちがいくら盛り上がったとしても、ダブル不倫は不貞行為です。ここでは、そんなダブル不倫のリスクについてお話します。
①家庭の崩壊
不倫がバレた時、中には許してもらえる家庭もあるかもしれません。しかし、多くは家庭崩壊となるでしょう。お互いに配偶者がいるわけですから、お互いの家庭が崩壊するでしょう。そうなると、もちろん大ごとです。
配偶者の精神も崩壊する可能性もあります。また子供がいる場合は、子供からも「自分の居場所である家庭を壊した親の裏切り」と見なされ、一生恨まれる可能性もあります。
②離婚や慰謝料を求められる
ダブル不倫がバレた場合の多くは、離婚になるケースが多いでしょう。そして、当事者が不貞行為を起こして家庭を崩壊させたわけですから、当然慰謝料を請求される可能性が非常に高いです。
不倫をした場合の慰謝料は、数百万円にも及びます。この慰謝料をお互いの配偶者に支払わなければいけない可能性もあるので、慰謝料の金額は通常の2倍に跳ね上がるでしょう。
③配偶者からの復讐
ダブル不倫をされた配偶者は、当事者が考えている以上にひどい裏切りを経験します。そうなると、配偶者からは復讐をされる可能性もあるでしょう。
ネットには、配偶者からの過激な復讐に遭ったというケースも見られます。
④職を失う可能性
ダブル不倫は社内恋愛のケースが多いため、不倫がバレるとお互いが社内にいられないような状況になるかもしれません。会社からも信用はガタ落ちでしょう。そうなると、不倫が原因で職を失う可能性もあります。
ダブル不倫で再婚は可能?
ダブル不倫の行く末に、再婚を夢見ている人はいるかもしれません。中には、ダブル不倫の末に再婚をした人もいるでしょう。しかし、そのケースはまれであり、ダブル不倫の多くの結末は、バッドエンドが多いようです。
ダブル不倫がバレた場合、お互いの家庭が崩壊し、離婚に至ることもあります。そして、高額な慰謝料を請求された上に、養育費などの支払いで生活が苦しくなることも。
また、離婚はしたとしても、子供が大きくなってから等と再婚には踏み切れない人が多いのも事実。”不倫”と言う限定された刺激のある恋愛関係から、一気に現実を見たがために気持ちが冷めてしまう人もいるようです。
再婚しても不幸になる?
ダブル不倫の末に離婚、そして再婚したとしても、多くのカップルは幸せではないようです。前述したように金銭的な問題もありますし、お互いに子供がいると元配偶者への連絡に対して過敏になってしまうので、気持ちに余裕が持てない場合も。
有名人などが不倫の末に略奪再婚した場合も、どちらかが大病を患った、早死にした、借金を抱えたなどの不幸に見舞われる場合も多いようです。やはり、誰かを酷く傷つけてしまった代償は大きく、そのしっぺ返しが自分に返ってくるのではないでしょうか?
結局、奪い取った幸せは長続きしないのです。
ダブル不倫を止める方法
ダブル不倫が良くないことだとわかっていながらも、ズルズルと関係を続けている人もいるでしょう。ダブル不倫は頑張っても長続きはしません。少しでもダブル不倫を解消したいと思った時は、思い切ってダブル不倫に終止符を打ちましょう!
あなたが行っていることによって、多くの人が傷つきます。配偶者の精神状態だけではなく、子供の人生をめちゃくちゃにしてしまう可能性が非常に高いでしょう。子供があなたの不倫を知ると、高確率であなたと会うことを拒否します。
そして、高額な慰謝料を支払って”すべてを失う”覚悟はありますか?
そんなダブル不倫を続けても、誰も幸せにはなれません。人を傷つけると、その分以上に自分に返ってくるのです。
ダブル不倫を止める方法は、たった1つ。あなたの強い意志です。
思い切って、相手に別れを告げましょう。そして、金輪際不倫相手とは関わらないように環境を変えましょう。
ダブル不倫をやめた人の声
妻に対して隠し事をする必要がなくなったので、後ろめたさを感じなくなった(40歳男性)
家族の大切さがよくわかった(46歳男性)
後ろめたい気持ちがなくなったので夫と向き合えるようになった(41歳専業主婦)
ダブル不倫の関係を続けても先がないから(39歳専業主婦)
まとめ:ダブル不倫は止めた方が幸せ
ダブル不倫についてご紹介しました。
ダブル不倫はその場で盛り上がるものの、一時的なものです。ダブル不倫で幸せになる人は誰一人としておらず、本当に大切な人を傷つけるだけなのです。
ダブル不倫をやめたいと少しでも思ったなら、今がやめ時です。しっかりと現実を見直してみましょう!