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機動戦士ガンダム

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セイラ・マスのその後はどうなった?名前の由来やアムロとの関係も考察【機動戦士ガンダム】

2021.06.25

機動戦士ガンダム作品で二大スターでもあるシャアの妹にあたるキャラクターの「セイラ・マス」。機動戦士ガンダムではアイドル的な存在としてセイラ・マスは男性の憧れの存在とされておりました。そんな美少女であるセイラ・マスについて今回は着目します!

  1. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスとは?
  2. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの性格は?
  3. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの強さは?
  4. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの名前の由来が衝撃!?
  5. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの役職
  6. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスがシャアと生き別れた後の最初の出会いとは?
  7. 【機動戦士ガンダム】セイラはガンダムに乗ったことがある!?
  8. 【機動戦士ガンダム】意外な場所でランバと再開するセイラ・マス
  9. 【機動戦士ガンダム】MSパイロットになるセイラ・マス
  10. 【機動戦士ガンダム】アムロとセイラ・マスの関係
  11. 【機動戦士ガンダム】度々シャアと再開するセイラ・マス
  12. 【機動戦士ガンダム】最終話でアムロとシャアの戦闘に割って入るセイラ・マス
  13. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスのその後とは?
  14. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの名言
  15. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの搭乗機「ガンダム」
  16. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの搭乗機「Gファイター」
  17. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの搭乗機「コア・ブースター」
  18. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの搭乗機「コア・ファイター」
  19. 【機動戦士ガンダム】セイラ・マスの声優「井上瑤」
  20. セイラ・マス まとめ
セイラ・マス、本名「アルテイシア・ソム・ダイクン」はジオニズム提唱者でありジオン共和国創設者であるジオン・ズム・ダイクンの娘、そしてシャア・アズナブル、本名「キャスバル・レム・ダイクン」の妹というガンダム作品でも一級の重要人物です。実兄であるシャアとは若き頃に生き別れており、ガンダム初期では兄とは対立する地球連邦軍に所属しております。
金髪に類稀なる美貌の持ち主でもあり、作中きっての美少女、メインヒロインという立ち位置のキャラクターとしてファンの間で憧れの女性とまで呼ばれておりました。登場話数は多く初期ガンダムでは2話から最終の43話まで登場しております。生まれは宇宙世紀0062年9月12日であり、現在でもセイラの誕生を祝うツイートがあるほどに有名なキャラクターでもあります。
幼少期に父親であるジオンが暗殺され、その当時のダイクン派閥出会ったジンバ・ラルに引き取られる形となり、ザビ家の迫害から逃れるようにして地球のマス家の養女として本名であるアルテイシア・ソム・ダイクン改め「セイラ・マス」と名乗り隠れるようにして地球で生活を送っておりました。その後、兄が復讐のためにジオン公国領であるサイド3へと旅立ち自らはサイド7と移住することになります。
この頃から兄とは一切連絡をとっておらず生き別れのような形になっております。兄がザビ家に対して強烈な復讐心を抱いていることに対してセイラは当時幼かったということもあり内情などをよくわかっていなかったためにザビ家に対する恨みなどは一切持っていないというもの兄妹間でも違う部分であると言えるでしょう。
セイラは戦闘員のような形で成長していたわけではなく医療関係の技術を習得しており、医学的な知識が豊富だったためサイド7では医療ボランティアとして活動しておりました。この点からもう兄は違う思想であり、違う道を歩むことになるという流れになっております。
登場当初はホワイトベースの避難民として登場しており、立場的には避難民でありましたが、決して弱い女性ではありませんでした。気強く、またしっかり者であり凛々しい部分がとても目立つ理想の女性像を描いたキャラクターと言えると思います。カイが避難民の収容に手を貸さないどころか身勝手すぎる行動をしていた時に平手打ちしさらに軟弱者と声高く放った言葉がありました。
この初っ端のシーンこそが、彼女の性格というものを印象付けるとても刺激的なシーンだったように思えます。弱々しい女性ではなくしっかり者で凛としており時には優しい一面を見せる、当時のアニメファンの心に刺さるような(現在でも)魅力的な女性像を描いたシーンであり、また名シーンと呼ばれる一つになったと個人的には感じております。
物語初期から後半まで非常に安定したキャラクター性を持っている反面、兄に対することで心を乱す部分もあることがあり強さという部分でいうと心が強い女性とも言えます。非情な性格でないだけに兄妹に関することでは誰しもが乱してしまう部分があるということでここは非常に現実の人間味があるという設定ではないかと個人的には思っております。
心が強い女性と言えるでしょう。また戦闘面に関してですが、物語当初はモビルスーツで戦うということはしませんでしたが、中盤からは自らもMSのパイロットとして活躍するようになります。その時にそばにいたのがアムロ(ガンダム)でした。強さでいうとかなり強いとは言えませんがシャアの兄妹ということもあって才能はあるという風に見受けられます。
なので強さの面でいうと心が強く、そしてパイロットとしての素質をも持っており、その才能を十分に発揮しているということで戦闘面でも強いと言えるのではないか?というのが個人的な意見になります。あくまでも個人的な意見ですので一つの参考までにしていただければと思います。
ガンダムのキャラクター名にはそれぞれ由来というものがあるのですが、セイラ・マスに関しては公式でしっかりと語られていないのが事実となります。それに関してですが、監督が「放送コードにひっかかかる」と言っているのがとても気になるところでありファンはそれに関してかなり調べたり考えたりした様子がネット上でも窺えます。
私が個人的に調べた結果、セイラ・マスという名前の由来に関してなぜ公式で話せなかったのか・・・その理由がわかりました。あくまでもネット上の一説ではありますが、セイラ=「セーラー服」というものからとっているということでして、これに関しては問題はないと思われます。当時の若い女性(学生)の魅力を最大限に引き出すような形とも言えるでしょう。
問題なのはマスの方であり、これは「マスター○ーション」から取っているとされています。なぜこれになったのかは不明ですが、一説によるとこれが「放送コードに引っかかる」という部分から推測されたとされております。実際のところこれに関して正しいのか正しくないのかはわかりませんが、一つの参考までにしていただければと思います。
セイラの役職は元々医者の卵的な存在であったことと医療の知識があったためにホワイトベースの医療スタッフの補助的役割と通信士の役割を担っていました。完全な知識と資格がないということで補助役だったのでしょう。資格があれば完全な医療スタッフとして一任されていたと思われます。ただ彼女の処置は的確であり本当の医療スタッフとしてもいいと個人的には感じました。
またブライトから唯一さん付けで呼ばれていた乗員であり、そのことから通信士の役を駆使してパイロット達のプライドを擽りモチベーションや士気をあげるなどの役割も果たしていたことがあり、おだて役のセイラさんとまで呼ばれていました。役職としてはとてもいい場所にいたのではないかと思います。当初直接的な戦いには参加しておりませんが、皆のアイドル的存在も兼ねていたと個人的には推測しております。
サイド7に潜入したとされるシャアに銃を突きつける場面がありました。これが二人が別れてから再開した最初の場面になります。当初はシャアはジオン軍の将校であり仮面をつけていたこともあってセイラも気づきませんでしたが、仮面をとった時に兄の面影を感じ動揺するという場面になりました。お互いにこの時は驚き、また動揺したことでしょう。
セイラからすればまさか兄であるとは思っておらず、またシャアもアルテイシアが連邦軍にいるはずがないと思いつつ、しかしながら「まさか!?」と戸惑う様子が多々その後もありました。この時の衝撃というのはお互いにとてつもないものだったように個人的には思っております。気丈である二人が動揺するほどですので、それだけ二人の絆というものが深い証拠にもなります。
ガンダムはアムロ以外は公式では乗ったことがないとされておりますが、アムロ以外に唯一ガンダムに搭乗し操縦した人物がセイラになります。これはアニメの16話でセイラがあの時のジオンの仮面将校シャアを兄かもしれないと疑っており、その動向をどうしても知りたいがためにガンダムに無断で搭乗し、そして操縦することになります。
この時にジオン軍の兵士と接触しようと試みますが、もちろん今までにモビルスーツはおろか戦闘経験すらないのは当然であり、ノーマルスーツすら装着していなかったというものあり、操縦時の加速Gの強烈さで嘔吐し、敵のモビルスーツに翻弄されまくり危うく貴重なガンダムを敵の手中に落ちる寸前までの大失態を犯します。このことがきっかけで独房入りとなってしまうセイラでした。
本人も本来はこのようなことをするつもりではなかったのでしょうが、兄との絆が深すぎるということと、あの兄が生きており、そしてシャアが兄かもしれないということでそれを確かめることだけを考えて今までにない行動をとってしまったという本人でも考えられないような行動をとってしまったという深い心理があったのでしょう。
第20話でセイラは意外な人物と再会を果たします。それがあのザビ家からの迫害を逃れる際に手助けをしたジンバ・ラルの息子であるランバ・ラルでした。ランバ・ラル隊がホワイトベースに対して白兵戦を仕掛けてきた場面が20話でありました。その際に第二ブリッジでランバとと偶然にも出会ってしまうのでした。ランバは昔セイラをよく可愛がっていたこともあり驚き、また動揺もありました。
もちろんセイラの方もとても可愛がってくれていた人物と敵対することとなりお互いに素性を知った上で若干の硬直がありました。その時にリュウの銃撃によってランバが負傷し、セイラは兵を退却させるよう問いかけますが、ランバは自ら身投げをして自爆をします。これはセイラにとっても衝撃的な出来事であったことでしょう。
物語の中盤から(正確には24話から)セイラは医療スタッフや通信士としての役割からパイロットとして活動を始めます。セイラが初めて乗った機体がGファイターであり、その後は戦場へと自ら飛び出すようになります。これもおそらくはランバの一件があったからであると個人的には推測しております。どのような心情の変化があったのでしょうか?
親しい人物の死を目の当たりにして自らも前線で何かしらをしよう思った決意の現れであるように個人的には思っております。パイロットになった当初はやはり操縦面で慣れない部分もありましたが、アムロのサポートも連携を駆使して徐々に戦果を上げていくようになります。セイラが戦いを好んでするタイプであるとは思えないので何かしらの考えもあったのでしょうね。
アムロとセイラは同じ戦艦の搭乗員でもあり、またGファイター搭乗からはアムロに先導される形で協力プレーが目立つようになります。もともと歳も近いということもあって関係的には良好だったと個人的には思っております。ガンダムに搭乗した経緯などもありますが、アムロとセイラの関係性というのはひとえに同じホワイトベースの仲間という意識が高かったと思われます。
アニメではただの同僚という仲でしたが、小説版は少し過激になっております。なんとあのアムロの初体験の相手がセイラだったということもあり、小説版を読んでしまってからアニメを観ると色々なセリフが意味深に聞こえてくるというもの事実ではありますが、恋愛関係というものではありません。それは確実と言えるでしょう。ただちょっと考え深いセリフもあることから想像が膨らむのも事実ですね。
その後、30話ではジャブローでシャアと再び再会を果たすセイラです。ここで兄であるシャア(キャスバル)が復讐に生きているということに対して考え直すように諭しますが、シャアは少し苦いようにセイラに対して地球連邦軍を離れるように言い残して去ることになります。兄としては妹と敵対することも妹が戦場に出ていることも辛かったというのが本音なのではないでしょうか?
そして38話でもテキサスコロニーでまたまたシャアと再開します。しかしながらここでは完全に二人が決別することになる決定的なシーンでした。セイラはこの時に泣き崩れます。唯一の血縁であり、慕っていた兄との決別が決定的となったことでセイラの精神面も若干危ぶまれることがありましたが、やはりそこはダイクンの一族ということもありしっかりと次へと踏み出しておりました。
飛びますが、最終話でシャアとアムロが激戦を繰り広げます。ここではMSではなく生身で戦い合う二人の間に割って入る(制止)のですが、爆発が起こり巻き込まれそうになるセイラでした。しかしながらここで助けたのが兄であるシャアでした。もちろんシャアは決別はしたものの妹が死ぬようなことは絶対に望んではいないので助けるのは当たり前ですね。
そしてその後、シャアがキリシアをバズーカで爆殺したのちに二人は別れアムロの誘導によってホワイトベースの仲間たちと脱出することになります。無事にセイラは生還しますが、これが事実上の兄シャアとの最後となりました。シャアとその後二人が合うことは一切なく今生の別れという流れになります。
その後セイラの出番は激減します。ガンダム初期が一番セイラの出番が多かったように思えます。もちろんアニメでの出番がなかっただけでしっかりと活動はしておりました。ZZガンダムでジュドーの妹であるリィナを助けたり、ブライトと再開したりなど生きて生活している場面が窺えます。また逆シャアでシャアが演説している場面を見ていたような描写があったりしました。最終的にはスペースコロニーに滞在しているという事実が残っております。
セイラの名言も少なからず残っております。一番有名なのはやはり「あなたなら、できるわ!」でしょう。セイラという女性もガンダム史の中では一番のヒロインとして描かれており、その気の強さと生き方に共感するファンも少なくはないと思われます。
ガンダムはもはや説明するまでもない期待と言えるでしょう。ただこれは搭乗したというよりはただ兄の動向を確かめたいという一心で乗り込んでしまったという経緯があり実際にこれに乗って戦うという流れにはなりませんでした。強制的に戦いに巻き込まれたという形ですね。
セイラが中盤で戦場へと出るために初めて乗った期待となります。ガンダムの行動半径と火力拡大というものを目的として開発された地球連邦軍の重戦闘機となります。武装としてビームキャノンを2門、機首にミサイル発射口を2門、後部に四連装ミサイル発射口を2基装備するとてもハイテクな戦闘機であることが言えるでしょう。
コア・ブースターは大型の戦闘機であり、メガ粒子砲をも装備する重戦闘機です。対空戦だけでなく対モビルスーツ戦闘やモビルスーツの支援、対潜攻撃などにも対応しておりとても汎用性の高い戦闘機と言ってもいいでしょう。これを操縦したとされるセイラの操縦技術というのはやはり兄譲りであると言っても過言ではないと思います。
コア・ファイターはガンダムシリーズにおいて度々搭乗する小型の戦闘機です。これの特徴としてコア・ブロックへと変形して他のパーツと合体できることにあります。つまりはモビルスーツの一部として形成された機体と言ってもいいでしょう。MSが負傷した際に自力での帰還が困難とされた際に脱出ポッドとして利用されることもあります。
井上瑤(いのうえよう)さん、1946年12月4日生まれ、東京都出身の名声優でした。活動を始めたのは1970年代であり、それ以前はタレントやクイズ番組のナレーターとして活動しておりました。機動戦士ガンダムで一躍有名となり名声優としてその後も度々活躍しておりました。2000年に遊戯王出演中に体調不良を訴え途中降板し、肺がんであることが判明し手術が成功するも、入退院を繰り返し、2003年に肺水腫を併発し同年2月28日にこの世を去りました。
いかがでしたでしょうか? 今回はガンダムの歴史でも一番のヒロインと言ってもいいセイラについて綴ってきました。ガンダムの歴史では最後が若干あやふやになったキャラクターですが、後々の物語についてまたストーリーとして展開してほしいキャラクターであると感じました。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/G_THE_ORIGIN/status/571930193842974720