『ハイキュー!!』とは
『ハイキュー!!』とは、烏野高校に通う日向翔陽を主人公に、相棒でありライバルでもある影山飛雄やチームメイトとの絆や成長、ライバル校との友情などを描いた作品になります。ライバル校についての掘り下げも作中できちんと行われており、主人校だけでなくライバル校のメンバーにも感情移入できるのが本作の良いところでもありますね。
2020年1月からはアニメ4期も放送が開始し、日向と影山がさらなる進化を遂げるシーンを映像で見ることができます。4期でどこまで描くのかはわかりませんが、春高の試合シーンも放送すると予想され、烏野高校をはじめ全国のライバル校の活躍が見られそうですね。
ここでは、主人公・日向に大きな影響を与えた、ライバル校の主将・木兎光太郎について、誕生日や名言、独特な髪型についてや声優などを紹介していきます。
【ハイキュー!!】木兎光太郎の基本プロフィール
名前:木兎 光太郎(ぼくと こうたろう)
学校:梟谷学園高校
クラス:3年1組
ポジション:ウィングスパイカー
身長 / 体重:185.3cm / 78.3kg
誕生日:9月20日
梟谷で主将を務めている木兎。他のチームの主将に比べると、どっしりとした威厳というものはあまりなく、どちらかと言えば奔放なタイプとも言えますね。しかし、その奔放さが僕との魅力であり、梟谷の実力の高さにもつながっているのではないでしょうか。
木兎の誕生日には、いくつかの記念日がありますが、注目したいのは「空の日」。『ハイキュー!!』キャラの誕生日がどのようにして決められているのかはわかりませんが、「梟」と名のつく学校に通い、「木兎」という名を持っている彼の誕生日の記念日に「空の日」というのがあるのは納得ではないでしょうか。『ハイキュー!!』キャラは誕生日まできちんと決められているので、ついついその意味を考えてしまいますね。
キャラクターの誕生日を見ていくと、意外な共通点や、早生まれなどの年齢の違いなども見られ、意外な発見があったりします。ライバル校のレギュラーはだいたい誕生日が明かされているので、単行本もチェックしておきたいですね。今ではキャラの誕生日をお祝いするのも一般的になっているので、誕生日当日にキャラの好物を食べても楽しいかもしれませんね。ちなみに木兎の好物は焼肉です。
【ハイキュー!!】木兎光太郎のいる梟谷学園とは
梟谷学園男子バレーボール部
梟谷(ふくろうだに)学園とはハイキューのライバル校のひとつで、東京にある私立高校です。ブレザータイプの制服でアニメ版ハイキューでは上着はグレーでスラックスが黒、ネクタイが青というカラーリングで登場しました。
梟谷学園男子バレーボール部は、全国大会に出場する実力のある強豪校で、チームは主将でありエースである木兎光太郎を精神面も含めて上手く動かし支えることで成り立っています。そのためチーム力が高く、木兎抜きにしても全国で勝ち進める実力を持っていますね。
梟谷学園グループというコミュニティを形成しており、同じ梟谷グループの音駒、森然、生川の4校で毎年長期合宿を開催しています。その後、音駒の監督の計らいで、主人校・烏野もこの合宿に参加することになり、そこで彼らは初登場を果たしました。
【ハイキュー!!】梟谷メンバーの苗字は「梟」に関係している
梟谷関係者の苗字は、動物の「梟」が由来になっています。これは『ハイキュー!!』の面白いところでもありますが、学校名やキャラクターの名前に共通点があったり、学校名が動物だとその動物の姿でキャラクターが描かれたりするなど、遊び心があるのも楽しい部分ですね。
3年ウィングスパイカーの木葉秋紀は「コノハズク」。
同じく3年ウィングスパイカーの猿杙大和は「サルクイワシミミズク」。
3年リベロの小見春樹は「コミミズク」。
3年ミドルブロッカーの鷲尾辰生は「ワシミミズク」。
副主将で2年セッターの赤葦京治は「アカアシモリフクロウ」。
1年ミドルブロッカーの尾長渉は「オナガフクロウ」。
マネージャーの白福雪絵は「シロフクロウ」。
同じくマネージャーの雀田かおりは「スズメフクロウ」が元になっています。
そして木兎光太郎は、「木兎」というのが「ミミズク」の古い呼び名を指す言葉で、本来は「つく」と読みます。そうやって考えると、確かに僕との髪型や顔つきはどこか梟のようにも見えますね。
【ハイキュー!!】木兎光太郎の容姿
木兎光太郎の外見的特徴と言えばまずは髪型ですね。毛先が灰色で根元が黒髪、オールバックで左右斜め上に逆立てているまさに苗字の由来と言われている「ミミズク」にそっくりな髪型をしています。そのため木兎の髪型は「ミミズクヘッド」と呼ばれているようですね。しかも、木兎にとってその髪型の呼び方は褒め言葉のよう。彼にとっては自慢の髪型なのでしょう。
漫画やアニメでは奇抜な髪色や髪型のキャラクターも多く、そう考えた場合、黒髪の多い『ハイキュー!!』はまだ現実とも言えなくはないですが、主人校のオレンジ髪などを考えたときに、やはり現実離れしてるとも言えますよね。木兎の髪型も、『ハイキュー!!』の現実離れに一役買っているようにも思えます。
木兎の髪型は、『ハイキュー!!』内ではド派手な部類に入り、それは彼の明るい性格を表しているようにも感じますね。この髪型をかっこいいと思っているあたりが、彼のかわいいところでもあります。
また眉毛も特徴的で眉頭から眉山の高低差が大きく太くて男らしい形をしています。意志の強さや自信が感じられますね。目に関しては一重なのか奥二重なのかわかりませんが、瞼に厚みがあるのは確かです。しかし目が大きく表情も豊かなので、クールにも眠そうにも見えず主張が強い眉毛と柔らかな目で、強気だけどフレンドリーな雰囲気が出ています。
【ハイキュー!!】木兎光太郎の性格①末っ子気質
木兎光太郎の1番の特徴と言えば、感情の起伏の激しさです。熱くなっていると冷静さがなくなり、自分の思うようにいかないと拗ねてしまうという少々面倒くさい性格をしていると言えますね。そのため、バレー部では主将とエースというポジションから一見「長男」のようにも見えますが、実際は試合中もチームメイトに支えてもらっている「末っ子」気質なのです。
【ハイキュー!!】木兎光太郎の性格②気さくであまり物事を気にしない
感情の起伏が激しい木兎光太郎ですが、立ち直りは早いです。その理由として、1度ダメだと思っても、良いプレーをし煽てられたらそれで本来の自分に戻ることが可能、ということが挙げられます。
人当たりが良く、他校の後輩であっても気さくに声をかけられるところも木兎らしさであり長所と言えますね。自分が気に入った相手ならたとえ敵対する学校の選手でも、惜しみなくアドバイスをしてくれます。
【ハイキュー!!】バレーボール選手としての木兎光太郎
ポジション
木兎光太郎のポジションはウィングスパイカー(WS)で背番号4番のエースです。ジャンプ最高到達点339cmとそこそこの高さがありますね。ウィングスパイカーの主な役目はスパイクを打つことで、威力の強さやコースの打ち分けなど、点が取れるスパイクを積極的に打つことが求められます。
しかし、スパイクだけを極めていれば良いわけではなく、ベストなタイミングが来るまでボールを繋ぎ、どんな状況でもトスが上がった時にはすぐにスパイクを打てる体勢を取れるようにしておく必要があります。またウィングスパイカーにもサーブが順番に回ってきます。ここぞという時にスパイクを打つことが一番の仕事ですが、オールラウンダーとしてボールを繋ぎ攻撃のタイミングを作っていくことが必要なポジションにもなりますね。
プレイスタイル
梟谷の主将でありエースである木兎光太郎は、全国でも5本の指に入るエーススパイカーで、その実力はトップレベル。木兎の打つスパイクは威力が強いためパワースパイカーに見られがちですが、実はコースの打ち分けが上手い選手でもありますね。合同合宿では超インナーのクロスにスパイクを打ち烏野を圧倒させました。
しかし感情の起伏が激しい性格をしているため、調子の上がり下がりも激しくなりプレーにも大きな影響が出てしまいます。基本的にはハイテンションで積極的に攻撃をしますが、ミスが続くと実力を発揮できなくなるのです。感情の起伏の激しさや天然なところも含め、少なくとも37個以上の弱点を持っており、それが全国トップ3に入れない要因であると指摘されています。
とは言え、やはりトップレベルのスパイカーであり、勝つことに貪欲で熱い想いを持った選手であることは間違いありません。そのため、支えてくれるチームメイトからの信頼も厚く、烏野の顧問・武田一鉄からは「敵ながら称賛を送りたくなる選手」、烏野のコーチ・烏養繋心からは「敵味方関係なく士気を上げてしまう選手」と評価されています。
【ハイキュー!!】木兎光太郎のしょぼくれモード
木兎光太郎はエーススパイカーとして梟谷の攻撃の要を担っている人物ですが、感情の起伏の激しさが試合にも大きく影響を及ぼします。ミスが続いたり、何か納得できないことがあると「しょぼくれモード」という落ち込みモードに入り、これ以上自分にトスを上げても意味はないとかなり消極的になります。
木兎がしょぼくれても他のメンバーは慌てることなく、いつも通りプレイを続けているところを見ると、今までにも数え切れないほどそういう展開があったのでしょう。一見ふざけているようにも見える行動ですが、木兎はいたって真剣で、梟谷もメンバーもそれは重々理解しています。その絆の強さが、「しょぼくれモード」も許しているのではないでしょうか。
【ハイキュー!!】木兎光太郎の能力パラメータ
パワー: 5 バネ: 4 スタミナ: 5 頭脳: 3 テクニック: 3 スピード: 4
さすが全国で5本の指に入るエーススパイカーであるだけあって、木兎光太郎の能力は全体的に高スペックです。木兎のスパイクの威力の強さは、パワーの数値が5であることからもわかりますね。エーススパイカーとしてスタミナやバネ、スピードが高いことも大きな武器となります。頭脳やテクニックは他に比べて低いため、チームの脳としての活躍は期待できませんが、梟谷の攻撃に木兎の存在は欠かせません。
【ハイキュー!!】キャプテンとしての資質
「しょぼくれモード」などを発動する末っ子気質な木兎は、他のキャプテンに比べると、部員を支える安定感や威厳はあまりないかもしれません。しかし、ただスパイカーとしての能力が高いだけで強豪の主将にはなれませんよね。木兎は、他のキャプテンに比べキャプテンシーはそれほど高くないかもしれませんが、部員を引き上げるスター性、裏表のない気さくがチーム力を高めているようにも思えます。
春高の狢坂高校戦では、相手の状況を判断できる冷静さ、仲間の状態の異変に気付ける視野、エースとしてチームメイトを引っ張っていくスター性が見られ、末っ子と言われながらも、やはり彼自身がチームの核であることを証明して見せました。
彼自身、大空へ飛び立つ鳥なため、安定した土台でいることはできませんが、彼のいる場所がいつでもチームメイトの集合場所であり、その巨大な光が彼のキャプテンの資質だと言えるのではないでしょうか。
【ハイキュー!!】木兎光太郎と特に関係が深い人物①赤葦京治
赤葦京治とは
名前:赤葦 京治(あかあし けいじ)
学校:梟谷学園高校
クラス:2年6組
ポジション:セッター
身長 / 体重:182.3cm / 70.7kg
誕生日:12月5日
2年生ながらバレー部の副主将を務めている赤葦。クールな性格で相手が先輩であろうと鋭いツッコミを入れます。冷静かつ客観的な視点を持つ優秀な攻撃型セッターですね。
木兎光太郎と赤葦京治の関係
冷静で客観的な視点を持っている赤葦は、エースである木兎にいかに気持ち良くスパイクを打たせるかを常に考え、木兎の行動を予測してトスを上げることができます。また木兎の感情の起伏のタイミングを掴んでおり、木兎を上手くコントロールすることも可能。攻撃型セッターとして高い実力を持ち、エースの木兎にトスを上げるという役割もあるとともに、木兎を誰よりも理解し上手く動かせるという点から、梟谷のチーム内で木兎の世話役としての役割も果たしているのです。
【ハイキュー!!】木兎光太郎と特に関係が深い人物②黒尾鉄朗
黒尾鉄朗とは
名前:黒尾 鉄朗(くろお てつろう)
学校:音駒高校
クラス:3年5組
ポジション:ミドルブロッカー
身長 / 体重:187.7cm / 75.3kg
誕生日:11月17日
黒尾は音駒の主将を務めています。面倒見が良く気さくですが、一方で何を考えているのか食えないタイプでもありますね。ブロッカーとしての実力は作中でもトップレベルです。
木兎光太郎と黒尾鉄朗の関係
木兎と黒尾は、同じ東京都の学校に通っており、梟谷グループとして合宿で顔を合わせることはもちろん、都大会でも戦うこともあるなど、彼ら自身もともにしのぎを削ってきたライバル同士になります。もともと主人校のライバルという立ち位置ではありますが、彼らは彼らなりに、同じ都、同じ強豪の主将同士としてライバル関係にあるようですね。
【ハイキュー!!】木兎光太郎と特に関係が深い人物③月島蛍
月島蛍とは
名前:月島 蛍(つきしま けい)
学校:烏野高校
クラス:1年4組
ポジション:ミドルブロッカー
身長 / 体重:190.1cm / 68.4kg
誕生日:9月27日
烏野高校で、主人公・日向の対角を務めるミドルブロッカーです。毒舌で捻くれていますが、ブロッカーとしての能力は高く、部内で一番の長身を誇ります。
木兎光太郎と月島蛍の関係
木兎光太郎は夏休みの合同合宿で月島蛍と出会い、なかば強制的に自主練に付き合わせます。幼馴染の山口にたかが部活と割り切り、一生懸命になっていないことを「かっこ悪い」と一喝された月島ですが、木兎たちと一緒に自主練をし、たくさんの助言を受ける中で自分の未熟さを思い知り、バレーに本気になることはどういうことなのか、どうしたらハマれるのかを教わります。そしてそれをきっかけにバレーと真っ向から向き合うようになり成長を遂げるのです。
月島が成長しなければ烏野は全国への切符を手に入れることはできなかったでしょう。そして木兎光太郎の働きかけがなければおそらく月島はそのまま無難なプレイをするだけで勝ちにいく選手にはならなかったはずです。そのため木兎光太郎は月島蛍そして烏野の救世主的存在と言えるのではないでしょうか。
【ハイキュー!!】主人公の日向は木兎光太郎の弟子!?
『ハイキュー!!』主人公・日向翔陽とは
名前:日向 翔陽(ひなた しょうよう)
学校:烏野高校
クラス:1年1組
ポジション:ミドルブロッカー
身長 / 体重:164.2cm / 51.9kg
誕生日:6月21日
ミドルブロッカーながら、ウィングスパイカーのような活躍を見せる日向。単純ですが明るく素直で負けず嫌いな一生懸命な男の子です。「小さな巨人」に憧れ、自身も身長は低いものの驚異的な運動能力と反射神経を活かし、烏野の最強の囮として日々成長し活躍を続けています。
木兎光太郎が日向に与えた影響とは
多くの選手に影響を与えている木兎光太郎ですが、『ハイキュー!!』の主人公である日向翔陽にも大きな影響を与えています。
そんな日向のファインプレーに感動した木兎は必殺技を授けることにします。その必殺技を木兎は「静と動による揺さぶり」とかっこつけて言いますが、要は「フェイント」を教えるのです。
木兎からフェイントを教わった日向は見事次の梟谷とのゲームでフェイントを成功させます。木兎は日向にフェイントを教えたことをチームメイトに恨まれますが、今まで全力でひたすらスパイクを打ってきた日向にとっては大きな成長となったのです。もちろん木兎も日向がフェイントを成功させたことに悔しがりましたが、素直に自分を称賛してくれる日向は、木兎にとってお気に入りの「一番弟子」となりました。
このリバウンドとフェイントは、その後の試合で日向の武器として登場し、日向に選手としての成長と様々な可能性を生み出すきっかけとなりました。日向にとっては、まさに「師」と呼べるような相手だったのではないでしょうか。
【ハイキュー!!】木兎光太郎の声優は?
木兎の声優は木村良平さんが担当されています。1984年7月30日生まれ、東京都出身の男性声優さんですね。3歳の時に劇団ひまわりに入団し、最初は声優ではなく子役として舞台などで活躍されていた方です。
そうそう、会場にきてたバンブルビー隊長と写真を撮ったんだよ。トランスフォーマーアドベンチャーの新シリーズは7月から放送予定です。Gotcha!っと行くぜ!! pic.twitter.com/5qaaK71UgC
— 木村良平 (@Ryouhey_Drunk) May 9, 2016
小学校低学年の頃に海外映画の吹き替えを担当して以来、徐々に声優の仕事が楽しくなり、本格的に声優として活動するようになりました。持ち前の演技力で爽やか系から猟奇的な役まで幅広いキャラクターを演じている声優さんでもあります。
【ハイキュー!!】木兎光太郎の声優・木村良平について
同じジャンプ作品では、『黒子のバスケ』の「黄瀬涼太」の声優を担当。チャラく、わんこのようでありながら、芯の通ったキャラクターですね。
まあ、実写映画かもされた『銀の匙 Silver Spoon』では、主人公である「八軒勇吾」の声優を務めました。ツッコミをいれるトーンは、まさに木村さんという感じでしたね。
また、アニメ「活撃」ではメインキャラとして描かれた『刀剣乱舞』の「和泉守兼定」の声優でもあります。ゲーム、花丸、活撃でそれぞれ微妙に違う声色を出していましたね。
アイドルキャラクターの声優を担当することも多く、今後も歌をうたうようなキャラの声優を多く担当してほしいですね。
【ハイキュー!!】木兎光太郎の名言
今日はもう俺に上げんな
しょぼくれモードに入ったことを示唆する名言です。主将でエーススパイカーである人物がこの発言をしてしまえば、チームにとっては普通致命傷。しかし梟谷には木兎なしでも戦える力があるため、たいした痛手にはなりません。この名言は、木兎がそういった仲間の強さを信じたすえに出てきたものかもしれませんね。そう考えると、このとんでもセリフが名言に聞こえてきます。
その“瞬間”が有るか、無いかだ
部活に一生懸命になることに意味が見いだせず、本気になることができない月島から、「なぜ必死になるのか?」と問われた時に、木兎光太郎が出した答えがこの名言です。木兎は自分の120%を出して相手をやぶった時の快感を知っています。その快感を得た瞬間こそが、木兎がバレーにハマった瞬間なのです。そして月島がバレーに本気になれていないのは、その快感が得られるほどまだ強くなっていないからだと指摘。全国レベルの実力者である木兎だからこその名言ですよね。
月島にとってこの言葉は、バレーにハマるきっかけを作った名言でもありました。
ただのエースになるよ
『俺は今まで「皆のおかげのエース」だったけど あと何日かでお前らとはお別れだから いい加減 ただのエースになるよ』という、狢坂の試合時に出たこの名言。木兎が本来もつ実力を感じさせる名言ですよね。この宣言通り、木兎はいつもの「しょぼくれモード」を出すことなく、冷静に、絶好調のまま試合を終えるのです。有言実行できてしまうあたり、やはり木兎は元のレベルが高いことがわかります。
「エース」であることを改めて言葉にすることで、木兎自身気合が入ったのではないでしょうか。そういう意味でも、チームメイトも自分も引き締める名言と言えますね。
今まで負けてもいい戦いはあった?
「負けられない」という想い、他者への羨望から実力を発揮できない赤葦に、木兎が言った名言です。これはまさに名言と言えるのではないでしょうか。チームメイトのほとんどは、この大会で引退となる3年で、「ぜんぶ勝つ」と言った木兎のために絶対落とせない試合だと考えるのは当たり前のことです。しかし、これまでの試合だって負けられない戦いのはずでした。
バレーを心から楽しむためには、力をつける必要があり、力をつけるためには強い相手と戦い勝ち進む必要があります。目指しているのはいつだって1番で、いつどんなときに行われる試合でもその目標は変わることがありません。ずっと先を見据えている木兎だからこそ、出た名言ではないでしょうか。
【ハイキュー!!】木兎光太郎のその後の進路とは?
ハイキューの最終章ではほぼすべてのキャラクターのその後が描かれました。主要キャラやエース級だった登場人物はプロになった選手もいます。木兎光太郎はMSBYブラックジャッカルというVリーグ屈指の強豪で活躍しており、日向とも一緒にプレイしました。
そしてその後、2021年のオリンピック代表として選ばれており、日向が1年生当時の春高のレベルの高さを感じさせてくれます。
【ハイキュー!!】木兎光太郎のグッズ
主人校の烏野とは練習試合でしか試合をしたことがないのに、ねんどろではないフィギュアあるというのは、木兎の人気の高さを表しているようですね。
パワフルで感情豊かな木兎がしっかり表現されたねんどろです。小さくなるとよりフクロウ感が増してかわいいですね。
痛バッグを作るうえで欠かせないのが缶バッジ。この他にも木兎の缶バッジはたくさん出ており、是非ゲットしておきたいですね。
『ハイキュー!!』と言えばキャラクターのアニマル化ですよね。木兎そっくりな木兎フクロウのグッズは非常にかわいらしく、フクロウ好きとしてもチェックしておきたいものです。
【ハイキュー!!】木兎光太郎についてのまとめ
木兎光太郎は子どもっぽく世話が焼けるところもありますが、バレー選手としての実力は間違いなく高く、だからと言って高圧的になることなく努力を続け、後輩たちにも気さくに声をかけアドバイスのできる愛されキャラの男の子です。烏野の成長と躍進にも木兎は一役買っており、ライバル校の選手でありながら、主人公たちにとっても『ハイキュー!!』という物語にとっても非常に影響力のある人物と言えます。
木兎はファンの多いキャラクターでもあるので、是非今後もその活躍ぶりを見せて欲しいですね。