キングダムとは?
「キングダム」は、原泰久による中国の春秋戦国時代を舞台に、後の大将軍信と後の始皇帝政の活躍を中心として戦乱の世を描く作品になります。 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて、2006年9号より連載中。 第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作です。 アニメ化もあり、2018年4月の第50巻達成を記念し、実写映画化もされる作品がキングダムとなります。
「週刊ヤングジャンプ」2011年51号にてテレビアニメ化が発表され、 2012年6月から2013年2月にかけて第1シリーズが、 2013年6月から2014年3月にかけて第2シリーズがNHK BSプレミアムにて放送されました。 それぞれ、BSプレミアムでの放送後にNHK総合で地上波放送もされます。
2018年4月の第50巻達成を記念して実写映画化が行われる大人気作品です! 第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作。
史実の張唐(ちょうとう)とは?
史実による張唐(ちょうとう)は昭王(しょうおう)の全盛期より六大将軍の影に隠れながら、蒙驁(もうごう)らとともに戦歴を重ねてきた将軍です。かつては楚(そ)との国境を守っていました。 昭王の時代から戦場に立ち、15歳で初陣を経験し、50年以上も戦い続けます。恐ろしい男です。
現在の秦の軍の中では最長の戦歴をもつ最古参の将軍になります。 昌平君(しょうへいくん)らにも信頼されてきた、戦争の生き証人でもあるのが張唐になります。
キングダム・張唐の初登場
キングダムの原作にて、張唐が初登場するのは、11巻になります。 蒙驁が韓を攻めている時に呂不韋と昌平君の「張唐殿を南の守備に置くという条件で」という会話で名前が、蒙毅と貂の会話で顔が、それぞれ出てきます。 見た目通り、パワフルなおじいちゃんです!
キングダム・張唐は良き先輩武将
キングダムの張唐とは昔ながらの武将です。 とても頑固で、王の命令には忠実です。 秦の武将であることに誇りを持ち、良くも悪くも仕事としての軍人の手本とも言うべき性格をしている武将の中の武将になります。
それゆえ、野党出身で残虐行為を厭わず、国を軽く見ている桓騎(かんき)などに対しては相性が悪いです。 ですが、先輩武将らしく痛いところをついて、ためになる忠告をしたりしながら、戦の中で桓騎の将としての資質に気づき最終的には彼を認めました。 戦で芽生えた男と男の友情です!
キングダム・張唐と韓軍総大将・成恢
そして、泰を壊滅させる為に韓軍総大将・成恢(せいかい)が動きます。 泰の国門である函谷関の守備を任されている張唐はその怪しげな敵を見ました。 この時の成恢は何やら不穏な感じがします。 異様な雰囲気を身に纏う集団を引き連れているのです! そして、韓軍の構える矢には何やら怪しげな液体があります。
その液体の謎はすぐに判明します。 韓軍の放った矢がかすっただけで倒れ込む秦軍の兵士を見て気付きました。 「毒兵器部隊」 それが成恢の泰壊滅作戦部隊なのです。
キングダム・張唐「毒と戦う張唐」
韓の成恢部隊は毒よりヤバそうな黒い煙を放ちます。 おそらく毒!と気付いた張唐は 「吸うな!!」と指示を飛ばしますが、どうした事か毒矢の時のような倒れる兵はいないのです。 誰もおかしな異変も無く、本陣に特に異変はないので「何だ?」と思っていると、この攻撃を最後に韓軍は引き上げていきました。
そしてそれから数日後になります。 その黒い煙の効果はここで現れたのです! 張唐のその顔面右半分にはどす黒い血管が浮き出てました。 そう、成恢部隊の煙兵器は不発だったのではなく、時間差で効果を発揮する毒兵器だったのです!
その毒はしっかりと張唐将軍を蝕んでいました。 そして、毒を使われた怒りを成恢にぶつけ、討ち取ると同時に戦死します。 最後のセリフは、不仲であった事もある桓騎に「秦国一の武将となれ」と言い残して力尽きました。
キングダム・アニメ三期放送はいつ?
大人気作品であるキングダム。 テレビ番組のアメトーーク!でも、キングダム芸人が出現するほどの人気ぶりです。そのキングダムは、 2013年に二期が放送されて以降、まったく動きがないように思われますね。 実写化の方は公開日は未定ですが決定し、盛り上がりを見せていますが、アニメ三期は情報がありません。
ですが、今後キングダムのアニメ3期は方法される可能性は高いです。 内容としては、二期の続きから言うと合従軍戦が描かれる内容になりますね。続報を期待しましょう!
キングダムおさらい一期・二期
1期は、まず主人公である信と政との出会いですね。そして、成?戦での活躍があり、蛇甘平原での戦い。 そして目玉なのがここです! 南陽戦で王騎が王騎が馬の上で死んでしまうシーンが最高の名場面ですね。ここまでが一期の中心のお話です。 放映期間・2012年6月~ 話数・全38話
2期は大まかに言うと、主人公の信に、王賁、蒙恬いうライバルの出現があります。 そして、山陽戦で魏の廉頗との対決までが二期のストーリーになりますね。 アニメで見る廉頗四天王の輪虎・廉頗は人気が高いです! 放映期間・2013年6月~ 話数・全39話
キングダム・張唐の原作活躍まとめ
キングダムの原作にて、 張唐が軍を率いる最初の描写は25巻になります。 臨武君が南虎塁を抜いた時に現場の将として防衛戦を封鎖しようと急ぐ様子が描かれています。ただし、この時には戦闘は行われていません。
それ以降は26巻で函谷関にて呉鳳明の井闌と戦い、27巻で韓の成恢の毒をくらい、28巻で函谷関から打って出て成恢を討ち取ると同時に戦死します。
キングダム・張唐の名セリフ
「貴様には国を守る覚悟はあるか?この国をしょって立つ武将になる覚悟が 貴様にはあるか聞いている」
「なめるなよガキが・・・昭王時代からの戦歴を刻む張唐兵は元野盗などより百倍強いわァ!!」
「貴様等には悪いが死に場所は自分で決めさせてもらう 最後の身勝手だ許せ。 ここまで共に戦って来たことを誇りに思うぞ!!」
「やはり分かっておらんな成恢。いや分かるはずがない。貴様のように己で戦うこともなく姑息な毒と戯れてきた男には、人の力がっ、武将の力が分かるものか!このたわけがっ!大将が背を見せて逃げるなァ!!」
「齢十五にして初陣を飾った。そこから五十年。 矛と共に泥と血にまみれて戦場を渡り歩いて来た。今では秦軍でも最長の戦歴を持つ老将の一人だ。我ながら悪くない道のりであった。 あとはどう、儂なりの"花道"を飾るかだ。 別にそれが戦場で死ぬのならそれでも構わぬ・・・。だが。・・・毒は・・・ない毒は・・・なかろうが。こんなもの武将の死に方ではないわァ。何をさらしてくれとんじゃこのゲス共がァ!」
「当たりくじかどうかは 開戦してみねば誰にもわからぬ」
キングダム・実写映画での張唐の活躍は?
キングダムは、2019年4月に実写映画が公開され話題となりました。漫画の実写化は評価が分かれることが多いですが、ファンの間ではなかなかの高評価!
キングダムの実写観ないと真面目に人生の八割損するということを伝えたい。(ものの例えです)#キングダム #映画
— reo7710@環奈fan (@77107710REO) June 16, 2019
キングダム観たけど、めっちゃおもろかった!
— カイト (@AMagacross) June 23, 2019
実写映画で一番良かった映画かもしれん! pic.twitter.com/YBWemjusDW
残念ながら張唐は出てきませんが、山崎賢人と吉沢亮が主演のアツい映画となっております。気になった方は是非ご覧ください!
キングダム・張唐まとめ
張唐は昭王の全盛期より六大将軍の影に隠れながら、蒙驁らとともに戦歴を重ねてきた将軍です。かつては楚(そ)との国境を守っていたこともあります。 昭王の時代から戦場に立ち、15歳で初陣を経験し、50年以上も戦い続ける泰の大武将になります。六代将軍の影でありながらも、地道に努力し栄光を掴む男です。
その最後は毒に侵されながらも、敵将の首を上げる活躍をしてから死ぬという素晴らしい最後でした! 今回は泰の老将軍・張唐の紹介でした。