// FourM
Kwezebvvuuqoychaup5z

ワンパンマン

CATEGORY | ワンパンマン

【ワンパンマン】面白い理由はなぜ?面白シーンの魅力を徹底考察!

2021.08.05

【ワンパンマン 面白い】面白いと話題の「ワンパンマン」。王道のバトルもののようで、実はとてもイレギュラーな要素がたくさん盛り込まれた、かなりユニークな漫画です。一体なぜ「ワンパンマン」はあれほど面白いのか。今回は、その疑問に答えます。【ワンパンマン 面白い】

  1. 【ワンパンマン】ワンパンマンという作品
  2. 【ワンパンマン】面白い理由その1:異色の設定
  3. 【ワンパンマン】面白い理由その2:魅力的なキャラクターたち
  4. 【ワンパンマン】面白い理由その3:シュールなギャグ
  5. 【ワンパンマン】面白い理由その4:爽快感
  6. 【ワンパンマン】面白い理由その5:葛藤と感動
  7. 【ワンパンマン】面白シーンその1:サイタマと音速のソニック
  8. 【ワンパンマン】面白シーンその2:サイタマとガロウ
  9. 【ワンパンマン】面白シーンその3:サイタマの初登場
  10. 【ワンパンマン】ワンパンマンが面白い理由まとめ
「ワンパンマン」は、ウェブ漫画家のONE先生が手がける人気漫画です。後にプロ漫画家の村田雄介先生がリメイクしたことで、更に人気が上がりました。アニメ化もされており、現在第二期が製作中の注目の作品です。
人類に被害をもたらす怪人と呼ばれる生物が多くいる世界で、主人公のサイタマが、ヒーローとして怪人を倒していくという物語。これだけ聞くと、よくあるバトル漫画かと思ってしまうかもしれませんが、この「ワンパンマン」という作品は、従来のバトル漫画と一味も二味も違います。
この記事では、そんな「ワンパンマン」の面白い理由や、面白シーンなどを一挙に紹介します。
まず、何と言っても設定が面白い。バトル漫画といえば、主人公はもともととてつもなく強いわけではなく、苦難を乗り越えながら、戦いを重ねるに連れて強くなっていくというのが定石です。しかし、「ワンパンマン」はその過程をすっ飛ばし、主人公が最強になったところから始まります。
主人公のサイタマはワンパンでどんな怪人とも決着をつけてしまうほどの強さ。読者としては、こんな主人公で本当に面白い話を作れるのだろうかと疑ってしまいます。これこそが、原作者であるONE先生の力の見せ所。このユニークな設定を活かした物語に惹かれること間違いありません。
「ワンパンマン」が面白い二つ目の理由としてあげられるのは、ONE先生の独特な価値観で生み出されたキャラクターたちが、皆魅力的であることです。もちろんサイタマも十分魅力的なのですが、脇を固めるキャラクターたちも、クセのあるものばかりです。
「ワンパンマン」のキャラクターの魅力を一言で言うと、「残念」です。例えば、戦慄のタツマキは、少女のような容姿をしていますが、実は28歳であり、ヒーローとしての実力は申し分ありませんが、性格に難があります。
音速のソニックは、忍者としての能力は一級品ですが、毎度どうも格好がつきません。実力に決定的な差があるサイタマをライバル視し、ストーカーのようにつきまとってはちょっかいを出すのも痛いところ。
他にも、S級ヒーローのキングは、「地上最強の男」と呼ばれていますが、その正体はただのオタクで、ヒーロー協会内でおそらく最弱の男です。しかし、運だけが強く、毎回サイタマが怪人を倒すときに同じ場所にいたことで、周りから強いと勘違いされています。
このように、「ワンパンマン」には残念なキャラクターがたくさん登場し、その残念さを活かして毎回話を盛り上げています。
「ワンパンマン」の醍醐味は、そのシュールなギャグです。キャラクターの残念さもこれに当てはまりますが、他にも話のあちこちに、シュールな笑いが仕込まれています。
例えば、キャラクターの名前一つ取っても、「クセーノ博士」、「エビル天然水」、「黒い精子」、「育ちすぎたポチ」など、反射的にツッコミをしたくなるようなものがたくさんあります。「音速のソニック」や「閃光のフラッシュ」など、頭の悪そうな名前も多数存在します。
また、それぞれのキャラクターの設定もかなりシュールです。先ほども紹介したキングは、戦闘態勢に入ると「キングエンジン」と呼ばれる重低音が聞こえ始め、これを聞いて生き延びた怪人はいないとも言われています。しかし、このキングエンジンの正体は、キングが極度に緊張したときに聞こえる心臓の鼓動の音ということだそうです。
このようなシュールさがONE先生の得意分野であり、他の漫画家との大きな違いです。
読んでいる時の爽快感もこの作品の特徴です。
「ワンパンマン」には、災害レベル鬼や竜レベルの様々な強敵が登場します。その中には、自分の強さをひけらかし、自慢するような怪人も。しかし、そのようなムカつく怪人や、絶望的に強い怪人も、サイタマがワンパンで一瞬にして倒してくれるので、サイタマの相手がどんな怪人であっても最後にはかなりスッキリします。
これまでシュールさやユニークさを取り上げてきましたが、「ワンパンマン」は物語としての面白さも兼ね備えています。特に、脇役のキャラクターたちが掘り下げられる回には、心が揺さぶられるような感動的な話も。有名な回で言えば、深海王編の無免ライダーの葛藤などはとても見所があります。
他にも、地獄のフブキと姉の戦慄のタツマキの関係について掘り下げられる部分は、かなり深い内容になっています。また、人間ながら怪人になることを目指すガロウの過去も、心を打たれる場面です。
サイタマと音速のソニックが遭遇するシーンはもれなく面白いですが、特に初めて二人が出会うシーンはかなりの面白シーンとなっています。
ソニックは、「忍者の里」の出身者であり、スピードには絶対的な自信を持っています。その特技を生かして、普段は用心棒として働いていますが、その時のターゲットがたまたまスキンヘッドの男たちだったため、ソニックはサイタマがその一味であると勘違いしてしまいます。
以前倒したスキンヘッドの男たちがあまりにも弱かったため、ソニックはサイタマを自慢の俊足で挑発しますが、サイタマには全て見えていたようで、「帰っていいか」と一言。慌てて蹴りを入れようとするソニックに、サイタマは股間を寸止めで殴ろうとします。が、ついその拳が股間に当たってしまい、ソニックは撃沈。格好悪い初登場となってしまいました。
サイタマとガロウの出会いもいつも面白い。サイタマは、毎回ガロウをガロウであると認識する前に倒してしまいます。不運なガロウですが、サイタマにリベンジできる日がくるのでしょうか。
サイタマの初登場シーンもまた、インパクトの大きい面白シーンの一つです。
環境汚染を繰り返す、人間の害悪文明を抹消するために、地球の意思によって生み出されたというワクチンマン。その前に、サイタマが「正義執行」とのセリフとともに颯爽と現れます。
ワクチンマンがサイタマに、「何者だ お前は」と聞くと、サイタマはニヤッと笑ったのち、「趣味でヒーローをやっている者だ」とあまりにも気の抜けた受け答え。その適当な設定に、ワクチンマンの怒りは限界に達します。
そして、ワクチンマンがいよいよ攻撃を仕掛けようとしたその時、サイタマが一瞬でワクチンマンを粉砕してしまうという、とても予想外の結末。初見の読者にとっては衝撃と共に面白さが極まりないシーンでしょう。
「ワンパンマン」の面白さは、ユニークなキャラクターや設定、シュールなギャグ、感動する話など、様々な要素が合わさってできているもので、一口には表せられません。また、作中には、今回の記事で紹介した以外にもたくさんの面白シーンがあり、読者を飽きさせない魅力があります。
現在「ワンパンマン」はアニメは第二期の企画が進行中。となりのヤングジャンプで連載中の漫画は、いよいよ怪人協会編の終盤に向かって話が進んでいきます。さらなる「ワンパンマン」ブームに備え、アニメ・漫画の予習と復習を始めましょう!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/C9IsjJmUAAI4krM.jpg:large