旅行スポット1. アイスランドにある「地球の割れ目」<シングヴェトリル国立公園>
シンクヴェトリル国立公園、グトルフォスの滝、ゲイシールの間欠泉はアイスランドの人気観光スポットで、「ゴールデンサークル」と呼ばれています。そのひとつ、シンクヴェトリル国立公園は、首都レイキャビクの北東50kmほどのところにあり、世界遺産にも登録されています。北米プレートとユーラシアプレートの裂け目が地上に現れた、独特な岩肌を見ることができます。
この裂け目「ギャオ」は「地球の割れ目」とも呼ばれていて、最大幅は10mほど。 鋭く2つに切り裂けられたような崖が続いていて、地球のエネルギーを感じることができます。
ダイビングスポットとしても人気
最も大きいギャオはシンクヴァトラヴァトン湖の湖底にあるもので、ダイビングやシュノーケリングでこの美しい「地球の割れ目」を見ることができます。
旅行スポット2. アイスランドの黄金の滝<グトルフォスの滝>
グトルフォスは、アイスランド語で「黄金の滝」という意味。最大幅は70m、1段目の落差は最大15m、2番めの落差は最大30mという壮大な滝です。晴れた日には虹がかかり、黄金色に輝くことからこの名前が付けられたました。
遊歩道があり、豪快に水しぶきを上げて流れ落ちる滝を間近に見ることがでます。その迫力のある姿は絶景!一度は見てみたいものですね。
冬には凍った滝も
夏の姿も豪快ですが、冬には滝が凍りつき壮大な光景を見ることができます。
旅行スポット3. 熱湯を噴き上げる<ストロックル間欠泉>
アイスランドのクヴィータ川近辺には数多くの間欠泉があり、いたるところから蒸気が上がっています。中でもゲイシール間欠泉は最もよく知られた間欠泉で、高さ60mまで熱湯を噴き上げていました。しかし、現在は活動を休止していて、代わりにストロックル間欠泉が観光におすすめです。
現在、ストロックル間欠泉は20mの高さまで噴出しますが、かつては70メートルの高さまで吹き上げていたとか。地下からぼこぼこと熱湯が噴き出し、やがて空高く熱湯が吹き上がる様子は圧巻です。
勢いよく噴出する間欠泉
ストロックル間欠泉は5~10分おきに吹き上がるので、シャッターチャンスは何度でもあります。間近で見ると大迫力。特に吹き出す瞬間の迫力は見ごたえがあります。
旅行スポット4. アイスランドの露天風呂<ブルーラグーン>
何にもない所に突然現れるアイスランドの美しい温泉、ブルーラグーン。その名の通り、真っ青な湯が湧き出ています。これは天然温泉ではなく、隣接する地熱発電所の地下熱水を再利用した人工温泉施設。人工ではあるものの、周囲の風景を楽しみながら入る輝くようなブルーの温泉は格別です。
日本の温泉と異なり、水着着用が義務付けられているので忘れないようにしてください。熱いところでも40度くらいなので、長く温泉に浸かって楽しむことができます。観光客に人気のスポットで、チケットは予約制になっています。
シリカで顔パックも
温泉に入りながらバーでお酒を飲んだり、サウナ、スチームサウナ、打たせ湯、水中マッサージなどで楽しんだりすることもできます。また、バケツに入っている泥状のシリカで顔パックをすることもできます。
旅行スポット5. アイスランド最大の氷河湖<ヨークルスアゥルロゥン氷河湖>
アイスランドの南東部にある、アイスランド最大の氷河湖・ヨークルスアゥルロゥン氷河湖。その壮大な美しさから、しばしば自然の宝石に例えられることも。湖には巨大な氷塊が浮いていて、青く輝く様子は絶景。湖面を水陸両用のボートで周る観光ツアーもあり、間近に氷塊を見ることができます。
氷河が湖に流れ落ち氷塊として浮かぶ光景はダイナミック!天気がいいと、太陽の光が氷塊に反射してキラキラと輝きとてもきれいです。
観光船からアザラシの姿も
天気のいい日には氷塊が青白く輝き、幻想的な風景が広がります。観光ボートからは、運がよければ悠々と泳ぐアザラシの姿を見ることも。アイスランドのオススメ観光スポットです。
旅行スポット6. 裏側から見られる滝<セリャランズフォス>
セリャランズフォスはアイルランドの南部にある滝。最大落差65mある豪快な滝で、滝壺の裏側がくり抜いたような形になっているため、裏側から滝を見ることができます。空をバックに写真を撮ると、とてもきれいです。アクセスもよく、レンタカーで訪れる観光客もたくさんいる人気のスポットです。
温かな季節に訪れると、辺り一面に花が咲きのどかな光景を見ることができます。
さまざまな表情を見せる滝
セリャランズフォスは、季節、時間帯、日差しなどによってさまざまな表情を見せてくれる滝です。周囲には遊歩道もあり、アイスランドの海岸線を見渡すこともできます。
旅行スポット7. ヨーロッパ最大の滝<デティフォスの滝>
アイスランドには滝がたくさんありますが、その中でもデティフォスの滝は最も迫力のある滝のひとつです。全長44m、幅100mにもなり、豊かな水量で流れ落ちる滝は圧巻。アイスランドの北部にあり、車で行くことができます。大自然の中に轟を響かせ、流れ落ちる滝は一見の値があります。
デティフォスとは、アイスランド語で「落ちる滝」という意味です。その名の通り、壮大に流れ落ちる光景を見ることができます。
映画のロケ地にも
デティフォスの滝は、映画「プロメテウス」のロケ地にも使われました。周囲には何もなく、アイスランドの荒野が広がっています。大自然を間近に感じられるスポットです。
旅行スポット8. 氷河の洞窟がある<カフタフェットル国立公園>
アイスランド南東部にあるカフタフェットル国立公園。ここにはアイスランド最大の氷河であるヴァトナヨークトル氷河やアイスランドの最高峰クヴァンナダルスフニュークルなどがあります。また、氷河の片鱗が浮かぶヨークルスアゥロン氷河湖や氷河の洞窟など、たくさんの見どころがあります。
ヴァトナヨークトル氷河の総面積は約8,100平方キロメートル。アイスランドの国土の8%を占めます。
クリスタル色に輝く氷河の洞窟
氷河の洞窟は、フタフェットル国立公園の人気観光スポットです。「スーパーブルー」とも呼ばれるこの洞窟は、青白く光りとても神秘的。1月から3月末までの冬の間に限り見学することができます。氷河の大きさや形は日にひょって変わるので、その時々によって異なる光景を見ることができます。
旅行スポット9. 火山の中を探検<スリーフヌカギグル火山>
レイキャビク郊外にあるスリーフヌカギグル火山にある洞窟を探検するツアーが人気を呼んでいます。この洞窟は火口のすぐ下にあり、かつてはマグマで満たされていたもの。内部の壁はさまざまな成分を含む岩で構成されていて、黄色や青、紫、オレンジなど色鮮やかな光景を見ることができます。
火口をリフトで120m下降し、火山の内部を見ることができます。中は洞窟というには大きすぎるほどの空間が広がっています。
色鮮やかな岩肌
このような大きな空間は、世界的にも珍しいとか。ヘルメットとハーネスを付けて洞窟内部に入り、冒険家気分をたっぷりと味わうことができます。
旅行スポット10. 神秘の地<スナイフェルスヨークトル国立公園>
スナイフェルスヨークトル国立公園は、アイスランド西部の美しい半島にあります。スナイフェルスヨークトル氷河、黒と白の砂浜、バードクリフと呼ばれる岸壁、険しい山々など絶景が広がっています。
フランスの作家ジュール・ヴェルヌが1864年に発表した小説「地底旅行」の中で、主人公が地球の中心につながる入口を見つけるのが、ここにあるスナイフェルスヨークトル氷河です。未知への世界へとつながる、神秘的な雰囲気を感じられるスポットです。
アイスランドのパワースポット
火山から流れ出た溶岩によって形作られた海岸線もとても美しく、いつまで見ていても飽きません。
まとめ
アイスランドはその国土の11%が氷河に覆われています。また火山も多く、地球の鼓動を感じられる場所でもあります。「地球の割れ目」など他の場所では見ることのできないスポットも多く、大自然を肌で感じることができます。機会があったらぜひ訪れてみてください。