死ぬまでに行きたい!ボリビア観光のおすすめとは?
ボリビアといえば、ウユニ塩湖。ただ、ウユニ塩湖は知ってるけど、他にどんな観光地があるのか知らない人も多いと思います。日本から飛行機で何度も乗継をし、約26時間の移動を耐えてまで行きたくなるボリビアの魅力をお教えします。
①ボリビアを代表する観光地「ウユニ塩湖」
まずは、ウユニ塩湖!朝日、夕日、星空、どの時間でも絶景が広がります。ただし、このような鏡張りが見られるのは雨季のみ。その中でも、風や雨の量など様々な条件が必要となりますので、絶対に鏡張りが見たい方はウユニの滞在日数を多めに用意しておきましょう。
非日常を楽しもう。塩のホテルを体験!
一度は泊ってみたい全てが塩でできたホテル。雨季の時期である11月~3月は、鏡張りを狙う観光客が殺到するので、予約は早めにとるのをおすすめします。ウユニ塩湖からも近く、ウユニ村に滞在しながらツアーに参加する際よりも近くて便利です。
巨大なサボテンがいっぱい。インカワシ島も寄ってみよう!
ウユニ塩湖の中心にあるインカワシ島。日本ではとても見ることのできない5m級のサボテンが数千本生えています。また、インカワシ島の頂上から見渡すウユニ塩湖も絶景です。雨季は雨の量によりアクセスできない可能性もあるので乾期に行かれる方におすすめです。
②ウユニだけじゃない!真っ赤な湖「ラグナ・コロラダ」
チリとの国境近くに位置するエドゥアルド・アバロア国立アンデス自然保護区には、真っ赤なラグナ・コロラダという塩湖があります。湖にいる藻の色素やプランクトンなどによって、水の色が赤くなっています。フラミンゴは3万羽生息し、あまりの大群に驚く方も多いでしょう。
フラミンゴの色のコントラストが観光客を魅了
フラミンゴの生息地として、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されています。ウユニ塩湖とセットで観光ツアーが組まれることも多く、観光客に人気になっています。ラグナ・コロラダにむかうまでの山岳ドライブも絶景が続くので、おすすめです。
③世界一標高の高いボリビアの首都「ラパス」
ボリビアの首都ラパスは標高3800mで、なんと富士山頂よりも高いです。雲が近くに見えることから、標高の高さを実感することもできます。ウユニへ行くための乗継で使われることも多く、高山病の対策は忘れないようにしましょう。
ミテレフェリコに乗ってすり鉢状のラパスを体感
ラパスは、アンデス山脈に沿って作られた町ですり鉢状の地形。ロープウェイのミテレフェリコに乗ると、街並みを一望でき、ユニークな地形を体感することができます。夜景も絶景ですが、標高が高い方は低所得者層が住んでいて治安が悪いので気を付けましょう。
ボリビアの雰囲気を味わおう
南米の雰囲気を味わえる街歩きがおすすめです。サガルナガ通りでは、ボリビアらしいカラフルな雑貨やお土産品がたくさん売られています。観光客にもフレンドリーな地元の人と一緒に屋台でご飯を食べるのもおすすめです。
④ボリビアの隠れ人気観光地「チチカカ湖」
ウユニ塩湖におされがちですが、人気観光地のチチカカ湖。ペルーとの国境をまたがり、面積は琵琶湖の約12倍あります。湖には約40もの島々があり、先住民であるケチュア族などが今でも暮らしています。ずっと見ていると海と錯覚するような壮大さです。
太陽の島ツアーへ参加しよう
インカ帝国の発祥の地と言われている太陽の島。フェリーで約1.5時間程で、太陽の島には、インカ帝国の時代の遺跡も多数点在し、民家の見学もできます。また、段々畑を高台にあがれば、壮大なチチカカ湖を一望できます。
日本では絶対飲めないコカ茶を飲みながら休憩
ボリビアに来たなら、日本では絶対飲めないコカ茶を飲んでみましょう。名前の通り、コカの葉は麻薬、コカインの原料です。危険そうなイメージがあると思いますが、実は、高山病対策になるのです。すごい美味しいわけじゃないけど、なぜだか癖になる?ほっとするような味です。ちなみにお土産での持ち帰りは、麻薬犬にばれます。
⑤ボリビアで月面散歩!?「月の谷」
ラパスから車で約40分。長い月日を経て風や雨が山を侵食し、まるで月面かのような渓谷ができ、名前もそのまま月の谷となりました。トルコのカッパドキアに似ているとよく言われています。
15分のコースと45分の整備されたコースが用意されているので観光客でも気軽に散策できます。とは言っても、ここも標高は富士山頂より高い位置にありますので、高山病にならないように気を付けましょう。
⑥世界遺産の白い街「スクレ」
1991年にユネスコの世界遺産に登録された白い街スクレ。実は、事実上の首都はラパスなのですが、憲法上の首都はスクレとされています。まるで急に別の国に来たかのような、落ち着いた雰囲気の街です。
観光客に大人気!絶品チョコレートを堪能!
スクレはチョコレートが有名で、アレナーレス通りにチョコレート屋さんが点在しています。中でも日本人観光客にも人気なのが、Para Tiというお店。チョコケーキやドリンク、アイス、チョコフォンデュなど種類豊富。南米らしいキヌア入りチョコレートはお土産用に人気です。
⑦大航海時代スペインの栄華を支えた街「ポトシ」
大航海時代、スペインの栄華を支えたポトシ。当時膨大な採掘量を誇るセロ・リコ鉱山から大量の銀が発見されました。一時は大都市であるロンドンの人口を越える程に、銀に群がる人が殺到。その時代に教会や建物が続々と建てられ、現在に残されています。
体力に自信がある人はセロ・リコ銀山の鉱山ツアーに参加
想像より本格的な鉱山ツアー。防護服、ヘルメット、長靴、等を貸してもらい、いざ出発。少数ですが、現在でも働いている鉱夫さんがいます。日本では絶対に禁止されるであろうレベルの鉱山に実際に入ることができ、大航海時代のインディオ達の過酷さを体感できます。
⑧ボリビアのアマゾン「ルレナバケ」
ラパスからは飛行機で約1時間のルレナバケ。アマゾンというと、ブラジルなどをイメージする方も多いですが、実はボリビアは国土の半数がアマゾン地帯なんです。さらに、ボリビアのアマゾン地帯は、多種多様な野生動物が生息しています。
ボートサファリでアマゾン観光
アマゾンの日差しを浴びつつボートは出発。あまりに近すぎて偽物かと思うくらいのワニが多数いたり、カピバラ、リスザル、珍しい野鳥などたくさんの動物を見ることができます。小さいボートなので、日焼け止めと虫よけスプレーは必須アイテムです。
ボリビア観光のまとめ
いかがでしたか?ボリビアのおすすめ観光スポットを8つご紹介しました。今までウユニ塩湖のことしか知らなかった人も、そうでない人も、魅力満載のボリビアを思う存分楽しんできてください。また、実際に渡航する際は、場所によっては危険な地域もあるので、外務省のHPを必ず確認して、安全を心がけましょう。 ボリビアで素敵な時間を過ごせますように。
海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。
ボリビア観光基本情報
面積:110万㎢(日本の約3倍)首都:ラパス(憲法上の首都:スクレ) 人口:1,082.5万人(2015年)時差:日本より13時間遅れ 言語:スペイン語,ケチュア語,アイマラ語など先住民言語36言語 お金:1米ドル=約6.86ボリビアノス(2016年12月) 宗教:国民の大多数(95%以上)はカトリック教徒