ケニア観光の魅力とは?
日本からの直行便はないため、バンコクやドバイ経由で約17時間のケニア共和国。ケニアでは、日本の動物園では到底見ることのできない大自然をサファリで味わえるだけでなく、実はリゾート地もあるのです。そんな魅力満載のケニアの観光スポットを紹介します。
①手軽にサファリ観光「ナイロビ国立公園」
ケニアの首都ナイロビにあるケニアで一番古い国立公園。ジョモケニヤッタ国際空港と隣接していて、ナイロビ中心部からは車で約15分弱でアクセスが可能です。サファリパークのような感覚で行けてしまうのですが、多くの野生動物に会うことができます。
ナイロビ国立公園でゲームドライブしよう
ナイロビ国立公園は、野生動物の写真を撮ると、背景に高層ビルが写るとても珍しいスポット。東京から10分の距離にライオンがいると想像すると驚きますよね。ライオンやサイ、チーター、キリンなど象以外の動物はほとんどいるので、ベストショットを撮りましょう。
②ケニア一の野生動物の多さ「マサイマラ国立保護区」
ケニア国内で野生動物が一番多いマサイマラ国立保護区とマサイ族の村を訪問するセットのツアーが大人気です。面積は大阪府の大きさ程あり、タンザニアとの国境付近に位置しています。国立公園ではなく、保護区なので規制が緩く、野生動物と至近距離で会えるのもおすすめポイントです。
マサイ族の村を訪問しよう
マサイ族の集落は、マサイマラ国立公園内で特に柵が設けられているわけでなくなんと野生動物と一緒に暮らしています。村を訪れると今も守り続ける伝統的な歌やダンスを披露してくれたり、家の中を案内してくれたりします。ここでしかできない経験は一生の思い出になることでしょう。
観光客にはバルーンサファリの体験が人気
ケニアでは珍しい、早朝に熱気球に乗り、空からのサファリも楽しめます。朝は早いですが、多くの野生動物が早朝に活発に動いている姿、壮大なマサイマラ国立公園を一望することができるので、非常におすすめです。寒さ対策は忘れずにしましょう。
③キリマンジャロ山が美しい「アンボセリ国立公園」
ケニアの首都ナイロビからは車で約3時間のアンボセリ国立公園は、アフリカ大陸最高峰であるキリマンジャロ山の麓に広がっています。野生動物の背景に広がる5896mのキリマンジャロ山は長年観光客を魅了しています。
オブザベーションヒルからケニアの景色を楽しもう
基本的には車から降りることができないアンボセリ国立公園ですが、オブザベーションヒルという小高い丘では車から降りて徒歩で丘を登ることができます。階段のある丘は10分程で登れます。眼下に広がる大草原は雄大で、野生動物や鳥たちの姿を多く見ることができます。
ロッジに宿泊しケニアの大自然を満喫しよう
野生動物は朝と夕方は活発に動きますが、日中は動物の動きも少ないので公園内にいくつか点在しているロッジに宿泊するのがおすすめです。ロッジからキリマンジャロ山が見えるロッジは、人気が高いので早めに予約をしておきましょう。
④ボートサファリが人気「ナイバシャ湖国立公園」
ケニアの首都ナイロビからは車で約1時間半の距離にあるナイバシャ湖。ここは草原をドライブするサファリではなく、ボートサファリが観光客に人気の淡水湖です。また、このエリアは花が有名で日本にも輸出しています。
ボートサファリで観光しよう
約1時間程の湖でのボートサファリが大人気です。ゆったりとしたボートに乗って風を浴びるだけでも気持ちが良いのですが、カバやキリン、野鳥などに会うことができます。珍しい野鳥が多く生息し、バードウォッチングの場としても多く使われています。
⑤観光客に大人気!キリンに近くで会える「ジラフセンター」
ケニアの首都ナイロビにあり、キリンに餌をあげることができるジラフセンター。ロスチャイルドキリンという種類で数が少ない為、ここで保護されています。国立公園では間近に見ることはできても、餌をあげたり触れ合うことはできないので、ここでしか出来ない体験があります。
キリンにえさをあげよう
入場料を払えばエサ代は無料であげることができます。また、エサをあげている間は触ることができます。この貴重な体験を求め、外国人観光客で賑わっています。その為、午前中に行った方が、お腹を空かせてエサを求めにくるキリンがテラスにいっぱい来てくれるのでおすすめです。
キリンが大好きな方はジラフマナーホテルの滞在がおすすめ
日本のテレビでも紹介されたことのあるジラフマナーホテルは、ホテルの敷地内をキリンが自由に動き、一緒に食事をすることができてしまうホテルです。ホテルは10部屋しかないので、一生の忘れられない体験をしたい方は、早めの予約が必要となります。
⑥キリンの次は象!「シェルドリック動物孤児院」
ケニアの首都ナイロビにあるシェルドリック動物孤児院は、象の孤児院とも呼ばれていて、上記のジラフセンターの近くにあります。密猟により親がいないケニア中の象やサイの子供が保護されています。ある程度まで成長すると、慎重に自然保護区に戻されます。
愛らしい象の赤ちゃんを見に行こう
象の赤ちゃんは、一日に朝11時からの一時間だけ一般公開されています。スタッフの方が象の赤ちゃんにペットボトルのミルクを飲ませてあげる様子を見るだけなのですが、わざわざ訪れたくなる程とても可愛いので人気の観光スポットになっています。
⑦ケニアで珍しい森林の国立公園「アバーディア国立公園」
アバーディア国立公園はケニアの首都ナイロビからは車で約2時間。これまで紹介したサファリは、ドライブやボートに乗るものでしたが、ここではロッジに泊りながら夜行性の動物が観察できる場所として観光客から人気を博しています。
公園内ロッジに滞在し夜行性の動物を観察しよう
世界的にも有名なツリートップスとジアークというロッジが保護区内にあります。これらのロッジの前のウォーターホールと予め撒いておいた塩を目当てに、他で見ることのできない夜行性の珍しい野生動物が活発に動いている姿を見ることができます。
⑧ケニア観光で人気のリゾート地「ラム島」
ケニアの首都ナイロビから小型飛行機で約2時間。ケニアの南東部に位置するケニアの離島で、かつては海洋貿易で発展を遂げ、現在はインド洋に浮かぶリゾート地として観光地化が進んでいます。モルディブのようにハネムーンの地としても人気です。
貴重な体験!ダウ船に乗る
ラム島でのんびりするのも良いですし、ダウ船に乗ってインド洋クルーズもおすすめです。ダウ船とはディズニー映画モアナにもでてきた風の動きを読み、帆を操つりながら走る船。船の上で採れたばかりの魚を食べたり、船の操り方を教えてもらったり、貴重な体験が楽しめます。
ケニア観光のまとめ
いかかでしたか?ケニア観光で行くべき8つのスポットを紹介しました。 新しい発見はありましたか?魅力満載のケニアに行きたくなったことでしょう! また、実際に渡航する際は、外務省のHPを必ず確認して、安全を心がけましょう。 ケニアで素敵な時間を過ごせますように。
海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。
ケニア観光の基本情報
面積:58.3万㎢(日本の約1.5倍)人口:4,725万人(2016年)首都:ナイロビ 時差:日本より6時間遅れ 言語:スワヒリ語、英語 お金:1米ドル=約101.2ケニアシリング(2018年3月)宗教:伝統宗教、キリスト教、イスラム教