ケニア料理の特徴①
ケニアの歴史
ケニアのは古来から多数の部族が暮らしていました。そして1888年からイギリう東アフリカ会社が統治を、1895年からイギリス政府が統治を行い、1920年からケニアはイギリスの植民地となりました。独立運動などを経て1964年ケニア共和国が成立しました。
ケニアの食文化
ケニアはイギリスの植民地でしたが、イギリスの食文化の影響をあまり受けていません。それよりも、鉄道が建設された際の労働者として、同じくイギリスの植民地だったインド人労働者が移り住み、ケニアの料理に影響を与えてきました。
ケニア料理の特徴②
部族により違う!?
ケニアは部族にもより食事は違いますが、伝統的な料理は、シンプルで、デンプンが多いです。効率的に食事からエネルギーを得ようとしていたのだと考えられますね。また沿岸沿いの地域では、シーフードも食べられています。
ケニアの主食
ケニアの主食は「ウガリ」や「ムキモ」です。そのほかにもやジャガイモやお米が主食として食べられています。肉や魚などを付け合わせとして一緒に食べています。
ケニアの郷土料理①ウガリ
ウガリとは
ケニアで主食として最も食べられている「ウガリ」とは、とうもろこしを乾燥させて粉にしたものを、熱湯と合わせて練ったものです。見た目はマッシュポテトのようです。ケニア以外でも、アフリカでは主食としてよく食べられています。
ウガリはどんな味?
ウガリ自体にはほとんど味がありません。食感は少しもちもちしています。ケニアでは、ウガリを手で取り、つまみながらスープや付け合わせにつけて一緒に食べます。
ケニアの郷土料理②ムキモ
ムキモとは
「ムキモ」とは緑のマッシュポテトです。マッシュポテトの中に、様々な具を入れて食べるのがケニア流です!具はメイズ(とうもろこし)やスクマ(ケール)、かぼちゃの葉っぱなどです。
ムキモはどんな味?
ムキモは豪華なマッシュポテトです!メイズは甘みのないとうもろこしで、ケールは少し苦味がありますが、味は想像通りだと思います。ケニアでは野菜がたくさん食べられ、しっかりと栄養を取っているのですね!
ケニアの郷土料理③サモサ
サモサとは
サモサとは、もともとインド料理のおやつでした。インドの影響を受け、ケニアで広がり現在では露店やレストランなどケニアの至る所で食べられています!
サモサはどんな味?
サモサとは小麦粉の皮に具が包まれて、きつね色に揚げられた三角のパイのようなものです。具材は潰したジャガイモや豆。味は主に塩味、さらにコリアンダーやガラムマサラの香辛料が効いています。
ケニアの郷土料理④チャパティ
チャパティとは
インドを訪れたことがある人には、馴染深い「チャパティ」とは、サモサ同様インドの影響を受け、ケニアで広まった食べ物です。全粒粉(チャパティ粉)と水を混ぜ合わせて、焼いた薄いナンのようなものです。少し分厚いクレープ生地にも近いです。バターの風味と少し塩が効いていることがありますが、付け合わせと一緒に食べるのが一般的です。
ケニアの郷土料理⑤ギゼリ
ギゼリとは
「ギゼリ」とは、インゲン豆とメイズ(とうもろこし)を煮た豆料理です。スープやシチューのように汁がある場合とない場合があります。味付けはシンプルに塩です。元々はある部族の料理で下が、その後ケニア全土に広がり食べられています。
ケニアの郷土料理⑥カランガ
カランガとは
「カランガ」とは、ケニア風のビーフシチューです!「ンゴンベスープ」と呼ばれることもあり、地域によって名前が異なるようです。カランガも、ウガリやチャパティと一緒に食べられます。
カランがはどんな味?
カランガは一般的には、肉、玉ねぎ、ジャガイモ、トマトなどの野菜が入った煮込み料理です。味付けは塩です。シンプルなビーフシチューまたは洋風な肉じゃがといったところです。
ケニア料理の特徴まとめ
ケニア料理いかがでしたか?シンプルだけどしっかりと栄養を取っているのが特徴的でしたね!なかなか馴染のないケニア料理ですが、意外にも「ムキモ」や「ギゼリ」にハマり、日本でもアレンジして作っている人もいます。興味のある方は挑戦してみてくださいね!