パリ旅行シーズンと服装
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どんな時期に訪れても味わいのある大都会パリですが、あえて観光にお勧めなのは4月から6月までと、10月がとても良いと思います。日本と同じ四季はありますが。冬は寒く、日照時間も短いです。時期ごとの服装も簡単に紹介しますが、高級レストランやコンサートホールを訪れるならが、スーツまたはジャケット靴は革靴 男性ならネクタイを準備しておいてください。せっかくのパリですので、素敵なスーツやドレスも余裕があれば持ち物に加えましょう。
春のパリ旅行ならば
4月の復活祭のころから春の兆しは感じられますが、この時期はまだまだ寒い日がつづきます。5月に入ると、リラをはじめ花々が一度に咲きぞろい、芝生も美しく、待ちわびた青空も毎日広がります。時期的にはこのころから6月いっぱいまで気持ちのよう気候が続きます。しかし、夜は冷えこむこともありますので、まだまだカーディガンなどは離せません。持ち物に夜の寒さ対策を準備しましょう。日本からの費用は5月ゴールデンウイークが終わったあたりから安くなります。自由にお休みが取れるのであればお勧めします。
夏のパリ旅行ならば
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気温はかなり上昇しますが、乾燥しているためさほど暑さは感じません。しかし、朝晩は長そでのシャツが欲しくなる時もあります。この時期は7月14日のフランス革命記念日からバカンスシーズンに突入します。8月の下旬まで町はお店も休みになります。初めてのパリであればバカンスの時期は避けましょう。もし、その時期しか休めないのであれば、パリっ子のようにバカンス地を訪れてはいかがですか。現地ではちょっとホテル代も高いかもしれませんが、コートダジュールあたりに。
秋のパリ旅行ならば
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パリの秋はとても早いです。9月中旬から10月にかけて、突然降りだす細かい雨が、秋の訪れを告げます。この時期パリっ子はバカンスから戻り、街はパリらしい阿落ち着いた雰囲気を醸し出します。やがてプラタナスやマロニエの並木が色付く時期になります。10月になれば、持ち物の中にコートも必要となります。また、10月の第二週末パリ有数の観光地モンマルトルの丘でぶどうの収穫祭が行われます。モンマルトルで収穫されたぶどうを使ったワインが1000本程度限定生産されます。30万人前後の人でがあり、大変な賑わいとなります。街並みや風景がとても素敵なモンマルトル、スリやジプシーには注意して楽しみましょう。
冬のパリ旅行ならば
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11月に入ると、すっかり冬の装いとなります。春先までのパリは鉛色の曇り空が続きます。冬は寒くて長いです。朝8時でも薄暗く、夕方は4時ごろからもう暮れ色に覆われます。この時期はとても日照時間が短いので、底冷えします。すっかり葉を落とした街の街路樹がいかにも寒々しく感じます。この時期の持ち物には厚手のコートや手袋が必要です。そんなパリですが冬場のパリのおすすめは生牡蠣が美味しいです。苦手な人にはすすめませんが、きりっと冷えた白ワインとの相性は抜群です。もう一点おすすめはバーゲンセール。観光客も少なくゆっくりパリのショッピングを楽しみましょう。
注意事項1パリ旅行のスリやジプシー対策
今でも、観光客の多い場所ではスリがいます。例えばガイドツアーのガイドさんが自身のバックのかけ方を斜め掛けにして小脇に抱えたら、そのあたりはスリがいるということです。まず外出時のバックやカバン類は前に抱えられるタイプを使いましょう。スリやジプシーに狙われないようにするために、警戒していることがわかりバックとその持ち方をしましょう。また、パスポートはバック内ではなく、身に付けてください。首から掛けられるパスポート入れを準備しましょう。また、混んでいる場所でガイドブックを広げたり、スマトフォンやiPadを操作することはできるだけ避けましょう。
注意事項2パリ旅行のロストバゲッジ対策
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日本からの直行便でパリに入る場合のロストバゲッジリスクは低いです。しかしパリだけでなく、いろんな街を訪れ最後にパリ旅行を満喫して帰国する計画の場合、注意が必要です。ヨーロッパでは、パリのシャルルドゴール空港とロンドンのヒースロー空港はロストバゲッジが多い空港です。注意するのは小さな空港から、大きなボストンバックを持って小さな飛行機に乗るケースです。その際空港へのチェックインは早めにしてください。ギリギリですと、荷物を積み切れず、後回しに。最悪は違う空港に送られてしまします。また、もう一つの対策として、パリ到着後の一日分の着替えや荷物は機内持ち込みにして、飛行機に搭乗します。持ち物としてはそのための小さなバックがあれば良いでしょう。ちなみにエアーフランスでロストバゲッジにあったとしても、エアーフランスはごめんなさいと謝りません。日本人の感覚に合わないフランス人の姿なのかもしれません。
お土産対策持ち物の工夫
パリ旅行ではお土産も大切な楽しみです。自分自身へのご褒美や両親へのお礼、義理のお土産など。昔と違ってタバコやお酒を買って帰る人は少なくなりましたが、お土産を持って帰国するための工夫を紹介します。持ち物の下着や靴下、パジャマは古い物を持って行き、汚れたものは捨てて帰る。その空きスペースにお土産を入れることです。これは毎年2回から3回ヨーロッパに出かけていた私の作戦です。家内や子供たちに買ったセーターなどのお土産を、捨てた持ち物スペースに入れます。そのため、古い下着やパジャマは日本で捨てずにストックしていました。但し、恋人同士やハネムーンにはいかがなものかと思います。
必須の持ち物
パスポート、航空券、現金日本円とユーロ、クレジットカード(JCBとアメックスが使えないところも多い)、海外旅行傷害保険証書、パスポートのコピー(盗難対策)ガイドブック、携帯電話、洗面道具、着替え(下着類やパジャマ)季節に合わせた防寒着(コートなど)男性であれば髭剃り、女性であれば化粧品折り畳み傘、首掛けのパスポート入れ、スリッパまたはルームシューズ、デジカメ、丈夫で軽いスーツケース。
あったら良い持ち物
3種類の服装、一つ目はスーツや革靴男性ではネクタイ、高級レストランなど、二つ目は街歩きようの衣装と靴、普通のカフェやリストランテ用、三つ目はホテルの室内着。常備薬、お土産用の大きなバック、街歩き用の小さなバック、ティッシュペーパー、ドライヤーと変圧器、デジカメ用バッテリー、爪切り、爪楊枝、ポリ袋、季節に合わせた防寒着(場合によっては、現地パリで購入もおしゃれ)海外用Wi-Fi、翻訳アプリ、インスタントラーメン(どうしても食べたくなったら)なお、服装やサングラスなどは現地で気に入ったデザインの物を購入するのも良いですね。
パリ旅行のまとめ
今回は初めてのパリ旅行を想定して、時期と持ち物についてまとめました。初めてのパリ旅行であれば、ツアーを使った旅行をおすすめします。何回か海外旅行を経験した後はご自分で飛行機を手配し、ホテルを手配し、行き先の計画を立てたりレストランを予約したりするのも楽しいですが、最初はツアーに乗っかりましょう。そして本題のパリ旅行のベストシーズンは4月中旬化や7月上旬までと。9月から10月といったところです。費用はそれなりの価格になりますが、ホテルのグレードや飛行機のグレードなどにも左右されますので、しっかりと比較してみましょう。また、安く上げたい場合はローシーズンに入った11月中旬からクリスマス 正月を避けた2月あたりが良いでしょう。建築やファッション、文化美術の勉強のためパリを訪れる学生にとっては高級レストランやブティックは二の次でも良いかもしれません。一方ある程度パリを満喫するためには普段の街歩きの服装と靴、高級レストランなどのドレスコードを意識したジャケット、ネクタイ、シックなワンピーやコーディネイトされた靴、そしてホテル内でくつろぐ服装の3つのパターンで持ち物を準備しましょう。一方パリはスリやジプシーが多い街です。子供を使った犯罪も多いです。貴重品は肌身離さず身に付けましょう。街歩きの際バック類にはあまり重要なものを入れないようにしましょう。以上に気を付けて見所満載のパリを楽しみましょう。パリの文化歴史も勉強したうえでパリ旅行も良いでしょう。