パラグアイの基礎情報
パラグアイってどんな国?
パラグアイは南米の真ん中に位置しており、言語はスペイン語。日本との時差は13時間。親日家として有名で、日本の観光客に人気な土地です。広大な自然を有しており、野生動物の宝庫だとも言われています。また、パラグアイ唯一の世界遺産も見る価値があります。他の南米諸国より比較的治安が良いですが、首都アスンシオンはスリや強盗が横行しているので注意が必要です。
パラグアイの治安
首都アスンシオンや観光地は、スリや引ったくり、ナイフや銃で脅して金品を奪う強盗などが横行しています。携帯を出す、お金をたくさん持つ、ブランド物を身に着けるなどはやめましょう。腕時計や派手なアクセサリーなども危険です。また、貧民街のチャカリータ地区を含む旧市街のセントロは治安が悪いので、昼間もなるべく歩かない方が良いです。どうしても歩かなくてはならない時は、複数人で行動しましょう。
パラグアイの観光スポット① ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ遺跡
パラグアイ唯一の世界遺産!
パラグアイ唯一の世界遺産として有名な、イエスズ会の伝道所の遺跡。18世紀にパラグアイの原住民へ宣教するために作られ、地元では「トリニダー遺跡」と呼ばれています。
アルゼンチンとの国境にある町、エンカルナシオンからバスかタクシーで40分ほどかかる場所にあります。世界遺産なだけあって多くの観光客を集めており、パラグアイ屈指の観光名所としておすすめです。
詳細情報
営業時間:月~水 7:00 - 20:00、木~日 7:00 - 21:00 住所:Santisima de Trinidad del Parana, Encarnacion, Paraguay
パラグアイの観光スポット② 英雄の霊廟
祖国の英雄が眠る、アスンシオンのシンボル
アスンシオンのセントロは、露店や屋台など並び、観光客で賑わっている英雄広場と呼ばれる場所があります。そこにあるドーム型の美しい建物が英雄霊廟。フランスのナポレオンが眠るアンヴァリッドを模して造られていた、美しい建物として有名です。
英雄霊廟は、初代大統領のカルロス・アントニオ・ロペスなど祖国の英雄が祀られている、アスンシオンのシンボルとも言える存在。紙幣に描かれるほど有名で、国民に親しまれています。
詳細情報
営業時間:6:00 - 18:00(※日-12:00) 住所:Mariscal Estigarribia at Plaza de los Heroes, Asuncion, Paraguay
パラグアイの観光スポット③ パンタナール湿原
三ヵ国をまたがる、世界最大級の湿地帯
パラグアイ、ボリビア、ブラジルにまたがる世界最大級の湿地、パンタナール湿原。南米の真ん中に位置しており、世界的にも珍しい多種多様な動植物を見ることができます。ジャガーなど絶滅危惧種に含まれている希少な動物がいることでも有名です。
種類は現在確認されているだけでも、約1000種の鳥類、約400種の魚類、約300種の哺乳類、約480種の爬虫類がいると知られています。特にアメリカヌマジカやオオカワウソは希少。世界遺産にも登録されており、近年ますます注目を集めている観光名所です。
パラグアイの観光スポット④ イタイプダム
世界第2位の電力を生む水力発電所
イタイプダムはブラジルとパラグアイの国境に位置し、パラグアイのほぼすべての電力を生み出している巨大なダムです。その電力は、世界中の水力発電所で2番目に多いと言われているそう。ブラジルとの共同出資で設立され、そのほとんどがブラジルへ供給されています。
観光地としては、内部の見学や、技術ツアー、イタイプ湖のボートツアーなどいくつかツアーがあります。金曜日と土曜日にはライトアップもされ、また一味違った景色を味わうことが可能です。
パラグアイ初旅行のまとめ
いかがでしたか?パラグアイは他の南米よりは比較的治安が安全と言われ、観光名所も分かりやすく回れるのでおすすめです。観光地は警戒を怠らず、スラム街に立ち寄らないように心掛けましょう。日本が恋しくなったら、イグアス移住地と呼ばれる日系人の移住地もあるのでぜひ立ち寄ることをおすすめします。