ミラノの旅行について
引用: https://www.flickr.com/photos/jurriaanvogel/15738473401/
日本からイタリアのミラノ(マルペンサ空港)へは成田空港から直行便が毎日就航しています。飛行時間は12時間30分ほど。時差は7時間。日本がイタリアより7時間(3月末から11月末までの夏時間の場合)進んでいます。冬時間の場合の時差は8時間となります。なお、2018年の夏時間は3月25日(日)2時0分から10月28日(日)3時0分となっています。通貨はユーロ。1ユーロ=131円(2018年7月現在)。イタリアの物価はほぼ日本と同じです。服装についても、日本とほぼ同じ感覚で旅行ができます。
ミラノの旅行の注意点
駅や観光スポットでのスリ、置き引き、押し売りに注意!
引用: https://www.flickr.com/photos/satoruohara/4375536302/
「ミラノ中央駅」は毎日30万人以上の乗客が利用する駅。どの国にも当てはまる話ですが、ミラノに不慣れな地方の人や観光客も利用し、混雑するスポットには、スリや置き引き犯が出没します。凶悪犯罪に巻き込まれ、命を落とすような事件はほぼないようですが、軽犯罪はミラノでも多発しているようなので、荷物には十分ご注意ください。
(1)荷物の上げ下げを手伝うふりをして金品を盗む。 (2)荷物の上げ下げを手伝った報酬を請求してくる。 (3)何も手伝わないが、人の後ろにピッタリついてきて盗む。 (4)荷物置き場においたスーツケースを出発間際に盗む。 (5)指定席に座っているにも関わらず、そこは私の席だと言って注意を引き、その間に別の人間が盗む。
(1)ドゥオーモ広場でハト寄せの豆を売りつけられる。 (2)ミサンガを手に巻かれる。 (3)麻薬反対の署名運動。
こちらは、観光地で、多額の代金や寄付金を要求する手口ですね。話しかけられても無視しましょう。
【2018年】ミラノのイベントについて
ファッションの都「2018年ミラノコレクション」
引用: https://www.flickr.com/photos/kellystock/9712436684/
「ミラノコレクション(Milan fashion week)」は、ミラノで年に2度開催される有名ブランドの新作発表会。次は2018年の9月19日(水)から9月25日(火)に行われます。残念ながら、一般の人は会場で見ることはできませんが、プラダやドルチェ&ガッバーナをはじめ、数々の一流ブランドの本店のあるミラノでは、最新情報が入りそう。とくにモンテ・ナポレオーネ通り(Via Monte Napoleone)とスピガ通り(Via della Spiga)にブランドショップが建ち並んでいます。最寄り駅は3号線のMontenapoleone駅と1号線のSan Babila駅。ドゥオーモから歩いても約10分程度です。
やっぱり「クリスマス」はキリスト教国が素敵!
引用: https://www.flickr.com/photos/fibia/38236771385/
引用: https://www.flickr.com/photos/ralf-steinberger/38908613384/
キリスト教国であるイタリアのミラノは、クリスマスもとてもロマンティック。例年、ミラノ市内の180の通りにイルミネーションが輝きます。昨年は、2017年12月6日16:30~2018年1月7日にクリスマスツリーが点灯されました。また、12月初旬に始まる「カステッロ広場・ガルィオ通り・デル・カンノーネ広場」のイルミネーションは、「サンタンブロージョの1週間」とよばれ、500年近く前から続いているそうです。11月末に以下の、政府観光局のサイトから告知されますので、チェックしてみてください。
「イタリアイベント情報」詳細情報
イタリア最新情報 | イタリア政府観光局
公式サイト
ミラノ旅行のおすすめスポットについて
荘厳のひとこと!「ミラノのドゥオーモ」
引用: https://www.flickr.com/photos/bela_lindtner/23095199554/
「ミラノのドゥオーモ (Duomo di Milano)」は、ミラノのシンボルでランドマーク的存在。5世紀もの年月をかけて完成した世界最大級のゴシック建築です。聖堂の上からはミラノ市街を一望できます。聖母マリアや聖人たちの生涯を描いたステンドグラスや135本の尖塔の上に建つ金色のマリアや聖人たちの像も圧巻。このドゥオーモ の北には「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」があり、グッチやプラダをはじめとする、世界的な有名ブランドのお店やカフェ、レストランなどがあります。地下鉄「Duomo駅」すぐ。
幸せのジンクスがある「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」
引用: https://www.flickr.com/photos/wakakobanana/8120227884/
十字路の交わる付近に青いタイルで囲まれた牡牛のモザイクがあり、その股間部分がやや窪んでいる。この窪みに踵を合わせてクルリと一回転(一度に三回転以上出来ると、との説もあり)すると幸せが訪れる、旅行者は再びミラノに戻れる等の言い伝えがある。
「ミラノのドゥオーモ」詳細情報
「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」詳細情報
「レオナルドダヴィンチの最後の晩餐」が見られる「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」
引用: https://www.flickr.com/photos/jracine/10093047293/
「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)」は、レオナルドダヴィンチの最後の晩餐があるカトリックの聖堂として有名。作品は420x910cmと大きく、3年の年月をかけて描かれたといわれています。世界遺産に登録されています。地下鉄コンチリアツィオーネ駅 (Conciliazione) から徒歩5分。「最後の晩餐」の見学には事前予約が必要です。下記のリンク先には個人で予約を取る方法が書かれていますが、日本の旅行会社のオプショナルツアーへの参加もおすすめです。
「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会見学予約方法」詳細情報
「ミケランジェロの遺作」が見られる「スフォルツェスコ城」
引用: https://www.flickr.com/photos/hisway306/9646511004/
引用: https://www.flickr.com/photos/satoruohara/4374795455
「スフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)」は、かつて城塞であったものを、現在は市立博物館として開放しています。こちらの博物館の見所は、ミケランジェロ作「ロンダニーニのピエタ」。ミケランジェロは89年の天寿をまっとうしましたが、死の3日前まで彫り続けたといわれている彫刻作品です。隣には、45万㎡におよぶ「センピオーネ公園」。市民の憩いの場となっています。地下鉄Cardona駅から徒歩3分または、Cadorna FN駅から徒歩5分。
「スフォルツェスコ城」詳細情報
Welcome to Sito Ufficiale Castello Sforzesco | Sito Ufficiale Castello Sforzesco
スフォルツェスコ城・公式サイト(英語)
ミラノの旅行のまとめ
引用: https://www.flickr.com/photos/25831000@N08/26157408965/
ミラノのおすすめスポットや、ミラノを旅行するにあたっての注意点をご紹介しました。とくに治安の悪い地域ではありませんが、どの国でもお金を持ち歩く旅行者は狙われやすいもの。絶対に荷物から目を離さずに観光やショッピングを楽しんでください。※掲載の情報は2018年7月現在のものになります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
典型的な駅での軽犯罪の手口だそうです。荷物から手を離さないというのが原則ですね。