// FourM
Kleqpdvy7lhkzmx946si

中華人民共和国

CATEGORY | 中華人民共和国

中国旅行時のsimカードの購入・設定方法など【2018年度版】

2024.02.25

海外へ行く時に気になるのがスマホやsimカード。国ごとにいろいろな違いがありますが、実際のところ中国はどうなのでしょうか?ここでは中国のsimカードについていろいろお教えしましょう。購入方法や設定などについてもお教えしますので是非参考にしてくださいね。

  1. 中国のsimカードについていろいろ知りたい!
  2. 中国旅行時のsimカードについて①simフリースマホを用意しよう
  3. 中国旅行時のsimカードについて②simカードを購入するなら中国聯通
  4. 中国旅行時のsimカードについて③中国聯通よりも便利な中国聯通香港のsimカード
  5. 中国旅行時のsimカードについて④simカードはプリペイド式が便利
  6. 中国旅行時のsimカードについて⑤simカードは駅の売店や雑貨屋で購入可能
  7. 中国旅行時のsimカードについて⑥simカードのサイズがスマホに合わない時
  8. 中国旅行時のsimカードについて⑦simカードのAPN設定方法
  9. 中国旅行時のsimカードについて⑧simフリースマホが用意できない場合は
  10. 目的や予算に合ったsimカードを選ぼう
海外旅行で気になることの1つにスマホやsimカードがあげられるでしょう。国によって携帯会社もいろいろ違いますし、購入場所や設定方法などがわからないと不安ですよね。普段日本で使っているスマホを海外で使うのも良いですが高額な料金がかかります。出来れば現地でsimカードを購入して安く使えたら便利ですよね。
では中国のsimカードはどうなのでしょうか?現地で購入してすぐに使うことは可能なのでしょうか?ここでは中国のsimカードについていろいろお教えします。おすすめのsimカードや購入方法や設定などについてもお教えしますので、中国旅行の際は是非参考にしてくださいね。初めて中国に行くという人はとくに必見ですよ。
最初にお教えするのは、simフリースマホについてです。中国でsimカードを購入してスマホを使用したいのなら、まずsimフリースマホを用意しましょう。すでにご存じだと思いますがsimフリースマホとはsimが解除されているスマホのこと。つまりスマホに挿入されているsimカードを抜けば、別のカードを挿入して使うことができるのです。
auやdocomoなどキャリアと呼ばれる携帯会社と契約しているスマホにはたいていsimロックがかかっています。中国で使用したいのなら事前にsimを解除しておきましょう。解除方法は携帯会社ごとに違いますので、各社HPを参照してくださいね。
次にお教えするのは、中国で購入できるおすすめのsimカードです。中国には中国移動(China mobile)と中国聯通(China unicom)という2つの大手携帯会社があります。どちらの会社もsimカードを販売していますが、おすすめは中国聯通のカード。中国移動は3G通信に独自方式を採用しているため、基本的に海外製スマホでは使用できません(GMS方式は使用可ですが通信速度が非常に遅くなります)。
一方、中国聯通が3Gで採用しているW-CDMA方式は日本の携帯会社と共通。そのため日本のキャリアで使用可能なスマホなら問題なく使えるのです。現地で購入するなら中国聯通のsimカードが是非おすすめ。次の③ではもっとおすすめのsimカードをご紹介しますので読んでみてくださいね。
次にお教えするのは、日本で購入可能な中国のsimカードです。旅行で中国へ行くなら、中国聯通香港のsimカードが一番おすすめ。というのは現地で購入したsimカードでは、中国聯通でも中国移動でもTwitterやInstagramなどのSNSができないのです。またYouTubeやGoogleなども規制されています。
理由は、中国国内のプロバイダは「金の盾」と呼ばれるグレートファイアウォールにより中国国外の特定サービスへの接続が制限されているから。この問題を解決するのが中国聯通香港のsimカードです。このカードを使えば、中国で規制を受けているSNSサービスやGoogleなどを使用することが可能になります。もしその仕組みが知りたい人は、ローミングについて調べてみましょう。
ちなみにこのsimカードはAmazonで購入することが可能。旅行の前に事前購入することができる優れものなんです。日本語版もありますので設定も簡単ですよ。いろいろな種類がありますので旅行先や日程に合わせて選んでみてくださいね。
次にお教えするのは、2種類のsimカードと決済方法についてです。日本の携帯電話では使用した分を後払いするのが基本ですよね。一方中国ではプリペイド式と後払い式の2種類のsimカードがあり、中国の大多数の人はプリペイド式のsimカードを使っています。
プリペイド式simカードは100元、150元などいろいろな価格で販売されており、現在はだいたい月額制です。例えば1ヵ月49元で2GB分の通話やデータ通信ができる100元のプリペイド式simカードを購入した場合、すでに100元分がプリペイドされていますので2ヵ月間使うことができるのです。
チャージがなくなったら新しいsimカードを挿入するか、携帯会社やコンビニなどでリチャージしましょう。ちなみに個人で後払い契約をする場合は、現地保証人や身分証明書などが必要で手続きも複雑。旅行で使うだけならプリペイド式のsimカードで十分でしょう。
次にお教えするのは、simカードの購入場所や相場についてです。中国で大多数の人が使っているプリペイド式simカードは、至るところで購入することができます。携帯会社にわざわざ出向く必要は全くありません。中古携帯ショップや雑貨屋などいろいろなお店で探してみてください。とくに駅の売店では必ずと言っていいほど売られていますよ。
購入時に身分証明書などは不要。名前を告げる必要もありません。相場はだいたい50元前後でしょう。お店の壁などに携帯電話番号の一覧が貼られていると思いますので、気に入った番号のプリペイド式simカードを購入しましょう。その際、中国移動か聯通か携帯会社を確認するのをおすすめします。
次にお教えするのは、現地で購入したsimカードのサイズがスマホに合わない時の対処法です。街の雑貨屋などで販売されているのはほとんどが普通サイズのsimカード。でも端末によってはナノsimやマイクロsimでなければ挿入できないことがありますよね。
そんな時はお店のスタッフにもっと小さくしてほしいとお願いしてみましょう。その場でサイズを小さくカットしてくれるかもしれません。お店によってはsimカードをカットする型抜きのような道具が用意されていることもあるようですよ。
次にお教えするのは、simカードを挿入した後のAPN設定方法です。海外で現地通信会社のsimカードを使うには、挿入後にAPN(Access Point Name)を設定しなければなりません。このAPNの設定無しでは、通話はできてもデータ通信をすることは不可能です。ここではiPhoneでの設定方法をご紹介しましょう。
まず「設定」を開いて「モバイルデータ通信」を選択。続いて「通信のオプション」を開き、「モバイルデータ通信ネットワーク」を開きます。すると「APN」を打ち込む箇所が出てきますので入力しましょう。ちなみに中国移動のAPNはcmnet、中国聯通はuninet(3G端末は3gnet)となっていますので、試してみてくださいね。
最後にお教えするのは、simフリースマホが用意できない時の方法です。ここでは大きく3つの方法をご紹介しましょう。1つ目は、中国でsimフリースマホを購入する方法です。中国には中古のスマホ市場がありますし、新品でも格安で購入できるスマホがあります。ただ難点は言語が全て中国語であること。もし中国語が得意なら是非購入してみましょう。
2つ目は、日本で使用しているスマホを中国でも使う方法です。これは国際ローミングと呼ばれる方法でdocomo、ソフトバンク、au、Y!mobileのいずれかと契約しているスマホならOK。ただ事前申込が必要な場合もありますし料金も高額。短期旅行ならまだしも長期旅行にはあまりおすすめしません。
3つ目は、日本のレンタルWi-Fiを利用する方法です。スマホだけでなくPCにも使えますし、複数人での使用も可能です。日本のスマホを国際ローミングして中国で使うよりは、レンタル料金も手頃。是非おすすめの方法ですよ。
ここでは中国のsimカードについてお教えしましたが、いかがでしたか?この記事を読んでsimフリースマホの購入を考え始めた人もいるのではないでしょうか?simフリースマホを持っていれば、中国で携帯電話を持つのはとても簡単ですね。
契約は必要なし、simカードはプリペイド式、カードを購入する際に身分証明書などは不要。また日本のスマホを中国で使うより料金も安く済みます。旅の予算や目的、日程に合わせて、いろいろ考えてみてくださいね。では楽しい中国の旅を!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://unsplash.com/photos/HbyYFFokvm0