エジプトで行っておくべき博物館とみどころは?入場料はいくら?/1・エジプト考古学博物館
エジプト考古学博物館は、エジプトの首都であるカイロにある国立の考古学博物館となっています。収蔵されている歴史的な展示物は20万点にも上ると言われており、全て見て回ろうと思ったら1日では足りないほどです。
博物館内には日本でも有名なツタンカーメン王の王墓から発掘された黄金のマスク、黄金の玉座、カフラーの像、ラムセス2世のミイラなどが常設展示されています。エジプト旅行に行ったら必ず行ってみたい博物館です。
エジプト考古学博物館の主な収蔵品
●クフ王の像
●カフラーの像
●ツタンカーメンの黄金のマスク
●トトメス3世の像
●アメンホテップ4世の胸像
●ナルメル王のパレット
エジプト考古学博物館入場料
チケット価格●一般(外国人ツーリスト)/60EGP ●学生/30EGP
エジプトで行っておくべき博物館とみどころは?入場料はいくら?/2・太陽の船博物館
クフ王の第一の船が展示されているのがギザにある太陽の船博物館です。この船は、クフ王のピラミッドの南側で発見発掘され、世界最古の木造船と言われています。「太陽の船」と言われるこの船は復元され展示されていますが、その規模の大きさに圧倒されること間違いなしです。このクフ王の船はファラオの亡くなった魂が天空に向かう際に乗るものだとされており、一説にはファラオの葬儀の際に使用されたとも言われています。第一の船の横には第二の船が埋没しているのも確認されています。
太陽の船博物館入場料
チケット価格●一般 50 EGP
エジプトで行っておくべき博物館とみどころは?入場料はいくら?/3・コプト博物館
コプト教の歴史を現代に伝える、コプト博物館。館内にはエジプト国内におけるキリスト教関連の文書や、古代エジプト、古代ギリシャ、ビザンチンン、ローマなどの文明を読み解くことが出来る歴史的にも重要な彫刻や美術品が常設展示されています。コプト博物館は小さい博物館ですが、かなり充実した展示となっており観光客にも人気の博物館となっています。公園のようにゆったりとした中庭で休憩をしながらのんびりと鑑賞すれば、エジプトの長い歴史に思いをはせることが出来そうですね。
コプト博物館はカイロの旧市街にあるバビロン要塞内に建っています。周囲の散策ではエジプトの歴史の重さを空気で感じることが出来るでしょう。
コプト博物館の入場料
チケット価格●一般 50 EGP ●学生 25 EGP
エジプトで行っておくべき博物館とみどころは?入場料はいくら?/4・ゲイヤー・アンダーソン博物館
カイロのイスラム地区にあるゲイヤー・アンダーソン博物館。アル・キリトイヤとアムナ・ベント・サリームの2軒の大邸宅を美術館としてリノベーションした建物を利用した博物館となっています。
素晴らしいイスラム建築様式や美術品が鑑賞できるこちらの博物館は、英国軍医の美術収集家のジョン・ゲイヤー・アンダーソン少佐により設立されました。美術品はもちろん、アンティークな家具、ガラス製品、シルク、絨毯、クリスタルなどが常設展示されています。
この博物館では、大理石の噴水やタイル、豪華な装飾が施された天井、アルコーブなどイスラム建築特有の形式が見られます。また、ペルシャ風の居室や金を使ったゴージャスなダマスカス様式の展示もありその多様性は興味深くさまざまな文化に触れることが出来るでしょう。またこの博物館は、映画[007 私を愛したスパイ]のロケにも使われたそうです。博物館に来る前に是非映画を見直してみたいですね!
ゲイヤー・アンダーソン博物館の入場料
チケット価格●一般/35 EGP 学生/20 EGP
まとめ
いかがでしたか?歴史の重みを感じるエジプトの博物館は、本物のミイラや古代の装飾品など他では見ることのできない展示が盛沢山です。次回のエジプト旅行では是非エジプトの歴史を感じに博物館に足を運んでみてくださいね!