ブータンの治安は悪いの?
ブータンの治安は世界的に見ても良いです。凶悪犯罪や詐欺などの事件も近隣諸国と比べて少なく、旅行客が狙われやすいということもないため、一人旅でも訪れやすい国です!しかし治安がいいと言っても、海外旅行。念のために、置き引きやスリなどには気をつけましょう。
外務省をチェック!
外務省に治安情報
「海外旅行に行きたいな」と思ったら、まず外務省の情報を見てみましょう!外務省では「外務省海外安全ホームページ」というページがあります。そこには世界中の治安情報が記載されています。危険レベルが4段階で表示されているので、十分に確認してから渡航してください。
ブータンを外務省で確認
ブータンの情報を外務省で確認すると、現在感染症の危険情報は出ていません。しかしインドに接しているブータン南部は全て危険レベル1(十分注意してください)が出されています。インドの影響を受ける可能性があるので、国境付近は注意してください。(2018年8月現在)
国・地域 | 外務省
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世界治安ランキング
世界平和度指数
「世界平和度指数」という言葉を知っていますか?イギリスの経済誌が2007年から毎年発表している世界の平和ランキングです!犯罪や治安、紛争、軍事情勢、近隣国との関係など20項目以上の観点を数値化し、ランキング付けしています。
ブータンのランキング
2018年6月に発表されたランキングでは、ブータンは163ヶ国中19位でした。アジアだけで見ると3位です。ちなみにアジアだけで見ると、シンガポールが8位、日本が9位にランクインしています。数字で見る平和度指数ですが、ブータンの治安は世界的にても悪い方ではないですね!
ブータンで気をつけること
ブータンで気をつけること①夜間の外出
決して治安は悪くないブータンですが、夜間の外出は気をつけましょう。夜は酔っ払いや野良犬がウロウロしています。巻き込まれると、英語が通じないこともあるので危ないです。また野良犬はむやみに触らないようにしましょう。何もしていないのに追いかけてくることはあまりありませんが、もし噛まれてしまうと狂犬病になる可能性があります。
ブータンで気をつけること②高山病
ブータンは標高が高い地域が多いです。山登りやトレッキングをしなくとも、標高3000メートルの山道を通っていることがあります。また首都ティンプーの標高は約2320m、ちなみに東京の標高は40メートルです。
標高が高いと体に負担がかかることや、高山病になることがあります。こまめに水分補給を行い、トイレに行きましょう!また体が慣れるまでは、アルコールの量も抑えるのがおすすめです。
ブータンで気をつけること③服装
ブータンで寺院など宗教施設等を訪れる際には、服装に注意してください。男女共に露出の多い服装では入れないことがあります。カジュアルすぎないように、襟付きのシャツや長ズボンを持っていくことをおすすめします!
ブータンで禁止されていること
ブータンで禁止されていること①公共の場での喫煙
ブータンは禁煙国家です。国をあげて喫煙を禁止しているため公共の場は全て禁煙です。しかし観光客にも禁煙を求めている訳ではなく、煙草の持ち込みは可能で、ホテルの室内では喫煙することができます。ただブータン国内で煙草の売買は禁止されているため、喫煙者の方はタバコを持ち込む必要があり、持ち込みには税金が課せられます。喫煙者の方は、道端で吸わないように注意してください。
ブータンで禁止されていること②屋内での写真撮影
ブータンには美しい景色がたくさんありますが、写真撮影にも気をつける点があります。宗教施設などの室内での撮影は基本的に禁止です。または許可が必要なことがあります。屋内で撮影を行いたい時は、ガイドさんに尋ねるなど、しっかりと確認をしてからにしましょう。
ブータンの治安まとめ
ブータンは比較的治安がよく、旅行に訪れやすい国です!しかし高山病など、体調面で気をつけたほうがいいこともあります。また宗教や伝統を大切にしている国ですので、宗教施設等で無礼にあたる態度は取らないように気をつけましょう!素敵なブータン旅行をお過ごしください。