ブータン王国の観光スポット①ティンプー
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東洋最後の秘境といわれる、神秘的な国ブータン王国。2011年にブータン国王と女王が来日され、スピーチされたことに感動した日本国民も多いと思います。そんなブータン王国の首都となっているのが、西部に位置する首都「ティンプー」です。主要都市の「パロ」まで車で1時間、「プナカ」から約3時間のアクセスのよいところに位置しています。ティンプーは大阪と同じくらいの面積で、人口は約10万人。ティンプーはブータン国内でも特に近代化が進んだ街としても知られ、多くの周辺の国の人々が行きかい、インド人なども多く住んでいます。色々な文化が混ざり合うオリエンタルな土地柄でもありますので、街並みや人々の姿は必見です。また、ブータンには信号機がないので、街を散策するのも文化の違いが見られて楽しいです。
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ブータン王国の観光スポット②タシチョ・ゾン
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政治の中心地でもあり、大僧正である、「ジェ・ケンポ」の座所でもあります。ブータンの仏教の中心地となっています。見学できる時間が、3月から10月にかけては17時から日没まで、11月から2月は16時から日没までと、限られた時間のみ見学が可能になっています。見学の時には、とても神聖な場所でもありますので、マナーに気を付けてみるようにしてください。民族衣装での入場の際は、男性はカムニ、女性はラチェーの着用が義務です。私服の場合もタンクトップや短いスカートなどでは入れません。肌の露出は最小限に抑え、節度あるもので行くようにして下さい。サンダルでも入れないので、靴を一足用意しておくと便利です。内部の写真撮影は禁止されており、セキュリティーチェックもあります。建物はとても大きく荘厳で、釘を一切使わない木組みの伝統的な手法で建てられたものです。
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ブータン王国の観光スポット③クエンセルポダン
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首都のティンプー市街地から、約5キロほど南にある、巨大な仏陀の座像です。山の尾根に造られており、高さが50メートルを超えます。こちらの像は、シンガポールや香港などにいる仏教徒の寄付で建てられたものです。完成したのが2012年と比較的新しく、金色に輝く姿を見ることができます。総工費が80億円をこえるとされ、仏陀の内部には数多くの仏像が安置されています。また、クエンセルポダンは山のすそ野に位置しているため、ティンプー市内と、周りの景色を存分に眺めることができる絶景ポイントでもあります。
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ブータン王国の観光スポット④メモリアル・チョルテン
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第三代ブータン国王が1973年に亡くなられたのをしのんで造られた建物「メモリアル・チョルテン」。ティンプー市民が多く訪れる、憩いの場ともなっており、多くの人で常に賑わっています。毎日のように参拝する市民も多く、いつも賑やかです。ブータン市民の素の表情や生活の一部を垣間見ることができます。内部に入ることもできますが、時間帯によっては入れないこともありますので注意してください。マニ車と呼ばれる、仏具が隣に設置されており、経文が書かれているもので、右回りに一回転させると、一回お経を唱えたことになります。くるくると回すと、徳を積めると言われており、メモリアル・チョルテンには大きなマニ車がありますので必見です。
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ブータン王国の観光スポット⑤王制100周年記念市場
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旅の醍醐味の一つとして、その国の市場を見に行くのが好きな方も多いと思います。この「王制100周年記念市場」は、ブータンで最大級の規模を誇る市場で、最古の歴史を持ちます。かつては屋根がついた露店の市場の形態をしていましたが、王制100周年を機に、2階建ての建物へと改築されたものです。果物や野菜などの他にも、香辛料や加工肉、お米などの種類も豊富に売られているのを見ることができます。ブータンは国土内の標高差がある国で、南部は標高100メートル、北部では7561メートルと差があります。亜熱帯、温帯、寒帯と気候も分かれており、果物などは南部で栽培されたものです。
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ブータン王国の観光スポット⑥ドゥプトプ尼僧院
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タシチョ・ゾンよりも高台に位置している尼僧院「ドゥプトプ尼僧院」は、寺院から絶好の景色が見られることでも有名です。ブータンに鉄の橋を伝え、建設した有名なタントン・ギャルポが瞑想した土地に建てたと言われています。中では、尼僧たちが集団生活をしていて、建物の中には5メートルにも及ぶタントン・ギャルポの像があります。若い尼僧は剃髪していますが、修行を積んだ方になると、剃髪しなくても良いので、もし髪の長い方がいらっしゃったら、地元の人ではなく髪の長い方がいても高貴な方です。バルコニーなどもあり、花壇にはお花が植えられていて、とても居心地の良い空間です。
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ブータン王国の観光スポット⑦チャンリミタン競技場
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ブータンの国技でもあり、伝統スポーツとしていたるところで行われているのが「ダツェ」と呼ばれる弓術です。競技としては10人前後のグループに分かれ、130メートル先の相手陣地の的を狙い、当たった部分の点数を加算していき、25点を先取したチームが勝ちというものです。ティンプー市内で一番有名な射場が「チャンミリタン競技場」の横にある射場で、見学をすることができます。
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ブータン王国の観光スポット⑧チャンガンカ・ラカン
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ティンプー市内でも霊験あらたかなお寺として、市民から多くの信仰を集めているのが、「チャンガンカ・ラカン」です。ティンプー市民は、子供が生まれたときには必ずこの寺院にお参りをし、お坊さんに名前を付けてもらいます。こちらも、半袖や短パンなどでの入場は好ましくないので、羽織る物などがあると良いです。
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ブータン王国の観光スポット⑨ホテル・ペドリン
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ティンプー市内のホテル選びに迷ったら、中心地でもあるこの「ホテル・ペドリン」を選んでみることをおすすめします。ティンプー市内の交差点の近くなので、ティンプー名物でもある交通整理の警察官の姿を見ることができます。ブータンには信号機がないため、この警察官の指示によって、車の整理が行われています。ティンプー観光に欠かせない見どころの一つが見られるのでおすすめのホテルです。内装もきれいで、必要最低限のものはそろえられているので、ビジネスにも最適です。
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Pedling Hotel & Spa, Thimphu Bhutan | Hotels in Thimphu | Hotels in Bhutan
Located in the heart of the business and shopping areas of Thimphu, Hotel Pedling is one of Thimphu\'s most popular hotels for international travelers in Thimphu, Bhutan
ブータン王国の観光スポット⑩ホテル・ドゥルック
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ティンプー市内の中心部にある、時計塔広場前にあるスーベリアクラスのホテルです。ホテルのマネージャーが日本が大好きとのことで、とてもよくしてくれます。清潔感と高級感があり、バスタブがついているので、お風呂に浸かりたいという方はこのホテルがおすすめです。また、時計塔広場では週末になると多くのイベントが行われていますので、そちらへのアクセスも抜群です。
【住所】P.O.BOX:1178, Clock Tower Square, Thimphu, Bhutan
ブータン王国の観光スポット⑪ル・メリディアン・ティンプー
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せっかくの旅行は豪華にしたいという方におすすめなのが、2014年に完成した比較的新しいホテル「ル・メリディアン・ティンプー」です。ブータン国内でもトップを誇る清潔さと設備の充実さで、豪華なデラックスホテルでもあります。スパやフィットネスセンターなどもあるため、近代的な雰囲気のあるホテルです。
まとめ
ブータン王国の首都ティンプーは、様々な寺院や見どころがあり、非常に旅行する上でも重要な観光スポットとなる都市です。お寺に入るには時間や服装、靴などの注意が必要なので、マナーを守って観光するようにして下さい。東洋最後の秘境ブータンを、ぜひたくさん楽しんでください。