神戸で神社巡りをしよう!
神戸で神社巡りをするなら八社巡りをしてみませんか?八社巡りはかつて又神功皇后の三韓帰途の際に巡拝された8つの神社を参拝するコースで、それぞれ厄除けや、ご利益のいただけるパワースポットでもあります。八社巡りは同時に、地元に愛されている神社でもありますからきっと神戸を感じることが出来るでしょう。では早速紹介していきましょう。
神戸の八社巡りとは?
神戸の三宮駅から神戸駅には8つの神社が点在しています。一宮から八宮を数え港神戸の守護神として地元の人々から信仰され古来よりこの八社を節分の日に巡拝して厄払いをするのが風習だったそうです。現在でも多くの人々から親しまれている参拝コースです。ぜひ、神戸に来たときは巡拝コースを歩いてみてはいかがでしょうか?有名な八社巡りをして、厄除けのご利益をもらって神戸を満喫しましょう。
神戸で有名な神社巡りその1田心姫命
一社目は田心姫命様が奉られている一宮神社です。アマテラスとスサノオという誓いで生まれた女神様で宗像三女神の一柱です。別名は奥津島比売命ともいいます。神戸市中央区山本通1丁目にあり、最寄り駅は神戸三宮駅です。駅からちょうど1kmぐらいの地点にある神戸三宮の北野坂の近くにあります。
一宮神社の御祭神はあの天照大御神の三女神ですが、福岡県宗像郡沖にある宗像大社から歓請されたともいわれていて大国主命の后として一緒に日本国の開発と経営に協力されたとし又神功皇后の三韓帰途に巡拝された一社でもあります。
神戸で有名な神社巡りその2天忍穂耳尊
二宮神社は天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)という神様を祀っていて、史実に従えばこの二宮神社の歴史はなんと1800年以上ともいわれています。当時生田神社のあった砂山で大洪水の災害にあったときに生田神社の神様をお祀りしたとも伝えられ、生田神社の御神体を奉安したといわれる「御幸石」が今でも残っています。ぜひごらんになってみてください。
この二宮神社では結婚式をあげることや初詣、七五三といった各種祈願が行えます。天照大御神の長男にあたる御祭神は、葦原中国すなわち日本の支配を命じられた神格の高い神様であり、勝負神様とされています。勝運のほか、受験、財運向上、就職、芸能、結婚、安産、などのご利益があるとされています。
神戸で有名な神社巡りその3湍津姫命
三宮神社は兵庫県神戸市中央区三宮町にある神社です。湍津姫命(たきつひめのみこと)を祭神として祀っています。航海の安全と商工業の繁栄の神様として昔から一般の崇敬厚い神社です。実際は古い記録がないため創設は不明です。境内に「史蹟 神戸事件発生地碑」という昔の大砲が置かれているのが特徴です。航海・交通安全のご利益があるとされます。
明治元年には神戸事件という事件の舞台になったことでも有名で、岡山藩(備前藩)兵と外国兵がこの三宮神社で衝突した事件として備前事件としても知られています。兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目に位置しています。ぜひ足を運んでその歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
神戸で有名な神社巡りその4市杵島姫命
四宮神社は「市杵島姫命」という神様を奉っています。通称「弁財天」、「弁天さま」としても有名です。とても美しい女神様で芸能、文学といった才能に長けていたとされ何んでも器用にこなす女らしい、神様だそうです。また素直でやさしく、八百万の神々に愛された幸せの神様でもあるそうです。そんな四宮神社は鬼門、鎮護、厄除、商売繁盛、芸能のご利益があるとされます。
創建年月は不明とされていますが、摂政元年二月に三韓征伐の帰途だった神功皇后様が、ご神託により活田の神を長狭の国にお祀りする際に同国8ヵ所に鎮座されていた神々を順に巡拝された一社ということで「四の御前の神」と命名したとのことです。
神戸で有名な神社巡りその5天穂日命
五宮神社は八社巡りをする中でも一番秘境ともいえる場所にあり、そこから見える絶景が人気だったりします。バスも出ているのでバスでのアクセスも良いようです。ご祭神は天穂日命(あめのほひのみこと)という神様で開発と厄除けのご神徳、ご利益があるとのことです。何か新しいチャレンジを試みたときにお参りするとよいとされています。
見所としてはお参りもそうですが、「平野歴史クラブ」として新社務所を使って歴史講演会が開催されています。また、阪神淡路大震災犠牲者慰霊碑があり当時の歴史を顧みることもできます。また昔、又花隈の盛んだったころは芸者集の信仰も厚く、当時納された絵馬が今でも稲荷社にあるとのことです。注意するのは周辺に駐車場がないのでくるときはバスかタクシー、徒歩になります。
神戸で有名な神社巡りその6天津彦根命
六宮神社は天津彦根命(あまつひこねのみこと)様を御祭神として奉っています。天照大御神が剣玉と素盞鳴尊とを交換し誓約をされた際、生まれたとされる神様で神功皇后が三韓からの帰途のときに巡拝したうちの一社です。当社は、現在の楠寺の前にあったのですが明治42年12月に八宮神社に合祀されました。
六宮神社のご利益は武運長久といわれています。天津彦根命は、、風の神、雨の神、日の神と諸説あります。現在では八宮神社の御社殿と合祀しているのでその社の右側あたりに「六宮神社合祀」と書かれた木の札が下がっていますのでわかりやすいはずです。
神戸で有名な神社巡りその7大己貴命
七宮神社は主祭神大己貴命(おおなむちのみこと)を奉っている神社です。国造神や、農業神、そして商業神ともいわれています。創建の年代は定かではありませんが延書式に七宮の前身と称されている記述があるそうです。な波やは八千矛神、大物主神、大国主命、葦原醜男、大国玉神、顧国玉神という七つの名前を称えて七宮神社とするそうです。
七宮神社は出雲大社の御祭神大己貴命が兵庫の地を開拓したことで土地開発、商売繁昌、家内安全、、航海々上安全、福徳円満、縁結び、無病息災という七大幸福を御神徳、語利益があるとして崇敬されています。アクセスはJR「神戸駅」から南西へ700m徒歩でいくとつきます。市バスでも「七宮町バス停」下車してすぐのところにあるのでわかりやすいはずです。
神戸で有名な神社巡りその8天忍日命
八宮神社は天忍日命(オシホミミノミコト)をはじめとした8柱を祭神としているのでその名前で呼ばれています。創建は不明ですが江戸時代後期の書物をみると、そのなかに元和三年再建の棟札ありとされていることで、それ以上の歴史があることがわかります。
現在では生田裔神八社の六宮神社と合祀されており厄除けのご利益があることで知られています。昔は現在地よりも南東約300mにある弁護士会館のところにありましたが明治20年に市役所を当社境内地に作ることになり現在の場所にうつりました。秋祭りも開催される神社で有名です。市営地下鉄「大倉山駅」の東南出口から徒歩ですぐにいけます。ぜひ八社巡りを楽しんでみてください。
神戸で有名な神社巡りまとめ
いかがでしたでしょうか。神戸の八社巡りはさまざまな神社を巡って、それぞれの厄除けを中心としたご利益をいただけるスーパーパワースポットです。みなさんも神戸に行った際にはこの八社めぐりをして、たくさんの力を蓄えてみてはいかがでしょうか。きっとすばらしい旅になることでしょう。