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雲仙のつつじが見れる名所5選【2018年度版】~見頃や祭り情報まで~

2024.02.25

雲仙地方の山の上部全体をピンク色に染めてしまう雲仙つつじ。その美しさは、周囲の火山活動の荒涼とした風景とは対照的で、見るものを圧倒します。そこで雲仙つつじを鑑賞する公園などの名所と、それぞれの見頃の時期やツツジ祭りの情報などを併せてご紹介いたします。

  1. 雲仙のつつじ「ミヤマキリシマ」
  2. 雲仙つつじの名所5選:①雲仙地獄
  3. 雲仙つつじの名所6選:②宝原つつじ公園
  4. 雲仙つつじの名所5選:③池ノ原園地  
  5. 雲仙つつじの名所5選:④仁田峠
  6. 雲仙つつじの名所5選:⑤妙見岳・国見岳 
  7. まとめ
「雲仙ツツジ」の名前で親しまれている紫紅色の花。実は九州の高山に咲く「ミヤマキリシマ」の別称です。霧島山、阿蘇山、九重山などがその有名な場所として知られています。
一方「雲仙ツツジ」の名称として、長崎県の県花に指定されています。だいたい4月下旬から6月上旬までの間、10万本もの株が、枝先に花茎2〜3cmほどの花を密生させた光景は、実に壮大で美しく、その時期多くの観光客が花を愛でるために雲仙の名所に集まります。
標高680m、4月下旬頃から咲き初めます。雲仙観光の拠点、雲仙温泉の大きな見どころのひとつ「雲仙地獄」。そこかしこから吹き出る高温の温泉と硫黄臭を伴う臭気が独特の雰囲気を作っています。その白と灰色の世界とは対照的に、雲仙つつじが咲き誇るギャップは不思議な気持ちにさせます。
雲仙つつじは平年では、4月下旬から咲き始めますが、雲仙温泉の温泉街に近いことから、最も身近に雲仙つつじの開花を楽しむことが出来るエリアです。最盛期には、イベントやつつじ祭りがあり、花を愛でる人を乗せた観光バスが、初夏の雲仙を彩ります。
標高750m、つつじの群落の見頃は5月上旬から中旬。雲仙地獄のつつじがピークを過ぎた頃に満開になるのが宝原つつじ公園です。雲仙つつじの群落を保護した公園で、遊歩道もあり花を間近に見る格好のポイントです。
ただし、シーズンにはどっと人が押し寄せて、30台ほどある駐車場がいっぱいになり待つコトもあるので注意が必要ですね。自生のつつじの他にも春先の山草が多い場所でもあり、一年を通して楽しめる場所です。この時期は雲仙を取り巻く各所で祭りもあり、賑やかな季節です。
標高750m、5月上旬から中旬頃が見頃です。このころになると雲仙地獄のつつじは終りを告げて、花見の人はこの辺りへ来ます。池ノ原園地は雲仙の名峰普賢岳への登山口、したがって登山をしながら、雲仙つつじを見ようとする人が多い場所です。
公園には3箇所ほどの駐車場があり、登山のクルマが置いてあります。つつじの群落としては、「宝原つつじ公園」よりは規模は小さいものの、自然の姿という感じがします。これはこれでなかなかです。
標高1100m、5月の中旬から下旬が見頃です、雲仙つつじを見る最高のポイントということでもあり、シーズンは各地から花を見に集まる観光客で、駐車場もいっぱいになります。特に、仁田峠駐車場からの「雲仙ロープウェイ」は標高1333mの妙見岳まで一気に登るとあって混み合います。
山全体が紫紅色に染まる様は圧倒的、かつ圧巻です。花のピーク時には、夜のライトアップもあり、その光景は幻想的で、雲仙つつじの素晴らしさを思い切り堪能でき、お祭り騒ぎとなります。ロープウェイからの景観は、つつじの時期に限らず、秋の紅葉の美事さも実は、有名で、その荘厳な紅葉を見るために観光客が押し寄せる一大ポイントでもあります。
標高1340m、5月中旬頃から6月上旬が見頃です。仁田峠からロープウェイで一気に登った妙見岳とそこからの縦走路です。その年の雲仙つつじを最後に見る場所で、標高差174m、距離にして500mを登り切った最後に、山を覆い尽くす雲仙つつじの大群落が見えてきます。
雲仙の山を登る重要な登山拠点でもあり、食堂や休憩所なども整備されていて、つつじの季節から秋の紅葉までお客が絶えないパノラマを見る雲仙を代表する観光地のひとつです。参考までに、紅葉に染まる風景を一枚用意しました、その素晴らしさが解ると思います。
【雲仙の花など総合情報の詳細はこちらで】
雲仙つつじを鑑賞する有名ポイントと見頃をその時期に沿って紹介してきました。紫紅色に山が染まる雲仙つつじを見るためのお役に立てばと思います。