ウェールズのエリアによって若干温度差はありますが、6,7,8月はイングランド国内と同じように20度を超える日も多く、日差しがとても強いです。冬はもちろん寒く、雨も多くなります。ウェールズの気候の特徴として「雨」があります。イギリスというとイメージする天気そのままでしょう。ただ、雨が降っても、風が強い日もあり、また、急寒い雨が降り出すことも。傘よりレインコートを利用している人がほとんどで、雨だけでなく、寒さ対策にもなるのでとっても効率的ですね。
ウェールズの首都はカーディフで、Great Britainを構成する4つの国のひとつです。スコットランド、アイルランド、イングランドとウェールズですね。以前は、石炭などの地下資源が豊富で、産業革命を支えたという歴史も残っているほど、地下資源が豊富でした。
引用: https://www.instagram.com/p/6zlczBNamw/?taken-at=633881311
言語はウェールズ語という独自の言語が存在します。一歩ウェールズに入れば、英語表記の道路標示の看板にウェールズ語が書かれているのも目にするでしょう。現在ではこういった看板以外はほとんどウェールズ語は使用されていません。人口の20%以下が言語を使いこなせるか、といったところ。
History of Wales
The story of Wales begins with the Celts - our timeline gives a snapshot of Wales' history.
イギリスの料理はそもそもまずいと言われていて、おいしいものがないイメージですね。ましてあまり有名ではないウェールズにおいしい料理なんてあるの?と思われがちです。実はその、あまり知られていないウェールズの料理は日本人の口に合うものがとても多いんです。野菜、肉、魚介と、どれをとってもおいしく、日本とちょっと似ている気もしますね。
ウェールズの伝統料理で、海藻のペーストをパンに塗って食べたり、カリカリに焼いたベーコンと食べるのがおすすめ。朝食に食べることが多く、磯の香りがふんわりとします。
スコットランド伝統のショートブレッドに少し似ていますが、シナモンやナツメグなどの香辛料を使って焼き上げています。丸い形をしていて、一見スコーンがつぶれてしまったかのよう。スコーンのように何かを縫って食べることはないので、そのままがぶりとどうぞ!
スノードニアは、ハイキングや登山者に一番人気のあるイギリスの山の中では最高峰の山です。スノードニア国立公園のエリアにあります。どこからも眺めは最高で、空気は澄んでいて、まさにトータルリラクゼーションとはこのこと。
Eryri - Snowdonia
Awdurdod Parc Cenedlaethol Eryri - Snowdonia National Park Authority
北西ウェールズからスノードニアの頂上を結ぶ保存鉄道です。100年以上も愛され続けています。イギリスでは唯一、人が乗ることができるラック式鉄道で、鉄道ファンも多く訪れます。
カーナーヴォン城はジブリ映画、「天空の城ラピュタ」のモデルともなった城です。ユネスコの世界遺産にも登録されている城の一つ。13世紀にエドワード一世によって膨大な金額を使い作られ、最大で最強の城と言われています。あなたの目で最大で最強の城を見てみませんか。
ウェールズのAberystwythから少し離れた場所に位置するデビルズブリッジは、11世紀に建てられた橋が一番古く、1901年に建設された橋と合わせ、3つの橋が架かっています。ちょっとした登山より、上り下りが多いですが、見通しは素晴らしいものがあります。このエリアはとっても滑りやすいので、滑りにくい靴と、登山用の格好をして向かいましょう。
引用: https://www.instagram.com/p/BoQphciBCgt/?taken-at=278364394
英国で最も美しいと言われる森や歴史のある庭園があなたを待っていますよ。
ゆっくりと周囲を見ながらハイキングをするのがおすすめ。
短期滞在ではなく、数日滞在できるのであれば、周辺には素敵なコテージがあるのでホテルではなくコテージに泊まってみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ここに書ききれないほどの魅力があるウェールズ。冬の気候は、皆さんのイメージ通りのイギリス、「暗くて、雨!」の天気が続きますが、雨でも趣があり、美しい観光地ばかり。イギリス旅行を考えいているかたは、ロンドンのみでなく、ぜひウェールズまで足を運んでみてくださいね。ロンドンからは電車で2時間前後。コーチ(大型バス)でも行くことができますよ!