イタリアの温泉文化
歴史
人気映画テルマエ・ロマエにより日本でも認知度の上がっているイタリアの温泉文化。実は日本以外でも温泉を楽しんでいる国は世界にたくさんあるのです。イタリアの温泉文化は紀元前に遡ります。日本同様、リラクゼーションや健康を保つスポットとして人々から愛され、マッサージやサウナ、美味しい料理やワインも楽しめます。
ベストシーズン
シーズンは春から夏とされていますが、冬でも楽しめます。ただしイタリアの温泉は日本の温泉に比べ温度が低め。冬に訪れる際はなるべく温度の高い温泉地をチョイスするのがおすすめです。
注意点
日本と違うのは多くの場所は、混浴のため水着着用となります。イタリア温泉旅行の際は水着をお忘れなく。
イタリアのおすすめ温泉①モンテカティーニテルメ
フィレンツェから電車で50分のとろこにあるのは有名な温泉街モンテカティーニテルメです。温泉公園と呼ばれる敷地には4つもの源泉がありそれぞれ成分が異なります。
~テルメ・テットゥッチョ(Tettuccio)~
場所
住所;Viale Fedeli, 51016, Montecatini Terme, Italy
入浴料/営業時間
入場料として6€で見学と飲温泉水付きです。こちらは2部制で午前の部は午前8時~12時まで、午後の部は16時~19時です。
おすすめポイント
こちらは浸かるのでは温泉水を飲んで健康になるための施設です。美しい建物を見学しながら温泉水でデトックスをしてみてはいかがでしょうか。
~その他テルメ~
モンテカティーニテルメにはシンボルのテルメ・テットゥッチョ(Tettuccio)以外にも温泉を楽しむ施設が 7つあります。エクセルシオール(Excelsior)、レーディ(Redi)、グロッコ(Grocco)、ラ・サルーテ(La Salute)、レオポルディーネ(Leopoldine)、レジーナ(Regina)、タメリーチ(Tamerici)、トレッタ(Torretta)では入浴も楽しめるのでぜひチェックしてみてくださいね。
イタリアのおすすめ温泉②キューシーテルメ(QC TERME)
場所
ミラノの中心地に唯一ある温泉は下鉄Porta Romanaの駅から徒歩すぐという好立地です。
住所:Piazzale Medaglie d'Oro, 2 angolo Via Filippetti 20135 Milano
入浴料/営業時間
入浴料は1日券45€(土日は50€)、17時半以降40€(土日は42€)、19時半以降は38€(土日は40€)となります。※14歳以下は入浴不可です。
営業時間は月~木曜は9時半~24時、金曜は9時半~24時半、土曜は8時半~24時半、日曜祝日は8時半~24時となります。
温泉温度
1番温かい温泉で38度程度です。
おすすめポイント
入浴料にはバスローブ、タオル、ビーチサンダル、電子ロッカーが込みとなっており、お洒落な休憩スペースも充実しているので1日中楽しめます。そしてなんと18時以降は無料でワインも飲めちゃいます。滝のお風呂や足つぼのお風呂など様々なお風呂にサウナも充実しています。夜には割引があるのでミラノ観光で疲れた体を癒すのにもピッタリです。こちらも男女混浴なので水着着用です。サウナが充実しているので温泉の温度は低いですが冬でも十分楽しめるのも嬉しいです。
イタリアのおすすめ温泉③ムリーノの滝(La cascate del mulino)
場所
トスカーナ州南部にあるサトゥルニアにあります。駐車場も無料なので、レンタカーで訪れるのがおススメです。広大な田園地帯を超えた先にあるのでドライブもとっても楽しめます。
住所:Loc. Cascate del Mulino, 58050 Saturnia, Manciano, Italy
入浴料/営業時間
無料で24時間年中無休です。
温泉温度
37度前後でぬるめです。
おすすめポイント
管理人のいない温泉地です。滝つぼが浴槽変わりになってまさに天然露天風呂が満喫できます。硫黄の匂いも強めで夜にはライトアップされるのでロマンチックな雰囲気です。水底にたまっているファンゴ(泥)は潤い成分が含まれているのでお肌にぬるとすべすべになります。こちらはもちろん混浴水着着用です。更衣室もなく、足元も悪いのでサンダルがあると便利です。
まとめ
イタリアの温泉はいかがだったでしょうか。温泉大国イタリアで体も心もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。