ドイツの有名な祭り①オクトーバーフェスト
場所
世界一のビールの祭典オクトーバーフェストはミュンヘンの市内レージエンヴィーゼ公園で開催されます。毎年9月の半ばから10月にかけての開催です。
歴史
日本でも開催されるようになったオクトーバーフェストの起源は1810年にまで遡ります。当時の皇太子の結婚式でビールを飲んで最大に祝ったことがはじまりで、200年以上もの歴史があります。
みどころ
最初の見どころは何と言っても開会式です。テレージエンヴィーゼの会場に向けて民族衣装に身を包んだ人々や馬車によるパレートが開催され、開会と同時に銃声も鳴り響く華やかな幕開けです。開催したら、大いに本場オクトーバーフェストの雰囲気を楽しんでくさい。基本1リットルで注文する大きなビールで店員さんも地元の方も民族衣装に身を包み楽しく酒盛りの始まりです。ビールだけでなくドイツの伝統料理なども楽しめます。また、このお祭りに合わせて移動遊園地もやってきます。
ドイツの有名な祭り②クリスマスマーケット
場所
規模の大小はありますがほとんどの都市で11月の最後の週末からクリスマスの前まで開催されます。
歴史
キリスト教のヨーロッパ各地でクリスマスは昔から祝われていましたが、クリスマスの準備のためのマーケット、クリスマスマーケットは15世紀にはじまったドレスデンのものが最古と言われています。
みどころ
クリスマスマーケットではクリスマスの可愛いグッツやおもちゃの屋台だけでなく、ホットワインやフランクフルトなど美味しいドイツ料理の屋台もずらっと軒を連ねます。屋台のデコレーションもとっても可愛くおとぎの国に迷い込んだようなメルヘンの世界が味わえます。
ドイツの有名な祭り③カーニバル
場所
ノルトライン=ヴェストファーレン州のデュッセルドルフ、ケルンそしてラインラント=プファルツ州のマインツのカーニバルが有名で2月に行われます。
歴史
リオやヴェネチア同様にドイツもカトリック教のお祭りカーニバルが行われます。このお祭りはかつて行われていたイースター前の断食前に、しっかり食べておくために開催されたことによりはじまりました。今では断食は行われませんが年々カーニバルの盛大さは増しています。
みどころ
この期間は思い思いに仮装して街中でダンスを踊ったりビールを飲んだりとお祭り騒ぎがはじまります。美術館などは閉館し、仕事もお休みもしくは半休となる会社が多いです。特に最終日のバラの月曜日には仮装した人々や山車が街中を練り歩きお菓子を投げます。この時お菓子をもらうために集まった人々はかけ声を掛けますが、デュッセルドルフではヘラウ(Helau)」、ケルンは「Alaaf(アラーフ)」と異なります。同じ州で常に比べられるこの2都市は仲が悪いことでも有名です。かけ声はくれぐれも間違えないように。
ドイツの有名な祭り④ヤーパンタック
場所
ヨーロッパ最大の日本人街のあるデュッセルドルフのライン川沿いで毎年5月に行われます。
歴史
2002年より始まったこのお祭りは日本とドイツの文化交流と絆を深めることを目的に始まり2018年で17回を数えました。毎年75万にもの人々が集まるこの期間はデュッセルドルフのライン川に集まります。
みどころ
日本が大好きなドイツ人の集まるデュッセルドルフで毎年行われるヤーパンタッグは、日本デーという意味です。たくさんの日本食レストランが屋台を出店し、ステージでは日本舞踊や和太鼓が演奏されます。浴衣を着た方だけでなくアニメの仮装をしたドイツ人もたくさん集結。海外の方がどのように日本文化を感じているかを垣間見ることができます。また最終日前日にはライン川沿いで綺麗な花火も打ち上げられ、さらにお祭りを盛り上げてくれます。
まとめ
ドイツのお祭りはいかがだったでしょうか。地元の方に交じってドイツビールや仮装を楽しんでみてください。普段とは違った旅の思い出にができること間違えなしです。