シンガポールと香港を比較①フライト
シンガポールまでのフライト
日本からシンガポールへは6つの空港(成田・羽田・関西国際・中部国際・福岡・那覇)から直行便でアクセスすることができます。フライト時間は成田・羽田からがもっとも長く7時間30分、最短時間は那覇からの直行便で約5時間30分のフライトでシンガポールへ。LCCで台北やマニラを経由してよりお得なチケットでアクセスするという方法もあります。ジェットスターアジアなどのセール情報をチェックして格安チケットを手に入れるのもおすすめです。
日本からシンガポールまでのフライト料金の目安
LCC利用の場合:3万円〜4万円前後
LCC以外の場合:3.5万円〜5万円前後
香港までのフライト
日本から香港へは成田・羽田・名古屋・関空などの他に、千歳・米子・福岡・沖縄など様々な地方空港からも直行便が出ています。フライト時間はどれも4〜5時間で、飲み物や機内食、映画などを見ているとあっという間に到着。LCCの場合は機内食や預け荷物などがオプションになりますが、時期によってはかなり格安でチケットを購入することもできるので、航空券代を節約したいときはLCCの利用も考えるといいでしょう。
航空券の値段はシンガポール行きよりも香港行きの方が安いので旅行の予算が少ない方には香港がおすすめです。
日本から香港までのフライト料金の目安
LCC利用の場合:2万円前後
LCC以外の場合:4万円前後
シンガポールと香港を比較②時差
海外旅行時に気になる時差についてですが、シンガポールも香港も日本との時差は-1時間です。そのため、時差ボケに苦しむという心配はほとんどありません。日本で過ごすのと同じように、現地に滞在することができます。朝〜夕方の便を利用する場合は機内で睡眠を取り過ぎないようにして、現地について夜ぐっすり眠れるようにしましょう。
シンガポールと香港を比較③物価
シンガポールの物価
東南アジアは物価が安いというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、シンガポールの物価は高めです。ホテルやレストランでの食事代、観光スポットの入場料などは日本と同じくらいか少し高めと考えておくといいでしょう。経済成長中のシンガポールは今後も物価上がっていくことが予想されます。ただし、現地人に親しまれるローカルレストランや屋台では数百円で安く美味しい食事が楽しめることも。予算に合わせてお店選びをするといいですよ。
中でもお酒の値段が高い印象があります。私が行った時は、バーとかでビールを頼むと、一杯1000円ほどしました。東南アジアでは物価がかなり高い方の国です。
香港の物価
香港はシンガポールや日本に比べると物価は少し安いです。しかし、シンガポールと同じく物価が上昇し続けている地域なので、数十年後には日本と同じくらいの物価になっている可能性はあります。物価が少し安いといえど、ホテルやレストランでの食事、嗜好品(カフェでのコーヒーなども含む)が高めです。ただ、ローカルレストランや食堂、スーパーなどの食べ物は安いので、滞在中にも簡単に食費を抑えることができます。香港のホテルは値段の割に狭いという場合が多いのであまり期待しない方がいいかもしれません。
シンガポールと香港を比較④治安
シンガポールと香港ともに治安はいい方です。どちらかといえばシンガポールの方が安全な国です。シンガポールはポイ捨てや歩きタバコをすると罰金になったりと、条例が厳しい国でもあるので、その分治安もいいと思われます。
両者ともに治安がいいとは行っても海外なので、観光客を狙った犯罪はないとはいえません。ですので、どこか違う国に行く時は最低限の注意は必ずしてください。
シンガポールと香港を比較⑤観光スポット
シンガポールの観光スポット
シンガポールは街並みが綺麗で海もあり、南国リゾートらしい楽しみ方ができます。観光客に大人気のセントーサ島では、ユニバーサルスタジオをはじめ、プールやアスレチック、ビーチなど子供も楽しめるスポットがたくさん。治安も良いため、小さな子供連れで旅行に訪れる人も多いです。マリーナベイエリアではショッピングや高層ビル群の夜景などを楽しむことができるのでカップル旅行にもおすすめです。
観光スポットの数でいうと、香港よりシンガポールの方が多くあります。
香港の観光スポット
香港はビクトリアピークから見下ろす絶景や百万ドルの夜景と言われる煌びやかな光景も魅力ですが、アジアらしい混沌とした雰囲気が楽しめるのがおすすめポイントです。夜にはネオンでカラフルに照らされた通りを歩きながら香港グルメの食べ歩きも満喫できます。香港ディズニーランドは小さめですが比較的空いており、キャラクターと写真を撮ったり、アトラクションに乗ったりしてゆっくり楽しめます。アクティブな学生旅行や女子旅にぴったりの街です。
シンガポールと香港を比較⑥食事
シンガポールの食事
多民族国家であるシンガポールは、グルメもとても国際的。様々な国からきた本格料理を楽しむことができます。そんななかで名物グルメとして有名なのはチリクラブやチキンライスです。チリクラブは高めですが、チキンライスは屋台などでリーズナブルに食べられるので、滞在中何度か食べるという人も。ショッピングモールのフードコートには安いお店が並んでいるので様々なお店の看板メニューを少しずつシェアして食べるのもおすすめです。
香港の食事
香港で食べたいグルメといえば、やはり中華料理。なかでも飲茶は少しずつ多様な味が楽しめて、いくらでも食べられそうという声も。その他、海鮮やローストダックなども美味しいですよ。レストランだけでなく、屋台ストリートなどに出かけて食べ歩きをするのも香港グルメの人気の楽しみ方です。
シンガポールには屋台ストリートがある地域はあまりないので、東南アジアの雰囲気を感じたい方には香港の方がおすすめです。
それぞれのチェックポイント
シンガポール
物価が香港より高い
観光地が多い
航空券が香港より高い
綺麗な街並み
ユニバーサルスタジオシンガポールがある
香港
物価がシンガポールより安い
航空券もシンガポールより安い
観光地は東南アジア感が漂うローカルチックな場所が多い
香港ディズニーランドがある
シンガポールと香港の旅行情報まとめ
シンガポールと香港をいくつかの項目で比較しましたが、いかがでしたか?
明るく綺麗な街でリゾート気分を楽しみたい方はシンガポール、混沌とした雰囲気や超高層ビル群を同時に楽しみたい方は香港、というように好みに合わせて行き先を決めてくださいね。
実際に私は両場所とも行ったことがあるのですが、正直どちらもよかったです。
両方に良さがそれぞれあってどちらの国も満足して楽しむことができました。
一つ提案するのであれば、旅行期間が1泊2日や2泊3日などの短い期間であれば香港、2泊3日以上の旅行期間であれば観光スポットが多いシンガポールをおすすめします。
時間がある方はシンガポールと香港を同じ期間の旅行で訪れてみるのも一つの楽しむ方法かもしれませんね。