【パリ】リヨン駅①基本情報
【リヨン駅(Gare de Lyon)】フランスには「リヨン(Lyon)」という街がありますが、そこにある駅ではなく、パリに位置します。混乱するような「リヨン駅」と付けられているのは、リヨン方面へ向かう列車の発着駅だからです。こうした仕組みは、フランス以外にもヨーロッパ諸国のターミナルでも見られます。
フランス国内での移動に限らず、近隣のスイスやイタリア方面への列車も発着している大きな歴史あるターミナルとなり、国内外から連日たくさんの人々が利用しています。
■住所:Place Louis Armand, 75571 Paris
【パリ】リヨン駅②乗り入れ列車の種類
パリの主要ターミナルであるリヨン駅には、様々な列車の乗り入れがあります。・高速鉄道TGVは、国内線から近隣諸国へ向かう国際線に分かれ発着しており、フランス国内では、南東方向の「リヨン」や「アヴィニョン」、「ニース」へ向かい、一方の国際線では、「スイス」や「イタリア」へ向かいます。・TERでは、ブルゴーニュ方面に行くことができます。
・メトロ1号線、14号線も乗り入れています。1号線では、「シャトレ駅」、「シャルル・ド・ゴール=エトワール駅」を通り、14号線は、「マドレーヌ駅」、「サン・ラザール駅」を通る路線です。もしリヨン駅から「シャルル・ド・ゴール空港」へ行く場合は、空港バスを利用するといいと思います。約1時間で到着しますが、朝や夕方の通勤ラッシュ時は、渋滞しますので時間には余裕を持って行動しましょう。
【パリ】リヨン駅③駅構内
リヨン駅の構内は、3つのフロアに分けて考えることができます。まず、正面の入口から入ってすぐの場所が「ホール1」となり、左奥の方へ進むと「ホール2」。そして0階のフロアが「ホール3」です。各ホール間の移動には約5分かかりますので、ご注意ください。電光掲示板でどの列車がどのホームから発車するか確認できますので、どのホールから出るかもチェックしましょう。トイレは各ホールに設置されていますので、ご安心ください。また、洋服やコスメ、お土産屋さんなどの幅広いジャンルのお店や、カフェにレストランが構内に入っていますので、ある程度の時間を過ごすのもあっという間です。
駅の目の前からホテルが建ち並び、大きなターミナル駅だけに周辺にはカフェやレストラン、さらにギャラリーにアトリエが建ち並ぶ「ヴィアデュック」という建物もあり、フランスならではのアートにも触れられるスポット。カフェにレストランやホテルなど、必要なものは一通り揃っている地域ですので、こうした移動に便利なターミナル付近のホテルを観光の拠点にされても、とても動きやすいと思います。
【パリ】リヨン駅④治安状況
比較的治安状況は安全な方だと思います。ただ、パリのどこにいても最低限、スリや置き引きを警戒するのは必須です。常にご自身の持ち物にはご注意ください。お喋りや写真撮影に気を取られず、日本人はターゲットにされやすいのは事実です。特に夜は、駅に長居はせず早めに離れましょう。
【パリ】リヨン駅⑤ル・トラン・ブルー
【ル・トラン・ブルー(Le train Bleu)】リヨン駅で必ず行っていただきたいオススメのレストラン。映画「ニキータ」のロケ地となったことでも知られており、その建物と内装がそれは豪華で格式のある素敵な造りで、思わず息を飲むほどのレストランです。バロック調の店内に、天井と壁には大きな画が飾られ、パリからマルセイユが描かれています。
こちらでは、正統派のフレンチがいただけます。特にドレスコードは指定ありませんが、常識のある範囲で訪れるといいですね。
⇒ Le Train Bleu | Restaurant Gastronomique Gare de Lyon | Paris 12
SITE OFFICIEL | Restaurant Gastronomique Le Train Bleu, Gare de Lyon - Avec Bar, Cadre d'Exception, Cuisine Gastronomique Française - Produits Frais & de Saison - Réunion & Conférences
まとめ
ここまでパリのリヨン駅をまとめてきました。こうして見ていると色々なお店があり、カフェにレストランまで揃う大きな駅は楽しそうですね。その分、様々な人も訪れる場所ですので、治安に関して、スリや置き引きには常に警戒していてください。今回の内容がパリを訪れる際の参考になれば幸いです。どうぞ素敵な旅をなさってください。