【カプリ島】青の洞窟への行き方①モロ・ベヴェレッロ港へ
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カプリ島行きの船が発着する港は、「ナポリ港」もしくは「ソレント港」です。運行本数や利便の点から、一般的にナポリを拠点にするのが基本です。ナポリへは、イタリアの首都ローマの「テルミニ駅」からイタリアの高速鉄道「トレニタリア」に乗り、早くて約1時間10分で到着する速さです。もし、ミラノ、ベネチア、シチリアから向かう場合は、空の便でナポリへ向かいましょう。
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ナポリからカプリ島への行き方は船とバスで向かう2種類あります。ナポリの港「モロ・ベヴェレッロ港(Molo Beverello」または「メルジェッリーナ港(Mergellina)」からカプリ島へ向かう船が発着しています。「モロ・ベヴェレッロ港」へは、ナポリの旧市街から徒歩でアクセスが可能ですし、ナポリ中央駅からはタクシーを使い約10分、ナポリ空港からはタクシーを使い約20分の距離に位置します。アクセス方法は地下鉄や空港のシャトルバスも運行されていますが、タクシーが一番便利で距離も遠くなく早いです。
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「モロ・ベヴェレッロ港」を出発しカプリ島へ行く「高速船(Aliscafoアリスカーフォ)」を利用します。所有時間約50分、値段は約22€(時期により変動します)。こちらの高速船はSNAV、N.L.G、またはCaremar(フェリー)が運行しており、どちらかの船が1時間に1~2本出ていますので、タイミング合う船に乗りましょう。※青の洞窟へ入場するには、午前中に現地到着することをおすすめします。また、6~9月のハイシーズンの時期は、事前にネットでチケットを予約購入しておくといいです。
【カプリ島】青の洞窟への行き方②カプリ島へ
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モロ・ベヴェレッロ港からカプリ島へいよいよ出発します。港にはたくさんの船が停泊し、どれも同じ様に見えてしまうので、ご自身のチケットの会社の船を間違えないようにご注意ください。「高速船(Aliscafoアリスカーフォ)」は海面をまるで飛んでいるかのように走り抜けますので、前方の席はとても揺れます!船酔いが心配な方は後方の席へ座りましょう。
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そして船に乗る前に食べてはいけないもの「オレンジ(などの柑橘類)」、「コルネット(チョコレート入はもっとダメ)」、「カフェ」です。朝食をちゃんと召し上がっていただいて大丈夫ですが、これらは避けた方が安心です。シンプルな「パン」は船乗りのオススメだそうです。船が動き出したら、船の上下運動に合わせ、船体が上がったら息を吸って、下がったら息を吐くといいそうですので、お試しください。
【カプリ島】青の洞窟への行き方③青の洞窟へ/船を利用する
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カプリ島の「マリーナ・グランデ港(Marina Drande)」に到着すると、次はいざ青の洞窟の入口へ行くためのモーターボートに乗ります。入口までの往復約15€の値段が設定されており、時刻表はありませんので、到着順でモーターボートに乗っていきます。こちらのボートには、シンプルに洞窟の入口までの往復する「グロッタ」と、カプリ島を一周する「ジーロ」がありますので、現地の人がグロッタ、ジーロと声掛けしていますので、わかりやすいと思います。
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青の洞窟へは、毎日100%の確率で入場できるわけではありません。洞窟の入口の高さは約1mという低さからも、天候によりクローズとなることも。夏の時期は比較的毎日入れる確率が高いですが、冬になると(11~3月)入れない確率の方が高くなってしまいます。こればかりは運に任せるほかありません。洞窟に入れるか否かは、マリーナ・グランデ港でわかるか、朝9時更新のネットでも確認できますが、リアルタイムなのはこちらの港になります。
もし、この港でクローズになっても、周辺にはレストランやショッピングが楽しめるスポットが揃っていますのでご安心ください。観光しながら次の運行まで待つのも一つの方法だと思います。そして、モーターボートのチケットも事前に予約できますので、それも安心ですね。
【カプリ島】青の洞窟への行き方④青の洞窟へ/バスを利用する
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船が苦手な方は、カプリ島内からバスで青の洞窟まで行ける方法もあります。先述してきた順番で、「マリーナ・グランデ港」まで行き、そこから島の西部「アナカプリ」へ向かいます。終点の「ヴィットーリア広場」でバスを乗り換え青の洞窟行きに乗ります。目的地に到着すると、停留所から青の洞窟の入口はすぐそこです。絶壁の階段を下りていくと、洞窟内部へ入る小舟が待っています。マリーナ・グランデ港から船で洞窟まで行くと、同じ船に乗っていた人全員が見終わるのを待つ必要がありますが、バスで行くメリットで大きいのは、待たなくていいことです!
【カプリ島】青の洞窟への行き方⑤洞窟の中へ
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洞窟の入口までモーターボートで来たら、洞窟の中へ入るために小舟に乗り換えます。それでも高さ約1m×幅約2mの入口ではギリギリでドキドキする瞬間です。こちらの4人乗りの小舟に乗り移ると、船賃と洞窟の入場料としての値段14€を支払います。このように船から船への移動もあることから、動きやすい服装が必須となります。また、この小舟で入場を待つ時間もハイシーズンのピーク時は1~2時間待つことにもなります。日焼け止めやサングラスなどはお忘れなく。
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長い時間をかけても行く意味のある洞窟の中は、奥行き約60mにもおよぶ真っ暗な世界に、説明ができないほどのきれいなブルーが輝き眩しい限りです。小舟は洞窟内を1周して出ていきますので、シャッターチャンスも肉眼で見る時間も多くはありません。
まとめ
イタリアのリゾート地カプリ島の名物「青の洞窟」への行き方をまとめてきました。人生で一度はこの目で見たい憧れの観光名所であり、行った人にしか味わえない感動と自然がもたらす絶景が待っています。行かれる際の参考にしていただき、どうぞ素敵なカプリ島旅行をなさってください。。